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京都府舞鶴市の岸本はり灸院です

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耳鼻科系疾患 症例集a case

耳鼻科系疾患

方針イメージ

耳鼻科系疾患を中心にしたページです。

耳鳴りや突発性難聴は2008年頃から徐々に増え始め、2011年には年間で10例を越える方が来院されるに至った。当然ながら鍼灸治療のみで治療が成立するはずはないので、耳鼻科の先生の診断を基に治療を行っています。
耳鳴りや難聴、突発性難聴は中々人には理解されにくく「そのうち治るんちゃうの〜」とか「元気そうやのに〜」といわれるのが現状です。病気も辛いですが、理解されないのも辛いことです。

耳の不調を改善するには、前提として大きな病気が潜んでいる可能性を排除する必要があります。必ず専門医の診察を受けてください。例えば「「めまい」と「メニエール病」は似ているようで違います。めまいがする=メニエールではありません。ご注意ください。
また、ウイルスによって聴覚に関係する神経が壊死(えし)されている場合、聴神経腫瘍の場合はご希望に添うことはできません。ご了解ください。

耳の不調に対する鍼治療は、1クール3カ月間が目安です。通院間隔は週に1〜2回のペースで行います。
突発性難聴発症後の聴力低下、耳鳴り、こもり感(耳に水が入ったような感じ)などに鍼が有効である場合があり、当院では複数のデータを持っています。ご来院された方にはそのデータを確認していただけます。これは府北部では当院だけが実施していることです。


2020年 ケース 97〜115

突発性難聴   5名 耳鳴り  6名 
 難聴  1名  めまい
(メニエル)
7名
(3名) 



2019年 ケース 70〜96

 突発性難聴 4名  耳鳴り  10名 
 難聴 5名  めまい
(メニエル) 
7名
(2名) 




2018年〜(ケース46〜70)

 突発性難聴 4名  耳鳴り  8名 
 難聴 7名  めまい
(メニエル) 
5名
(1名) 




2015年〜2017年(ケース1〜45)

2015年 耳鳴り、突発性難聴、めまい、難聴

ケース1 
20歳代 女性 両方の耳鳴りと左耳の突発性難聴

左耳の突発性難聴で来院。

当院のアンケートに記入いただいたところ、左耳に2種類の耳鳴りがあり、それだけではなく右耳にも3種類耳鳴りがあり頭の中でも鳴り響くような状態であった。平均聴力レベルは80dB。

鍼灸治療を初めて三ヶ月で聴力は58dBまで改善し、左右にあった耳鳴りは左耳のみとなり、頭の中で響く感じも消失し、復職のため治療を休止。

ケース2 
60歳代 女性 両耳の耳鳴りとこもり感

20歳代の頃から両耳にこもり感(耳に水が入った様な感じ)があり、耳鼻科にて鼓膜を複数回切開。後年になってアレルギー性鼻炎が判明し、鼻を強くかんだ時に再びこもり感と耳鳴りが出現し来院。

鼻炎の緩和と自律神経系の安定を目的に治療を行い、こもり感と耳鳴りはほぼ無い状態になった。
ストレスを受けたり、疲労時には耳鳴りは出現するが、その都度1〜2回の鍼治療で改善している。

ケース3 
80歳代 女性 両耳鳴りと難聴

病院で加齢からくる難聴と耳鳴りと診断され、当院へ来院。

対話がやや困難ではあったが、意思の疎通は十分にできる。
平均聴力レベルは45dB前後で鍼灸介入前後で大きな改善はみられなかったが、耳鳴りは消失している。
パーキンソン病との診断もあったが、平成26年5月の段階で手足の震えは止まっている。
現在は補聴器をされ対話もよりスムーズになっている。

ケース4
60歳代 女性 左耳の突発性難聴と両耳の耳鳴り

10年以上前に左耳が突発性難聴となり、聴力は回復しなかった。その後左耳で常時耳鳴りがし、右耳だけで生活していたが、右耳でも耳鳴りがしだしたため当院へ来院。
平均聴力レベルは左耳92dB、右耳37dBであった。鍼灸介入の際「左耳の聴力を回復させることは困難」と話し、
耳鳴りの改善を主体として行うことをご了解いただいた。治療期間は6か月を越えたが、常に鳴り続けた耳鳴りは1日に3〜5回に激減し、耳鳴りがしだしてから、消えるまでの時間は30秒以内と大幅に改善した。
「ほとんど治ったといいたいけど、欲張って治療したらもっと良くなるかな?」と問われましたが、「無理は禁物です」と答え治療を終了した。

