<治療症例>
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神田歯科医院
兵庫県加古川市平岡町新在家1−256−17
TEL 0794−22−2205
歯周治療
<歯周病と根破折とで>
これも、分割抜歯(ヘミセクション)の症例です。
1番奥の歯が、1根が歯周病でだめになり、
その前の歯は、歯根がひび割れを起こしてしまいました。
どちらの歯も、もう1根は、大丈夫なので、半分ずつ抜くことにしました。
1.初診時
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右端の歯の右の根で、歯周病が矢印あたりまで進んで来ています。 |
2.8年後
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右端の歯の歯周病が、根尖まですすんでしまいました。
患者さんの希望で、もうしばらくこのままに。 |
3.10年後
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右から2本目の歯の左の根(赤矢印)が、ひび割れを起こしたようです。
右の歯とあわせて治療することにしました。
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4.10年後分割抜歯
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右の歯は、歯周病の右の根を分割抜歯
左の歯は、ひび割れの左の根を分割抜歯します。 |
5.10年3ヵ月後
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抜いた後は、左の歯とつないで、小さなブリッジとし、修復完成です。 |
6.14年後
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残り半分の歯は,小さいながらもおのおの1本の歯として役
立っています。
もし2本全部抜けば、入れ歯が必要となるところでした。 |
下顎の奥歯を分割抜歯(ヘミセクション)する場合、
近心根はカーブしている場合が多いので、真直ぐな遠心(奥側)根を残す方が、
有利とされています。
ただこのケースでは、その選択の余地は、ありませんが。
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