日記

■バイク乗りの週刊日記−2007年後期版

ここではその週にあったことや思ったことを徒然なるままに書いていこうかと思っております。

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■12/31(月)

 空いてしまいましたが伊勢行三日目。最終日は伊勢志摩スカイラインから金剛證寺へ。朝熊山にある金剛證寺は「お伊勢参らば朝熊をかけよ、朝熊かけねば片参り」と言われているところで、ここも今回の伊勢行の目的地のひとつでした。
 まずは奥の院の方から。道中、凄い数と大きさの卒塔婆が壁になっています。奥の院は比較的こぢんまりとしたところでしたが、金剛證寺のほうは色々な史跡等があり、面白いところでした。宝物殿は残念ながら閉鎖していましたが。
 一通り見た後は登山道を歩いて朝熊山経塚群を見に行きました。山の中に五輪塔が数十ある、それだけといえばそれだけのところ。それまでに回った資料館でここのことも知っていたのできましたけど。
 その後は外宮前にバイクを置いて伊勢うどんを食べて帰りました。まだ見てないところも多いのでまたそのうち行きたいですね。


■12/1(土)

 伊勢行二日目。今日はバイクを置いて歩き回る予定だったので鳥羽から電車で五十鈴川駅へ。最初の目的地は別宮の月読宮です。ちょうどたまたま何か神事を行っていて、警備の人に少し下がったところでお参りしてくださいと言われました。確か新嘗祭と言ったと思うのだけど。で、終わるまで眺めてました。その間参詣者は10人もいなかったはず。
 そこから内宮方面に向かって、きのう見つけられなかったお伊勢まいり資料館を探す。内宮から少し離れた大きめの駐車場の奥にありました。これはちょっと見つけにくい。駐車場に止めていればすぐなんですけどね。こちらは和紙人形で作られた資料館です。ただまあおかげ座が充実しすぎなもんで、目新しい発見はあまりなかったのが残念。
 ここから古市参道街道資料館を目指します。途中、桜木地蔵→という看板を見つけたので寄ってみました。ちょっとわかりにくくて地元の人に尋ねたらこれから桜木地蔵に行くところだからとご一緒しました。桜木地蔵は大岡越前にゆかりのお地蔵さんで、かつ最近は松坂出身の武蔵川部屋親方が毎年お参りに来るということで有名なようです。お地蔵さんなのでそんなに大きなところではないのですが、別宮より人が多くて賑やかという感じです。観光というより地元の人に愛されていて、いつも来ている人が集まっているという感じでした。これは素直にすごいなーと思いました。そこで案内してくれたおじさんと常連さんらしき人としばしお話してました。
 おじさんに古市参道街道資料館への道を教えてもらってお礼を述べてお別れ。ところが残念ながら閉まっていました。休みの日ではないはずなんですが。
 引き続き歩いて寂照寺へ。徳川家康の娘、千姫さんの菩提寺?です。あと、たまたま月僊上人の絵画展をやっていたので覗いていきました。絵心がないのでよくわかりませんけど。
 続いてすぐに長峰神社があります。そこから少し歩いて別宮の倭姫宮へ。伊勢神宮を建てる場所の神託を受けたり日本武尊に天叢雲剣を渡した人です。でも神社自身は大正に出来たそうで、ずいぶんと新しいのですね。
 倭姫宮からほとんど隣といっていい場所に神宮徴古館農業館神宮美術館とあります。徴古館は神宮に関することが展示してあって面白かったです。
 そこからすぐに日蓮上人誓いの聖跡がありたちよってから祖霊社伊勢市立郷土資料館へ。郷土資料館も良かった…はずなのだけど、なにが良かったのだったっけ?(苦笑) 実は適当なところがなくて、3時近くになるのにまだ飯食ってなかったのでちょっとふらふらでした。そこで外宮前に行って伊勢うどんを食べました。そこの店のおばさんと話をしていて桜木地蔵がよかったと言ったら、昔桜木地蔵にはお地蔵さんの声を聞く事が出来る人がいて、色々と相談に乗ってくれてたというお話を聞きました。ちょっとここでは書きにくいけど面白い話もありました。
 昼飯の後は須原大社月夜見宮へ。月読宮は内宮の別宮で月夜見宮は外宮の別宮です。そこからはちょっと歩いて伊勢河崎商人館へ。ちなみに道中地元の人に声を掛けられて大岡越前の江戸に行く前にいた奉行所、山田奉行所記念館がいいよと教えてもらったのですが、時間的に行けず。途中、持っている地図にはないが船江上社というところが目にとまったので寄ってみる。意外に大きなところで、龍伝説があったり面白そうなところではありました。
 もう暗くなった頃に伊勢河崎商人館へ。ここがまたよくて、私ひとりにガイドさんがついてくれて締めるまで案内していただきました。なんていうか、愛してるんだなぁという感じのガイドで、街の案内もするようなので、機会があったらまたいってみたいところではあります。
 駅への帰りに「創業万延元年」の文字が目に入ったので播田屋という和菓子屋に入って何が名物かを聞いて絲印煎餅を買って帰りました。
 3日目に続く。しかし桜木地蔵で地元の人と話しているとき、伊勢は歩いて回るには遠いとおっしゃってましたが、一日でこれだけ回れたらかなり密度が濃いと私は思うのですけどね。