ケース5 
60歳代 女性 両耳のこもり感

肩こりで来院中の方でしたが、両耳のこもり感を訴えられていたので、耳鼻科の受診をお願いした。
結果、平均聴力レベルは13dB、ほとんど正常ですと診断を得て、「年齢からしたらいい方だよ」とも聞いた。

鍼灸治療も見送るが、肩こりが強くなったり、ストレスが溜まるとこもる感じが出るので、ストレスの緩和や自律神経系の調整を中心に治療し、一ヶ月間でこもり感を感じるのは3〜4日に減っている。

ケース6
10歳代 男性 左耳の突発性難聴

私の記憶する範囲で最も変化がなかった方です。
生活には支障はないとのことであったが、非常に残念なことです。

ケース7
60歳代 女性 耳鳴りと難聴とこもり感

難聴と耳鳴りとこもり感を併発し来院。平均聴力レベルは25dB。

治療可能と判断し、3ヶ月間治療を行った。
三ヶ月後の平均聴力レベルは16dBと更に改善し、耳鳴り、こもり感も消失。「鍼のおかげ」と患者さんの声。
「いえいえ、しっかり診ていただいて、決断してくれたドクターのおかげですよ」と返答。改めてドクターは先の先まで診ていられるなと思った例です。

ケース8
70歳代 女性 両耳の耳鳴り・難聴

病院で「年のせいやから…」といわれ憤慨。当院でその事を話されたので「もう行かん!!というのは簡単ですが、それではなにも変わらないでしょう?結局困るのは○○さんでしょう?」と耳鼻科の通院を続けていただいた。

耳の鍼灸治療は1年程通院いただき、耳鳴りはほぼ無い状態。難聴は僅かながら改善。

当院の創業以来の患者さんで、人を相手にする仕事のなんたるかを教わった方でした。時に患者さんと先生。時に人生の先輩と後輩になりしていただいた方でした。突然の別れにただただご冥福を祈ります。

ケース9
40歳代 女性 左耳の突発性難聴

耳鼻科で検査を受けられ、突発性難聴と診断。

来院時にその話を伺い「治療は無理でしょう」と伝える。すると「やっぱりそうですか。耳鼻科でも同じようにいわれました」と話され、「それでもあがきたいから」と鍼治療を依頼された。
耳鼻科の通院と鍼は三ケ月間限定でさせていただくことを条件にした。残念ながら改善はみられず。

ケース10
60歳代 女性 耳鳴りと難聴

平均聴力レベルは右が50dB 左は47dB前後にて来院。三ヶ月後右は45dB 左は40dB前後まで改善していた。
ご本人も「まぁまぁ 聞こえるようになった」とのこと。

ケース11
60歳代 女性 耳鳴りと難聴

平均聴力レベルは右が50dB±4 左は33dB±3にて来院。
最終の治療時には右は36dB±2 左は30dB±2に改善していた。
耳鳴りも消失し「人と話すのがおっくうでなくなった」とのこと。

ケース12
50歳代 女性 右耳の耳鳴り

キーンという高音の耳鳴りで来院。聴力はそんなに落ちていないとのこと。
肩こり、首こりがひどくなると耳鳴りが強くなる気がするとのこと。
当院では耳というよりも肩、首の筋緊張の緩和とストレスの緩和を目的に治療を行いました。治療後数日は肩こり首こりがないのでその時は耳鳴りはしないとのこと。時々診せていただいています。

ケース13
60歳代 女性 左耳の耳鳴り

キーンもしくはジーンという左耳の耳鳴りと頭の中でも鳴っている感じがするとのことで来院されました。
クラーもしくはフワ―とするふらつきもあり、耳鼻科、脳神経外科、心療内科、漢方薬局を受診されましたが、特に異常はないとのことでした。
こういう不定愁訴は対象法がない。「慣れてください」といわれることが多いです。しかしこういう場合こそ鍼灸は効果を発揮する場合が大いにあります。

自律神経系の調整をはかり、徐々に回復されていかれる時の、表情や声、表現の変化は非常にドラマチックです。
あとはしんどくなった時に診せていただけるところまで改善している。

