作者の自己紹介
1.作成者
2.私のカニ研究史
Name :丸 村 眞 弘 Masahiro MARUMURA
Address : Tanabe Citry, Wakayama Prefecture, JAPAN
所属学会等: 日本動物分類学会、日本甲殻類学会、南紀生物同好会、沖縄生物学会、
公益財団法人天神崎の自然を大切にする会、和歌山県自然環境研究会
3.今までの研究報告など
丸村眞弘.1984.紀伊南部近海産カニ類の稀少種について(Ⅰ). 南紀生物 27(1). pp35-37.
丸村眞弘.1984.紀伊南部近海産カニ類の稀少種について(Ⅱ). 南紀生物 27(2). pp86-88
丸村眞弘.1985.紀伊南部近海産カニ類の稀少種について(Ⅲ). 南紀生物 28(1). pp41-43.
武田正倫・丸村眞弘.1994.紀伊半島西岸産カニ類の稀種について(Ⅰ). 南紀生物 36(1).
pp.26-30.
丸村眞弘.1994.イワガニ科2稀種の新産地. 南紀生物 36(1). p.65-66.
武田正倫・丸村眞弘.1995.紀伊半島西岸産カニ類の稀種について(Ⅱ). 南紀生物 37(1).
pp.1-7.
Takeda M. & M.Marumura. 1995. Emendatory Notes on Lophoplax sextuberculata Takeda et Kurata
(Crustacea,Decapoda,Brachyura). Bull. Natn. Sci. Mus., Tokyo, 21(3),
pp.87–91.
武田正倫・丸村眞弘.1996.紀伊半島西岸産カニ類の稀種について(Ⅲ). 南紀生物 38(1).
pp.4-10.
丸村眞弘・真鍋黌. 1996. 紀伊半島未記録のカニ類. 南紀生物 38(1). p.19-21.
武田正倫・丸村眞弘.1997.紀伊半島西岸産カニ類の稀種について(Ⅳ). 南紀生物 39(1).
pp.15-20.
Takeda M. & M.Marumura. 1997. Two New Crabs of the Family Xanthidae from Japan. Bull. Natn. Sci.
Mus.,Tokyo,
23(2), pp.97-106. (pdf)
武田正倫・丸村眞弘.2000.紀伊半島西岸産カニ類の稀種について(Ⅴ). 南紀生物 42(1).
pp.35-38.
丸村眞弘・後藤伸・玉井済夫. 2000. 和歌山県におけるミナミベニツケガニの記録. 南紀生物
42(1). p. 73.
Takeda M & M.Marumura. 2002. The Genus Pseudactea Serene,1962, with Description of a New Species from Central Japan.
Bull. Natn. Sci. Mus., Tokyo, 28(2), pp.101-107. (pdf)
丸村眞弘・小阪晃.2003. 永井誠二コレクションカニ類標本目録. pp. 74. 和歌山県立自然博物館. 海南. (pdf)
丸村眞弘・武田正倫.2004. 和歌山県立自然博物館所蔵のカニ類標本(永井コレクション)の分類学的研究 Ⅰ.
日本新記録種(1). 南紀生物 46(2), pp.93‒99.(pdf)
丸村眞弘・武田正倫.2009. 和歌山県立自然博物館所蔵のカニ類標本(永井コレクション)の分類学的研究 Ⅱ
日本新記録種(2). 南紀生物 46(2), pp.75‒80.(pdf)
Takeda, M. & M. Marumura. 2010. Spider Crabs of the Genus Huenia De Haan, 1837 (Crustacea, Decapoda, Brachyura)
from Japan, with Descriptions of Two New Species. Bull. Natl. Mus. Nat.
Sci., Ser. A, 36(2), pp.39-48. (
pdf)
丸村眞弘・武田正倫.2012. 和歌山県立自然博物館所蔵のカニ類標本(永井コレクション)の分類学的研究 Ⅲ
日本新記録種(3). 帝京平成大学紀要. 23(1), pp.189-197. (
pdf)
Takeda. M. & M. Marumura. 2014. A New Species of the Spider Crab Genus Rochinia (Decapoda, Brachyura, Epialtidae) from
the Izu Islands, Central Japan. Bull. Natl. Mus. Nat. Sci., Ser. A,
40(4).pp.207‒213. (pdf)
Marumura.M. & M. Takeda. 2015. Taxonomic Notes on Two Species of Xanthid Crabs
of the genera Hepatoporus Serene, 1984
and Gaillardiellus Guinot, 1976 from the Ryukyu Islands. Fauna Ryukyuana 27, pp.1‒11. (pdf)
丸村眞弘・武田正倫. 2016: 紀伊半島から採集されたタイヨウマルバガニ(新称)Eucrate solaris Yang & Sun, 1979 (Decapoda, Brachyura, Euryplacidae). 南紀生物 58 (1), pp.53‒55.(pdf)
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私が紀伊半島のカニ類相について調査を始めたのは1984年のことで、今年で32目になります。
県立高校で勤務するかたわら、主として磯採集と漁港で網にかかって揚がってきた生物調査を続けてきました。
この間に、国立科学博物館武田正倫博士のご指導のもと、3新種・約20種の日本初記録種を含めて、紀伊半島南西部沖の紀伊水道から400余種を記録しました。
現在は和歌山県立自然博物館に収蔵されている「永井誠二コレクション」の整備・分類を行っており、台湾から
琉球諸島を経て北海道にいたる日本近海で捕獲された約1300種類のカニ類を検討してきました。
この中には多数の日本初記録種と新種が含まれています。
まだまだわが国からの新たな種類のカニ類の発見の可能性が極めて大きく、今後も継続して研究したいと考えています。
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