習慣として頬杖をつく、横向きで肘をついてテレビを見るといったことが誘発します。
バリキャリの方。日々、肩書きのプレッシャーに耐えて仕事に邁進されていました。いつの間にか、帰宅は夜から深夜となり眠るのは明け方の数時間。だんだんボーっとして仕事に集中できなくなってきたそうです。
ありがちな話しですね。
2回目の治療開始時の問診で昨日は眠れたとのこと。治療中も「寝そうだった」とあくびをしながら治療院を後にされた。3回目も眠れて「気持ちに余裕が出ました」とのこと。
原因不明の吐き気にて来院。
病院では「悪いところはない」とのことだが外に出るのも不安。朝から昼までしんどいとの声。
吐き気の回数や時間帯、その他などから大きな病気は無いだろうと判断し、少しだけ状況を整理させていただきました。ずいぶんと大きな病気を想像されていたようです。
話してわかる方でよかったです。明けない夜も、止まない雨もありません。いつもパーフェクトな人なんていないですから、大丈夫ですよ。
ケース13 60代 女性 不眠
実母の介護に疲れ、鬱々とした日々を過ごしておられたそうです。
ある方に「あんた顔色悪いで。大丈夫か?」と声をかけられ、鏡を見たらやつれた顔の自分がいたそうです。
そこで当院の患者さんから「私の知り合いをみてあげて」と連絡をいただき来院となった。
肩こりが強く、凝り過ぎるとフラツキが出てくる。夜も眠れないそうです。
鍼は怖いと仰ってましたが、鍼灸治療後「これなら大丈夫!」と笑顔で話され、気分転換がてら通院しますとのこと。
現在は、良く眠れておられます。入浴介助をする必要があり時々腰痛にて通院いただいております。
介護はキレイごとではすみませんから、うちでよかったらいつでもどうぞ!
ケース14 30代 痔と昜疲労
舞鶴に引っ越してこられ、生活に慣れる間もなく出産とその後の育児に追われる日々…。
元々便秘気味であったが、出産後出痔となり通院の転機となった。その他、肩こり腰痛、朝起きれない。疲れやすいのと足のムクミで足が痛くなるそうです。
週一の通院を続けていただき、7週間目から徐々に改善していく。
人生まだまだこれからですよ!ちゃんと笑顔を見せていただきましたよ!
ケース15 60代 パーキンソン病
都市部の病院にてパーキンソン病と診断された方。
右の手足に震えがくるが、食事や歩くことはできる状態。
ただ、お薬は飲みたくない、当院も遠いと仰ったので、通院は継続できず。
パーキンソン病は進行性の病気ですから薬を飲まない方を治療することはできません。
大変、残念なことです。
ケース16 60代 男性 反回神経麻痺?
ある病気から反回神経麻痺となられたそうです。CT・MRI・胃カメラに異常はなし。
退院後、当院へ来院され問診をするうちに様々な疑問が浮かびました。そのことをご本人、ご家族にお伝えしました。
4回目の治療の際に「都会の病院を紹介してもらうことになった」とのお話をいただき、後日、診断結果を伺いました。私が思った通りの場所が悪かったようです。
回復に向け、一歩でも二歩でも進まれることを願います。
ケース17 40代 男性 うつ病
2年前からうつ病と診断された方。
遠方であるため、ご自宅に一番近い治療院を紹介させていただきました。
ケース18 20代 男性 うつ病
ある病気の後から、うつ状態となられ、来院時は食欲もなく、眠れない。やる気が起きないなど様々な症状を仰っていました。
治療開始から数週間で、治療中にうたた寝や待合室で本を手に取っておられたりと小さな変化が出てきていました。ある日のこと「歩いて帰る」と宣言されて帰宅。翌週からは「通院は歩いて来ることにした」とのこと。
嬉しい変化ですね。小さな変化を積み重ねるといずれは大きなものになるでしょう。
ケース19 70代 男性 寝つきが悪い
ご家族の介護と不安から1年半ほど寝つきが悪いそうです。病院でお薬は処方されていますが、規定量飲むとフラフラするそうです。
3回目の治療の際に、寝付くのに2時間ほどかかっていたが、1時間程で眠れるそうになったそうです。
頑張りすぎないようにしてくださいね。
ケース20 10代 女性 起立性調整障害
朝、起きようとするとズキズキする激しい頭痛に襲われるそうです。
病院での検査はMRI・CTともに異常はなく、お薬での対応だそうです。
「いわゆる起立性調整障害は自律神経の調整が上手く出来ない状態です。当院で実施しているレーザー治療が有効な場合があります」と話し週に1回の治療を開始する。
最高で20日間頭痛がなく過ごせる状態まで改善されました。大学進学のため転居先に近い鍼灸院を紹介させていただきました。