ケース14
60歳代 男性 右耳の耳鳴り

シャーという高音の耳鳴りで来院。耳鼻科での診断では高音域が聞こえにくいとのこと。が、「出す薬もない」とのことで、鍼に行こうと当院へ。耳鳴りは常時あり、夜になると気になって眠れないとのこと。

三ヶ月後、耳鳴りは断続的になり、夜も気にせず眠れるようになった。天気のいい日はほとんど気にならない。というか忘れているとのことでした。

ケース15
70歳代 女性 両耳の耳鳴り

病院の検査結果は明らかな老人性難聴。老人と書くと笑う人もいますが、老人性難聴の一番の苦痛は会話が聞き取りにくくなることです。これは頭で思うより余程大きなストレスです。「何をいわれたかわからんで、ポカ~ンとした顔をしているとアホやと思われるし、かといって曖昧な顔ばっかりしててもアホやと思われるし…。う〜〜〜〜ん」とお悩みでした。そこで「ここまで明らかな老人性難聴ならば補聴器を使われるのも手では?」と提案し、補聴器屋さんへ。
 
いい補聴器にめぐり合われたようで、引きこもりがちだった方が再び畑だ!趣味だ!習い事だ!と外出されるようになった。患者さんへのこういう貢献も正解かどうかは別にしてありなのではないかと思います。

ケース16
40歳代 女性 突発性難聴

突発性難聴と診断され、症状が全く変化しないので不安に駆られて来院。
お薬と点滴をしながらの鍼治療なので、純粋に鍼の効果だけではないが、3回目の治療ではもう何ともないとのことでした。

早く治ればそれでいいんですよ。患者さんの不安や負担を考えれば、併用はアカン!などと細かなことには拘りません。ま、国家資格のあるところならばと注釈はつきますが……。

ケース17
50歳代 女性 前庭神経炎

実母の介護中、突然強いめまいに襲われ、そのまま病院へ。前庭神経炎とのこと。
前庭神経炎(詳細は耳鼻科の先生のホームページをご覧ください)は予後はいいとされますが、フワフワしたふらつきが三週間続き来院となった。「だぶんストレスやわ。介護したくないんだと思う」とご本人。「実母だから言えるんでしょうね〜」と私。一瞬の沈黙の後、大爆笑。「アカン!笑ったら、ふらつく〜」とご本人。

2ヵ月半の週一回の通院で、寝不足がなければ日常生活も介護も大丈夫とのこと。「介護の際に気をつけていただく部分をしっかり行っていただければ、大丈夫でしょう。ただ介護は負担が大きいですから、しんどくなる前に来院ください」と私。

ケース18
50歳代 女性 良性発作性頭位性めまい

女子サッカー選手の澤さんが患ったとされる病気で知られていますね。
首を左に回した時だけフーッとなるようなめまいが起こり、ご主人に対して立腹し、気持ちが落ち着いてしばらくするとクラクラするとのこと。

ストレスを溜めないように、早寝早起き、あとはご主人に優しくと話すと「一番最後のは守れん」と冗談が出るようになる。
普段から時々、通院いただく方なので意思の疎通も速やかに進んだ。

ケース19
50歳代 女性 耳鳴りと難聴

20年前から耳鳴りがあり、3か月前から悪くなっている気がするとのこと。耳鼻科を受診されごく軽い感音性難聴の可能性がある。また様々なストレスも重なり、精神科で自律神経失調症と診断されたそうです。

難聴は軽いもののなぜか補聴器を作られ、装着すると聞こえが悪くなるそうです。(実際には聞こえが悪くなることはありません。ある程度の「慣れ」が必要だったのだと思います)

この方からは、非常に不安と焦りを感じましたので、「慌てて何でもかんでもはしない方がいいですよ」と話すも、「通院するから治療してほしい」とのこと。ただ残念ながら条件が合いませんでした。


ケース20
40歳代 女性 めまい

三ヶ月前に原因不明のめまいを発症。病院にて良性頭位性めまいと診断。一時治まるものの一ヶ月後に再度めまいと吐き気に襲われ病院へ。MRI、血液検査、尿検査いずれも異常なし。5日後に回転性のめまい。翌日病院を受診される。異常なし。不安になり、内科と精神科を受診され、軽いうつと診断される。

