最近思うこと〜Machidon〜 ばっくなんばー

  

 あなうれし ゆくも かへるも とどまるも われは 大師と 二人づれなり

        

    ずいぶんとごぶさたしてしまいました。すっかり季節は、夏を終えようとしています。

   仕事面はあいかわらず…なんだかなぁ〜な日々ですが(苦笑)。

   本日、ひさびさに更新しようと思ったのは、ひとまず、みなさまにご報告しておきたい

   ネタ?があったからでございます〜。

   冒頭の写真のとおり、四国お遍路巡拝の旅…無事に、昨日平成20年9月6日、

   一年八ヶ月目にして、『結願』を迎えることができました。

                                            

   思えば、平成19年1月6日(ホントにちょうど一年八ヶ月目の偶然!)

   突然に「四国参り」を始めた私でした。家族も友人・知人も「なんでお遍路??」と

   意図を測りかねるようでした(笑)が、当の本人は、意気揚々?!と「これも癒し旅の

   ひとつ」とばかりに毎回の巡拝ツアーを重ねてきました。

   でも、ほんとに、少しヘコんだ気持ちのままでかけた日もありましたが、お参りを続け

   ているうちに、なんだか不思議な何かに導かれるように、清清しい気分になり、

   小さなことでヘコむな〜って思えたり…。

   結願を迎えた88番札所大窪寺での読経中、ウルル〜とこみ上げるものがありました。

   そして、最初にお参りした1番札所霊山寺にお礼参りに行き、そこで、お寺の方から

   「満願達成の法話」をいただき、ご本尊とお大師様に無事結願したことのご報告を

   し、「無事結願を迎えられた感謝の気持ち」が心底沸いてきました。歩き遍路では

   ないので、「自分」を褒めるにはあまりにおこがましく「よくやった自分!」という気持ち

   はあんまり沸かなくて…。 思えば…私が心配してはいけないからと、体調を壊していた

   にもかかわらず、早朝に、普段どおり見送ってくれた母…(帰宅してビックリ)。そして、

   お遍路していることは、明かしてはいなかったものの、休暇を頂いてツアーに参加した

   ことも多々あったので、そういう意味では、「休暇」が許される状況にあったいまの職場

   環境…。思い立ったら「お遍路さん」経験ができるツアー企画があること…。納経代行を

   してくださった添乗員さん(一番の感謝すべき思い出は、大雪の中、45番岩屋寺を重い

   荷物を担いで、私たちよりも先へ先へと進んで納経所へ向かってくださったことです。)。

   あげればキリがないです。

    何はともあれ、「一区切り」というところでしょうか。来月には、高野山へお礼参りにいき、

   次は西国三十三箇所を目指しますッ(すっかりハマっている…笑)。 

 

                                                             

                                     (2008・9・7)