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京都府舞鶴市の岸本はり灸院です

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頻尿 症例集

頻尿について 2014〜2016

2014年

ケース 1 
70歳代 女性 過活動膀胱

 夜間のおしっこの回数が6回と多く、昼間と変わらない量の尿が出る。
 病院では過活動膀胱と診断。薬を飲んだ当初は回数・量ともに減ったが、慣れからかしばらくすると頻尿となる。
 腰痛治療のついでに来院。11月下旬の寒い時期からの治療開始であったが、鍼灸治療介入後、夜間のおしっこの回数は2〜3回に減っている。1週間のうち、1〜2日は朝までぐっすり眠れる日もあるとのこと。年明けも維持していただいています。


ケース 2
60歳代 女性 過活動膀胱

 病院で過活動膀胱と診断。この方は治療よりも環境因子が影響していると判断し生活環境を改善していただいた。治療回数は2回のみ。その後お電話をいただき安定していると報告を受けています。


ケース 3
90歳代 男性 夜間頻尿

 夜間のおしっこの回数は、9〜10回を数え寝る間もない状態が続き、このままでは心を病んでしまうと判断され当院へ来院。念のため病院を受診していただきましたが、内科的な異常は無いとのこと。
 当院へは、最初の2ヶ月間は1週間に2回の通院。1ヶ月間は週に一回の通院。現在は2〜3週に一回の間隔で通院。 その間の夜間尿は1〜4回で安定し、尿量(概ね400〜450cc)も減っている。鍼灸治療の介入前は一日の排尿回数は15回前後であったが、現在は10回を上回ることはほぼ無い。


ケース 4
60歳代 男性 過活動膀胱

 過活動膀胱と診断。冷えるとわずかに失禁することもありパットを着用。外出がおっくうになったが、クラス会に向け治療を決意され来院。
 鍼灸治療は11回。失禁は無くなり、日中の排尿回数は4〜6回となったため正常と判断し治療を休止。


番外 70歳代 男性

 腎臓の疾患のため利尿剤を服用。排尿回数は日中のみで10〜13回ほどトイレに通う。ご本人は「トイレに住んだ方がましや!トイレに布団引いて寝たいぐらいや!」とのこと。当院としては「担当の先生にお薬を変えるもらってはどうか」と提案し、鍼灸治療の対象ではないとお断りしました。「鍼でなんとかならんか〜?」と再三再四頼まれましたが、駄目なものは駄目です。お力になれず申し訳ありません。

当院コメント

 意外なことに、鍼灸治療は頻尿や過活動膀胱と診断された方にも効果がある範囲があります。ただ悪い意味で「ええかげん」では困るので、頻尿も、排便障害もすべて病院で診断されているか、もしくは異常が無いと診断されている場合に鍼灸治療を行っています。自己診断は一例もありません。ここがぶれると何だかよくわからないことになってしまいますね。
 鍼灸は効きます。でも全てには効きません。ただ確実にいえることは効く範囲があるということです。それを少しでも知っていただけて、皆さんの生活の質の向上につながっていくなら望外の望みです。
 今後も随時更新していく予定です。

                                            
2015年

ケース 5
90歳代 夜間頻尿と失禁

 夜間頻尿が平均4〜5回あり、それ以外にもパットの中に失禁した痕跡があり来院。
 ご本人は認知症ではないと明確に否定されていますが・・・。病院での診察では内科的な異常はなし。

 鍼灸治療を開始し3回目の治療の段階で、毎日あった失禁が一週間に3回に減少し、夜間のトイレは3回以下になってきている。

ケース 6
10歳代 夜間尿(おねしょ)

 いわゆる”おねしょ”です。ほとんどのお子さんは自然に治ることが多いですが、そうならない場合に鍼灸治療は有効な手立てとなりうると思います。合計13回の通院。根気よくお灸に通ってもらいました。よく頑張ったね。もう大丈夫だよ。
 
 このお子さん以外にも、たくさんのおねしょを治療させていただきました。精神的な要因で起こるもの、ホルモン系の要因で起こるもの、環境要因で起こるもの様々なパターンが存在します。それによって治療回数は増減します。
 私が小さい頃は「しつけ」といわれ怒られている子が多かったですが、最近は怒らないようにと変わりました。もちろんしつけの範囲ではないので親御さんも責任を感じすぎないようにいてくださいね。

                                            更新日 2015.4.1

ケース 7
50歳代 女性 頻尿

 排尿回数は日中が平均8回 夜間は4回。泌尿器科、内科的には異常なし。
 腰痛にて、他の治療院へ行っていたが、何も変化が無いので、当院のホームページを見て来院されました。
 
 現在、3か月が経過しているが、トイレに行かれる回数は日中が平均6回、夜間は0~2回となり、腰痛も順調な回復をみせている。


ケース 8
50歳代 女性 頻尿

 下腹部の違和感と発熱と頻尿があり、膀胱炎を疑い病院を受診するも、「そんなに異常はないよ」といわれ、薬を飲んで様子を見ることに。熱は下がったものの、下腹部の違和感と頻尿は変わらず、当院を受診された。

 来院時は日中のトイレは何と20回に及び、夜間も5~6回という状態。なにかあるでしょうとお伝えし、再度病院を受診されることを勧め、より説得力が出るようにと表に排尿回数を書き込んでくださいと提案しました。その表を別の病院に持参され、それを見たドクター曰く「これだけの頻尿って何かおかしいね。膀胱炎の別の薬を出します」とのことでした。
 薬と鍼灸を併用してて、日中の排尿は10回を下回るようになっている。夜間も多くても3回というところまで減少していただきました。ドクターの迅速な対応に感謝です。


ケース 9 
50歳代 女性 頻尿 

 年間で数回、膀胱炎を起こされる方。頻尿は一日最高23回。夜間は2回。もともと水を多く摂られているので排尿量も多い。

 1〜2週間に1回の施術を行い平均12回ぐらいになってきたと思うと、膀胱炎を併発されます。理由は色々考えられますが、なかなか難しいケース。


ケース 10 
60歳代 女性 過活動膀胱 

 複数の病院を受診され過活動膀胱と診断された方。
 薬+αを希望され当院へ。当初は1日の排尿回数は20回を超えました。また数回の尿漏れもあり、ゲーゲル体操も一緒にしましょうかと提案しました。約1ヶ月半が経過したことから一回の排尿量が増え、回数は減少していきました。
 そこから1ヶ月半経過して1日の排尿回数は最高13回、最低9回まで減少していただきました。

 ドクターの的確な指導も良かったそうで、「これでデパートも行けるしバスも乗れる」とのこと。


ケース 11 
20歳代 男性 泌尿器系疾患 

 数年前から頻尿に悩むようになり、数軒の病院を受診されるも診断はつかず、半年前にようやく診断名がついたそうです。しかしお薬を半年服薬しても、頻尿は変わらず、通勤途中にある当院へ。
 1日の排尿回数は25回以上プラス夜間は3回。驚くべき回数である。
 3ヶ月間治療させていただき、1日の排尿回数は15回ぐらいまで減ってきているが、まだまだ治療は十分とは言えないです。なんとかお力になりたい。そんな気持ちになる患者さんです。

ケース 12 
50歳代 女性 頻尿? 

 1日の排尿回数は12回プラス夜間は3回。病院では異常はないとのこと。

 この方はテレビで良いといっていたからと必要以上に水を飲みすぎだったようでそのことをお話して、鍼灸治療を数週間行っただけで1日の排尿回数は7回プラス夜間1回となり施術終了。
 

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