点滴と投薬で一ヶ月間様子をみるも、フラフラ、フワフワするめまいがとれず、当院へ来院される。
 
4回の鍼治療で軽快し、仕事にも復帰されました。

ケース 21 
40歳代 女性 めまい
 

4月からめまいが少しずつあり、6月になるとさらに強くなる。以前も当院を受診いただいている方なので、その方の悪化の要因も見つけやすく、少ない回数の施術で軽快する。昨年末の段階では6ヶ月間めまいは起こしていないとのこと。


ケース 22 
40歳代 女性 突発性難聴

病院で突発性難聴と診断され、通院中。かなり良くなっていたが、完全に良くしたいとのことで当院へ。気になる症状は耳鳴りと耳のこもり感(耳に水が入った様な感じ)だそうです。
2回の施術にて症状は全て消失。

薬の効果なのか、鍼の効果なのかは不明です。ですが一日でも早い回復を願うものとしては、どっちであってもいいんです。お大事に。

ケース 23 
60歳代 男性 めまい
 

夜中に突然めまいを起こされ病院へ。原因不明で検査は全て良好。医師の診断では「コレステロール値が高いぐらいでこれが影響するとは考えにくい。おそらく首の骨からはじまっているのではないか」とのこと。

起床時や頭を動かすとめまいが起き、足元を見るとフイフイするとのことでした。
1週間に1回の施術を3ヶ月間続けていただき、めまいは起床時のみとなる。2週間に一回の施術を5回ほど。あとは月に一回の施術となり治療終了。

男性患者さんながら、我慢強く、様々な趣味の話もしていただきました。

ケース 24 
50歳代 男性 突発性難聴
 

突発性難聴にて病院へ入院された方。病院からは「残念ながら聴力は戻らない」といわれておられます。
聴力が戻らないこともしんどいが、めまいはもっとしんどいとのこと。「常に船に乗って波に揺られている感じ。歩くと転ぶか壁に当たって止まるかしない」と大変お困りのご様子。

鍼をするとその日はかなり楽になり、家の中なら杖なしで歩ける。しかし2〜3日すると立つのもやっとの状態になってしまうとのこと。
2か月と少し治療をさせていただき、めまいはあっても出来ることは増えた。外は杖がいるけど、家の中なら階段も上がれるようになったとのこと。

施術に対する評価はその方に委ねます。

ケース 25 
40歳代 男性 めまい
 

激しいめまいにて入院。左の頭にも激しい痛みがあり、検査の結果おそらく前庭神経炎とのこと。

鍼灸治療開始後、5回目で復職されました。車はまだ運転できず、通勤、通院ともにご家族が行われていました。9回目の治療にて車が車の運転が可能となり、鼻をかんだり、力を入れすとフワ―とするがそれ以外は可能とのこと。

ご本人の努力もさることながら、ご家族の手厚いサポートも大きなポイントでした。辛いことも多かったと思いますが、それを乗り越えていかれる姿には敬服します。

ケース 26 50歳代 男性 耳鳴り 

2年前に突発性難聴となり、めまいも併発されメニエル病と診断されました。滅多にメニエル病と診断を下さないドクターがいわれるのだからと、慎重の上にも慎重をきし鍼灸治療を行う。
主な症状は耳鳴りとめまい。
合計20回の通院。一時的ではあるが、まったく耳鳴りが無い時期もあり、終了時も和らいでいるとのこと。



2016年

ケース 27 30歳代 男性 右耳の難聴?耳鳴り? 

耳鼻科にて「内耳の神経が過敏になっている状態」とのことであったが、耳鳴りと難聴は変わらず。当院へ来院され週に一回の治療を希望されました。耳鼻科にも引き続き通院をお願いしておりましたが、耳鼻科の先生から「もうこれ以上、耳鼻科に通院しても効果は期待できない」といわれたそうです。

当初のお話とずいぶんかけ離れてしまったケース。何故こうなったのか定かではありません。

当院への通院も2ヵ月半の間に4回しか通院されず、このままでは治療にならないし、いたずらに時間を消費するだけですとお話し、双方の申し合わせで通院は中止となった。


ケース 28 20歳代 男性 突発性難聴 

突然、難聴にとなられ、耳鼻科へ。「突発性難聴」と診断。耳鳴り、めまいを併発され、2週間の入院。仕事も休職。退院後に当院へ。こちらで簡易的な聴力検査を行いましたが、やはり聴力は芳しいものではないとお伝えしました。しかしめまいや耳鳴りを軽減することはできると思うとお話ししたところ、前向きに治療したとのこと。

