2日目
次は、ターボコントロールアクチュエータを外します。
シーケンシャルの切り替えを行ってますので、
正圧と負圧の両方でコントロールしてます。

ホースが2本、ナット2個とEリングで外れます。
Eリングを再利用する場合は、外した拍子に
飛ばさないように注意
いよいよ、タービンに取り掛かります。
タービンは下から固定されてます。

図中はナット、はボルトです。
○AだけはM8のナット(他はM10)
○Bは短いボルト
画像で見ると…


プライマリー側

矢印部のボルトとナットは、陰になってます。
セカンダリー側

思いっきりCRCかけてやりましょう。
ナットは緩み止め付なので、緩んでからも
ある程度抵抗があります。

ここで、ボルトが折れたり
ナットがかじったら、組みなおして
専門家に見せましょう。

全部緩んだら、ボルト2本を残して
エア配管、冷却水とオイルのラインを切り離しましょう。
エア配管の切り離し

プライマリーの吸気側に、共締めされている
金属配管を外します。

ターボコントロールバルブの正圧、負圧
ターボプリコントロールアクチュエータ
ウエストゲートアクチュエータ

合計4本がまとまって降りてきてます。
上側もホースが接続されてますので、
配管を折らないように注意して外す。
冷却水とOILのラインの切り離し

矢印間が冷却水のINのライン
(写真は既にホース抜いてます。)

がオイルのINのライン
が冷却水のリターンホース

がオイルのリターンパイプ
セカンダリー側はハウジングに直接接続
プライマリー側はハウジングとの間に延長のパイプが
入ってます。
また、ここも手が入らん
ここまでやれば、タービンは外れるはずですが、
ちょっと、ゆすってみたりして、外し忘れがないか
よく確認しましょう。
(描き忘れもあるかもしれないので…汗)

残っている、タービンのボルトも全部外して
行けそうであれば、おもむろに、大胆に…

タービンを外す!! (いいのか、おぃ!)

そうそう、ヒーターホースとかはなるべく引っ張って
手元を広く取っておきましょう。
途中で引っ掛かると大変です。
タービンはかなり重いです。
外した後のエンジンルーム
(左側の白いのは、照明です。)
スタッドは5本中3本抜けてしまいました。
どっちにしても、残りも外して交換してます。
スタッドの抜き取りは、ダブルナット掛けて
抜いてます。(M10−P1.5のナット使用)
外した後のEXマニホールド
(タービン外すと、面研した方がいいらしいのですが…)
適当にペーパーだけ、掛けました。

矢印のとこに、触媒にエアーを送っているパイプが、
あるので外す。
ここまでくれば、図のボルトとナットを外せば、
(ボルトは長さがそれぞれ違いますので、要注意)
インマニが外れます・・・と思ったが外れない。
なんと、インマニにはインジェクターがくっついてて、
隙間が開くぐらいしか浮き上がらない

燃料ホースを外す。
外す前に給油口の蓋を開けて、ラインの残圧を
逃がしときましょう。

今回は、1本だけ外して強引にインマニ持ち上げて
作業しました。
んで、いよいよガスケットと御対面
別角度から

リアのポートがひどいですな、
ガスケットが抜けたとこから、なんか噴出してますよ…
さらにもう一枚

フロント側は、ましか…
(既にガスケットははがしています。)
パズルか…

下が新型メタルガスケット
上に重ねてるのが、紙ガスケットの残骸
(随分と造りが違うぞ!)
きれいに、紙ガスケットを取り除いて
最強のメタルガスケットに交換♪
この辺で2日目も、あっけなく終了

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