日本共産党9名全員当選！ 上原けんさく4535票7位で再選果たす
23日投開票で行われた東大阪市議会議員選挙で、日本共産党は前回から1万票以上増やし、上原けんさくはじめ9名全員が勝利しました。
全員当選は1987年以来20年ぶりの快挙です。
この市議選は、自民党・公明党・リベラル（一部）による長尾前市長への不信任決議強行の是非が大きな争点になりました。
日本共産党は「無茶な不信任を繰り返さないために、日本共産党」を訴えました。日本共産党とともに不信任決議に反対した野党候補が高位当選するなど市民の良識が発揮されました。
一方で、不信任を強行した自民党が前回から1万2千票以上、公明党が4千票以上減らし、両党への厳しい審判となりました。
日本共産党は、子どもの医療費助成制度の就学前までの拡充やコミュニティバス運行など掲げた公約実現へ向けて頑張ります。
国ではまた消費税増税論議が始まっています。暮らしを守るために、これからも力を尽くします。
上原けんさくのコメント
「ムチャな不信任許さない」市民の良識を発揮して日本共産党9名全員当選させていただきました。
私、上原けんさくは前回比2002票増で、驚くと同時に、期待の重さを感じています。
引き続き市民の暮らしを守るために頑張ります。
そして長尾市政の継続発展へ力つくします。
| 党派名 | 得票数 | 得票率 | 議席数 | 前回比得票数 | 前回比得票率 | 前回比議席数 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 日本共産党 | 40,725票 | 22.87％ | 9 | ＋10,191票 | ＋6.79％ | ＋4 |
| 自民党 | 52,304票 | 29.38％ | 16 | -12,728票 | -4.86％ | -2 |
| 公明党 | 44,487票 | 24.99％ | 12 | -4,691票 | -0.90％ | -2 |
| 民主党 | 15,440票 | 8.67％ | 4 | ＋525票 | ＋0.82％ | -1 |
| 新社会党 | 2,941票 | 1.65％ | 1 | ＋69票 | ＋0.14％ | ±0 |
東大阪地区委員会の声明
東大阪市議会議員選挙の結果について
2007年9月23日 日本共産党東大阪地区委員会
一、9月23日投開票の東大阪市議選で、投票率が前回を下回るなかで、日本共産党は前回から得票を1万票以上増やし9人全員当選しました。日本共産党の全員当選は1987年以来20年ぶりです。大きなご支援を寄せていただいた有権者の皆さん、猛暑の中で連日奮闘いただいた党員・後援会員のみなさん、全国から応援していただいたみなさんに心から御礼申し上げます。
一、今度の市議選は、自民党と公明党、リベラル（一部）による、長尾淳三前市長への不信任決議の強行の是非が大きな争点となりました。
日本共産党は、「無茶な不信任を繰り返させないために、こんどばかりは日本共産党へ」と訴えました。選挙結果は、日本共産党とともに不信任決議に反対した野党候補が高位で当選するなど市民の良識が発揮され、党利党略で不信任を強行した自民党が前回から1万2千以上、公明党が4千票以上それぞれ減らし、両党への厳しい審判となりました。
また、長尾市政が1年余で上下水道庁舎建設計画の中止、同和行政の終結に向けた前進、介護保険や国保料の負担軽減のための努力など、公約をしっかり守り実現に向けて着実に前進してきたことを知らせるとともに、市民の要求と地域の願いの実現を公約にかかげ、日本共産党の9人で市民の暮らしをまもる市政をさらに前進させようと訴えました。この訴えが市民の共感を呼んだものと確信しています。
一、わが党は市議選で訴えた公約実現にただちにとりくむとともに、10月28日投票でおこなわれる市長選挙で、広範な市民のみなさんと力を合わせ、市民の良識の力で、不信任を強行した陣営が担ぐ保守系候補を打ち破り、長尾淳三さんの再選をかちとる決意です。みなさんのいっそうのご支援をお願い申し上げます。