3回目の治療開始時に、めまいは無かったとのこと。しゃがんだり、下を向く以外ではめまいはでないとのこと。8回目の治療でめまいは消失。耳鳴りはほぼ無い状態でしたが、台風や低気圧が近づくと調子が落ちる状態ではあるが、仕事も趣味も十分できるまでに改善してきている。

 *府北部のような田舎では、移動手段の殆どが車です。仕事も買い物も趣味も全て車ですから、めまいがあればそれら全てが出来なくなれば、まさに死活問題です。そういう意味もあり、当院ではめまいや耳鼻科系の問題には力を入れてみさせていただいています。

ケース 30 50歳代 女性 耳鳴り 

30年以上前から耳鳴りがあり、当時は耳鼻科に通院されていましたが、変化が無くそのまま通院されなくなったそうです。30年放置されていたものを治療する。かなりハードルが高く当院の簡易検査でも相当悪いと判断し、鍼灸治療と並行して耳鼻科受診を勧めました。

ただ、聴力が著しく落ちておられ意思の疎通がほとんどはかれず、お勧めした耳鼻科も行かれず、補聴器も着けないとのこと。こういうことはよくないです。困られるのはご本人です。

ケース 31 40歳代 男性 耳鳴り ふらつき 

仕事中に大きな音を聞いていて耳鳴りが続くようになったそうです。当院での簡易検査で聴力に異常はみられませんでした。病院の検査でも異常は無いそうです。

6回目の治療から、趣味が出来るようになっておられます。耳鳴りはあるといえばあるし、無いといえば無いところまで改善。「朝ぐらいかな〜」とのこと。

やや神経を使いすぎの方ですから、笑い話ばかりしてました。今や趣味の話がポンポンでましたね。美味しいお店情報もありがたいです・・・などと書いてしまうと、何やってんのと思われると思いますが、しゃべりながら治療するのがうちの流儀?です。

ケース 32 40歳代 男性 突発性難聴 

突発性難聴を発症され耳鼻科に通院。当院への来院時の聴力は80dBとかなり悪く、耳に水が入ったようなつまり感、耳鳴り、フワフワと上下に揺れる感じがあった。通院間隔は週に1回という条件を了承いただき鍼灸治療を開始。

10回目の治療の際に簡易的な検査を行ったところ、聴力の改善が見られたため、耳鼻科で検査をしてほしいと依頼した。しかし仕事が忙しく病院に行く時間が取れないとのこと。その後、4回治療を行い、ようやく「来週病院へ行きます」とのこと。翌週に、お電話にて「めっちゃようなってました!」と弾んだ声をうかがい、当院へ来院された際にもよくなっていることが確認できた。全領域において正常域に改善していました。

寝不足とあまり神経をすり減らさないようになさってくださいね。お大事に。

ケース 33 70歳代 女性 耳鳴り 

腰痛の治療で来院されていた方です。
2年前から耳鳴りが徐々にひどくなりつつあるそうです。当院のホームページをご覧になったようで「耳鳴りにも鍼ってええんやね」と尋ねられました。「そうですね。ただ始める前には耳鼻科で検査はしていただいた方がいいです」とお答えし、ご本人も「急いでないから腰痛がよくなってからでいい」とのこと。

腰痛の治療はほぼ1カ月で終え、耳鳴りはどうですかと尋ねたところ、「へ?耳鳴り?ないよ。ホンマや!いつの間にかないわ〜」とのこと。鍼灸治療においては珍しくない頻度でこういうことがあります。耳には一切触っていません。

ケース 34〜36 慢性副鼻腔炎 

3名の方は副鼻腔炎を発症しながら、放置されていました。
前頭部の頭痛の多くは副鼻腔炎の可能性があります。また後鼻漏といって溜まった膿が咽の方に降りてくる状態でもあったので、耳鼻科を受診いただくように話し、3名とも耳鼻科へ。
結果、3名とも投薬での対応となりました。どんな形であれ、その方が健康を回復してくだされば、やり方には拘りません。一日でも早い回復を祈ります。