■11/26(月)

 伊勢に行ってきました。今回は伊勢を歩いて回るつもりで、二泊三日の内、中日を歩く日と決めてました。
 初日、まずはとりあえず内宮の駐輪場にSVを停めておかげ横町へ。閉まった赤福本店を記念撮影する人が多くて苦笑。おかげ横町のお目当てはおかげ座という資料館。こちらは伊勢参りについてジオラマを案内人がついて解説してくれます。場所がいいだけにちょっと人が多めで質問しにくいのは残念ですが、お値段の割には見るところも多く解説もあるのでいいところでした。しかし、人口3000万人の頃に半年で450万人も来たことがあるというのは凄いです。名古屋万博並みの人口比率と言っていましたが、移動手段を考えるとそのすごさは比べられないですな。
 時間的にお昼になったのでおかげ横町でてこね寿司と伊勢うどんのセットを食べて、内宮見学へ。内宮は三度目くらいかな。内宮については有名すぎるので特に書きませんが、凄い人でした。
 外宮前に観光案内所があるということだったので、観光案内所へ。伊勢では宿が取れず、鳥羽でなんとか宿を取る。
 宿を確保した後、内宮方面に戻って猿田彦神社へ。内宮から比べると外宮は人がぐっと減りますが、外宮に比べるとそれ以外のところは一気に人が減ります。それでもまだこちらは内宮から近い所為か10人程度はつねに居た様に思いました。
 この間、SVで移動中に資料館をふたつほど探していたのですが見落としたのか見つけられず、明日の予定にする事にして、ちょっと離れた二見浦へ行きました。こちらも全国的に有名なのでそう語る事はないのですが、カエルの置物が一杯でなんかユーモラスです。こちらではせっかくなんで、大アサリの焼いたのを食べてました。
 それからは鳥羽の宿へ。宿は…値段の割によくはなかったですが、ここで連泊することにします。駅からすぐなのがとにかく良かったです。晩飯までちょっと時間があったので、中ノ郷駅周辺を散策。明日以降続く。


■10/21(日)

 今回は鯖街道ツーリング。珍しく弁当持参。ただしおにぎりだけの。
 熊川宿に立ち寄ったが、この辺もなかなか面白そうなところです。番所や宿場館の受付の人に色々とお話を伺ってきました。またそのうちきちんと調査に行きたいです。
 小浜のフィッシャーマンズワーフから泉町商店街へ。残念ながらお目当ての朽木屋では浜焼き鯖は売り切れ。仕方ないのでフィッシャーマンズワーフで浜焼き鯖を買って、おにぎりだけの弁当を取り出して昼食。鯖食うためだけにおにぎり弁当を持参というわけです。あ、醤油も今回は忘れませんでした。ここの鯖は本当に美味しいです。
 帰りは奥琵琶湖パークウェイを通って。今現在西から東への一方通行になっているので、たまたま正解の側から行けてよかったです。


■10/8(月)