2016年 了
2017年 データ
ケース21 70代 女性 イライラして眠れない
心配事がありイライラして眠れない。体が重たくて動きたくない。
病歴として糖尿病、高血圧があり、傍目にもソワソワ、イライラ、落ち着かない様子が見てとれます。
ただ、生活習慣も相当乱れておられます。
ケース22 40代 女性 胃の不快感
仕事が立て込む月末月初になると胃に不快感を感じられるそうです。
胃カメラも異常はないそうですが、胃薬を処方されています。。
さて、こういう場合、鍼が有効な場合があります。
女性は補正下着などで締めつけ過ぎて不快感が出る方もいらっしゃいます。
ケース23 60代 男性 帯状疱疹後神経痛
大変、つらいケースです。
帯状疱疹後神経痛となられ、痛みで夜は眠れない。車の運転も響いてできない。エアコンや扇風機の風が当たるだけで痛みがきつくなってくる状態。
約20日間頻回に通院いただき、痛みはあるけど、仕事に復帰できるまでになられた。
ケース24 60代 女性 帯状疱疹後神経痛
同じく大変つらい状態でした。
通院も遠方につき近隣の病院に通院されることになりました。
ケース25 20代 男性 不眠
不眠と起床時の頭痛。頭痛は日中は無く、病院での検査も異常なしとのことです。
さて、この方は就活中でした。
しんどいこともありましたが、今は就職も決まり、バリバリ働いておられます。
ケース26 40代 女性 パニック障害?
産後から調子が悪く、産後のうつを疑い病院を転々とされていました。
当院には4カ月間通院いただき、子育てに趣味だったスポーツも再開されました。
もうすでに頑張ってられますから、頑張りすぎないようにね。
ケース27 40代 男性 頸部ジストニア
首のジストニアにて来院。
鍼をするとその日と翌日までは症状は良くなるが、、、。
ボトックス注射も受けられました。
う〜ん、もう少し頑張りたかったケースです。
ケース28 30代 男性 不眠とのぼせ
職場の部署移動にともない、不眠とのぼせ、肩こり、目の疲れで来院。
度が過ぎるほど考え込んでしまい、朝は来てしまうそうです。
様々なお話を伺い、それに対する選択肢を出しました。答えを出すのはその方です。
とてもいい決断をされたと思います。これからも応援しますね!
ケース29 10代 女性 起立性調節障害
起床時に胸焼け、吐き気、頭痛があり、数週間病院へ入院されていたそうです。
来院時に頭痛は鼻の方からの場合もありますとお話しし、首記の言葉を出した瞬間、親御さんから「そうなんです。かくかくしかじか」と怒涛のように言葉が溢れてきました。
そうとうお困りだったんですね。
2か月半の治療で、頭痛はましになり、胸焼けと吐き気はたまにある程度まで改善し、学校へも登校できるようになられました。
もちろん鍼灸のみで改善したわけではありません。病院の先生や携わられたコメディカルの方たちのお力があってのことです。
ケース30 10代 男性 起立性調節障害
この方も数週間、病院に入院されていました。
親御さんとの相談の結果、当方ヘは通院はされないことになりました。
異論はありません。
またいつでも相談にいらしてくださいね。
ケース31 60代 女性 起床時の頭痛
朝起きると、両方もしくは左右どちらかの頭が痛くてお昼ごろまで起きられない。起立性調節障害との診断は受けておられません。
当院での施術開始後7日目で「頭痛のない朝がある!」別の日には「やっぱり痛い!」という経過を経て、徐々に痛みのない日が増えてくる。最長29日間痛みなく起きていただけるようになりました。
疲れをためないようになさってくださいね。
ケース32 90代 男性 不眠?
眠れないとのことで来院。理由を伺ったところ、足が痛くて眠れないそうです。
足の痛みはヘルニアなどによるものではなく、お体のある部分がボコッと腫れておられましたので、病院への受診を勧めました。
結果、循環器のご病気が見つかりました。
ケース33 60代 女性 不眠
寝つきが悪く、夜中に何度もおきてしまうそうです。
肩こりや頭痛が気になり、無資格のマッサージ屋さんへ。
強く揉んでもらったため、揉み返しがきて、まったく眠れなくなったそうです。
非常に残念なケースです。せめて、資格のあるところならもう少しましだったかもしれません。
ただ、有資格、無資格を患者さんが見分けることはとても困難なことです。
国に対応してもらいましょう。
さて、2回目の治療後から頭痛がなくなり、5回目の治療の際には寝つき、夜間に起きてしまうことも無くなったそうです。
現在は時々眠りが浅くなる日があるので、その度に通院いただいています。
2017年分 了