144MHz FM PLL 受信機 RX-2 の製作
2009/7/13
Last update : 2017/5/31
2017/5、本受信機は 430MHz FM トランシーバ に生まれ変わりました。
RX-2 の概要
主に「PLL局発回路(MC-68)」と「通信型 FM 受信ユニット(MC-63)」とで構成されています。
144MHz FM PLL 受信機 RX-2
(パイロットランプは緑色に変更し、サミールスイッチ右側に外部スピーカ端子を設けた)
RX-2 内部
(右のプリアンプは増設によるもの)
(リアパネルも改造している)
PLL局発回路(MC-68)
PLL IC に MC145163P を用い、サミールスイッチからの入力に従い、133.30〜135.29MHz (10kHz ステップ)を出力します。ほぼオリジナルどおり製作しました。
MC-68 PLL局発回路
通信型 FM 受信ユニット(MC-63)
アンテナからの 144.00〜145.99MHz と MC-68 からの 133.30〜135.29MHz 局発とを混合して、10.7MHz の第1中間周波数に変換し、最終的に FM 復調してスピーカに出力します。スケルチ回路を残留ノイズレスに変更しています。
MC-63 通信型 FM 受信ユニット
プリアンプの増設
プリアンプとして、FCZ-127 を増設しました。
プリアンプ FCZ-127
(使われている FET は 3SK129 だった)
設置状況
(ちょうどプリアンプが増設できる程度のスペースがあった)
(片面生基板、1mmφスズメッキ線を利用して固定)
RX-2/TX-1のリアパネル
100MHz 以上を取り扱うため、RX-2 のアンテナコネクタ、局発出力コネクタは、1.5D用 BNC パネルジャック(フランジつき、4本ネジ止めタイプ)に変更し、オリジナルの M 型アンテナコネクタにはキャップを取り付けました。
RX-2/TX-1のリアパネル
(上が RX-2、下が TX-1)
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