ケース 37 50代 男性 めまい 

仕事のストレスや疲労からめまいを起こされた方。
フーッと抜けるような感じやトンネルなどの閉所に行くと嫌な感じがして動悸がする状態で来院。

4回の鍼灸治療でフーッとなるようなめまいは消失。動悸も治まっているそうです。

とても生真面目で襟を正す側の方です。どの会社にいらっしゃっても、後輩思いの良き先輩になられるでしょうね。

ケース 38 50代 男性 耳鳴り 

仕事が多忙となり、かつ出張も多くお酒の量が…。そんな折に両耳の耳鳴りを発症されました。

耳鼻科にも通院されており、耳鼻科のドクターからも「これなら治るやろ」との判断ではあったが、3カ月を経過するも変化がみられず当院へ。

鍼灸治療を3ヶ月間続けてみましょうと提案したところ快諾いただきました。
当初は耳鳴りで眠れない、夜中に耳鳴りで起きてしまう。日中もずっと耳鳴りがする状態であった。
三ヶ月後…寝つきは良くなり、週に3日は朝まで眠れる。日中も耳鳴りを忘れているという状態まで改善。

お仕事お疲れ様です。お酒はほどほどに。


2017年

ケース 39 50代 男性 突発性難聴 

突発性難聴になられ、聴力の低下と耳鳴りに悩んでおられました。

来院時、両耳にあった耳鳴りは左のみとなる。天候が悪い日はこもり感も出ることがるが、鍼をすると軽快する。
聴力検査のために何度も耳鼻咽喉科受診を勧めましたが「行かない」とのこと。

ケース 40 50代 男性 メニエル?

メニエルの後に「?」が付いているのは専門医の先生が診断されたわけではないからです。

腕自慢の先生はこう書きます「重症のメニエルが数回の治療でよくなった」と。数回の治療でよくなった場合はその先生の腕ではなく、元々メニエルでなかった可能性の方が高いということです。

当院では専門医の先生が診断されていない診断名には「?」をつけています。

ケース 41 50代 女性 めまい 

ある施設で首を後ろに反らしてからめまいを発症されました。
興味のある方は「スタンダール症候群」で検索してください。

2月に発症され、一度治まるも、7月に再発。9月には治まる。

首を後ろに反らさないこと、寝不足、ストレスを溜めないことを可能な限り実施していただいています。

ケース 42 60代 女性 耳鳴り 

両側の耳鳴り。
30年程前から耳鳴りがあり、最近は仕事中にも気になりだしたので当院へ来院されました。

耳鼻科の先生の診断では異常は認められない

ケース 43 40代 女性 難聴? 

職場の検診で、聴力低下を指摘され、他の症状で当院に来院されていた方です。

当院で簡易的な聴力検査を行なったところ、いずれも正常な範囲ではあった。
検査された状況を伺うと無音室ではなく、人が右往左往する中での検査だったそうで、検査音が聞き取りにくかったのではないかと想定されます。ただし左側から話しかけると聞き取りづらそうにされていることから、わずかな聴力の低下はあるのではないかと話し、耳鼻咽喉科の受診をしていただきました。

耳鼻科の先生から「正常な範囲」との結果をいただきました。
安心されたご様子でよかったです。

ケース 44 50代 女性 めまい 

多忙と睡眠不足にて、めまいを起こされ、病院へ。
病院で処置を受けられ、二日後に当院へ。

自律神経の調整をメインに施術を行ないました。
あまりしょい込まないようにしてくださいね!
笑い話がてら、お待ちしております。

ケース 45 70代 女性 めまい 

気が滅入ることや気忙しくなると、フワフワとしたふらつきが出てこられ、数日後にはめまいを起こされるそうです。

病院のお薬と鍼灸を合わせて受けてはどうかと家族から提案され、当院へご来院くださいました。
病院での検査の結果は「病気と断定する要素はない」とのことで、おそらく自律神経系の調整が鍵になるのではないかとお話しし、施術を開始する。

不安なことがあると、とことんそれを考えてしまう方のようです。
原因を追究しても、見えていることが全てとは限りませんね。
それよりも外出してくださいとお話しし、ご家族の協力の元、コンサートやフェスに参加されています。
「ほら、○○君の写メ見る」「○○さんと同じ空気を吸ってきた。これで寿命が延びたわ!」と。

芸能に疎い僕でも知っている有名人の方でした。
本当に寿命が延びるかも・・・。そうなったら凄いですね!!


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