50MHz FM トランシーバ ゼロ-1000-51 の製作
2011/6/22
Last update : 2018/11/15
ゼロ-1000-51の概要
アイテック電子研究所の 50MHz FM トランシーバ「ゼロ-1000-51」を製作しました(2009年10月完成)。
サミールスイッチで周波数設定をする PLL 回路が用いられているので、51.00 〜 51.99 MHz で送受信できます(10kHz ステップ)。
電源は 006P(6LR61) 9V、出力は 100mW です。
2009年6月当時、アイテック電子研究所に問い合わせたところ、「最後の1台」と言っていたので購入しました。私は「最後の1台」という言葉に弱いのです。
なお、このキットはバラキットではなく基板ユニット組み立て調整済みキットであり、製作は配線中心となるため、「自作機」にはカウントしておりません。
ゼロ-1000-51外観
(左下のLEDは電源表示であるが、オリジナルの赤から緑に交換した)
ゼロ-1000-51基板
(このホームページの他の基板の写真と異なり、メーカー製)
今回の製作概要(改造点)
主な改造点と言うものの以下の3点だけであり、ほとんどオリジナル通りです。
ゼロ-1000-51内部
(左下に追加したローパスフィルタのトロイダルコイルが見える)
(外部スピーカジャックを増設した)
基板とアンテナコネクタとの間に追加したπ型ローパスフィルタ
交信記録
Eスポが出ると、100mW FM でも北海道、沖縄と交信できるのがすごいです。
電離層反射 | 和歌山市〜沖縄県那覇市 (2010/5/23) |
約1150km |
地上波 | 和歌山市〜徳島県名東郡佐那河内村 (2010/5/30) |
約75km |
海外(韓国など)をねらっていますが、交信に至っていません。
ゼロ-1000関連リンク
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