 3連休は紀伊半島一周でした。いつものだいす氏と木の精氏との3人で、那智勝浦に宿を取って、うまいもん食うツーリングへ。
 岸和田SAで待ち合わせ。高速で南部まで行くつもりが海南辺りで渋滞していたので下道へ。そこからはほぼひたすらR42でした。途中で思い立って白崎海洋公園へ。なかなか面白い景色の場所なのでお薦め。
 途中でお刺身定食など食べて、道の駅南部へ。こちらでは梅干しを買う。ふたりにも買わせたかった。
 潮岬を見てからお宿へ。お宿でも那智勝浦のマグロのお刺身、めはり寿司にサンマ寿司、ごま豆腐など美味しい料理でした。
 次の日は雨模様でさっさと帰る事に。道の駅でむつ寿司を見つけて珍しいから買って帰って、お昼は麦とろろ定食だったかと沢蟹の唐揚げを食べて帰りました。なんか食うことばっかりですが(笑)。


■8/19(日)

 信州方面をふらふらと。おおざっぱに言えば、初日は紅茶飲んで青木湖でキャンプ。その後は鬼女紅葉伝説と戸隠と野沢温泉史跡巡り。要するに趣味に走りまくったツーリングでした。
 初日は渋滞もあってほぼ移動のみ。相変わらずきないねの紅茶が最高に美味しい。夜は青木湖大向キャンプ場にてキャンプ。もっともかなりの人数で斜面にテント張ったり。暑いのも予想外でした。人数少ないと悪くなさそうではあるけど、なにげにこの辺はキャンプするより宿の方が見つけやすかったり。
 二日目。鬼無里のいろは堂にておやきを食べて、前にある鬼無里ふるさと資料館に入る。ここの資料館はなかなかお薦め。宮大工北村喜代松氏の手による屋台(山車)の前では館員さんが説明までしてくれます。いやほんとすごい彫り物ですよ。柱に飾りが付いていますが、柱に飾りを貼り合わせたのではなく、柱と飾りを一本の木から削りだしているんです。しかも籠の中のヒヨコまであったり。それとここで説明を聞いておいたので、後の戸隠神社宝光社や松巌寺の柱も北村喜代松氏作と知っていたので楽しめましたし。
 見た後は松巌時へ。こちらには鬼女紅葉とその家来のお墓や紅葉の絵巻、紅葉を倒したとされる降魔の剣の写真などがありました。  続いて戸隠神社奥社へ。中社と宝光社はすごい人数や駐車場がわからず。戸隠神社はあの有名な天の岩戸があるとされる神社です。いや、戸隠山が岩戸なのか。
 その後鬼女紅葉の岩屋を探したのですが、通行止めでたどり着けず、白馬まで戻って宿を探してユースビラ白馬とおみで一泊。ここのお蕎麦が予想外に美味しく、隠れたいいお店でした。
 三日目。鬼女紅葉の内裏屋敷と月夜の陵を見に行って、とおみお薦めのおやきを食べに。場所はプラネタリウムの斜め前。でもいろは堂の方が好きだな。
 いろは堂に戻って紅茶を飲んでから戸隠神社宝光社と中社へ。中社では民俗資料館や忍術資料館もあったが、こちらはいまひとつの内容。それらを見た後は関川宿の資料館へ。こちらは充実していてお薦め。
 四日目。野沢温泉にて石碑巡り。野沢温泉という狭い地域の中に結構たくさんあるので歩いて探索できるが、説明書きが少ないのが残念。途中、SDカードのメモリが足らなくなってあせるが、近くにカメラ屋があったので、画像をCDに焼いてもらって事なきを得た。カメラ屋に「何かの調査ですか?」と言われた(苦笑)。しかしそれはプライバシーの侵害ではないのか?(笑) 昼過ぎからはリフトで山に上がってトレッキングコースの散策。
 五日目はまっすぐ家に帰ったので特に書く事はなし。
 とまあ随分と趣味に走ったツーリングに出てきました。しかし検索してみると鬼女紅葉さんって結構有名なのね。地元の人に愛されてるなあと思います。


■8/9(木)

 剣山に登ってきました。今ちょうどキレンゲショウマの見頃なのですが、平日のこともあってあまり人がいないのでよかったです。たぶん週末には数珠つなぎの人でしょうね。
 四国の道では時間通行止めの看板があちこちに立っていました。引っかかったのは一箇所だけでしたが、お盆に行かれる方はお気を付けて。


■7/28(土)

 伊吹山に行ってきました。伊吹山は涼しくて良かったのですが、さすが夏休みの百名山だけあって人が一杯でした。ハイキングとしてもちょっと食い足りない距離だったかな。
 帰りは関ヶ原の古戦場へ。ウォーランドにも行くべきだったか。結構面白そうなB級スポットのようです。



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