京商 Nexus30SタイプS−R 改造編
5.パドル
旋回等基本的な上空飛行が出来るようになると次はループ、ロールをやりたくなります。そこでプロポのセッティングも済ませ早速試してみたところループは何とか出来るのですが、ロールのスピードが非常に遅く、あわててもとに戻しました。どうもネクサス30SタイプS−Rは入門機としての位置付けなので安定志向の味付けになっており、そのままでは機敏な動きは苦手なようです。DタイプF(以下D−Fとします)のようなフラッピングヘッドに変更すれば運動性能も上がるとは思うのですが、その前にもっと手軽に出来ることはないかと考えてみました。
まず、ミキシングレバーをD−Fのもの(H3307)に交換しました。もとに付いていた物と比べると若干寸法が違うようです。これでとりあえず飛ばしてみたのですが、やはりまだスピードは遅いままです。そこでDV三井の掲示板、RCヘリコプターの掲示板にてロールスピードについて相談すると、パドルを交換すると変わってくるとのお答えをいただき、交換してみました。
どんなパドルにすれば良いのかヘッドをいじりながら考えてみました。パドルを大きく、軽い物にするほどスタビバーの動きが大きくなり、さらにその動きがローターのピッチに影響して動きが鋭くなるのではないか、という結論になりました。そこでRCヘリコプターの山本さんに勧められたGPH−346のパドル(現在でもスカディー等に使用されているかもしれません)を試してみました。
まず、パドルの中から2本あるウェイトの内真鍮色の大きい方を取り除きました。これで飛ばしてみて、まだロールスピードが遅いようならもう1本取ってみることにします。取り付けはスタビバーをパドルに埋め込んだ金属部品にねじ込み、さらにイモネジで上下から固定する方式でかなり堅固に留められそうです。
実際に飛行させてみるとロールは出来るスピードにはなりましたが、もう少しロールスピードが欲しいところです。
しかし、もう一本のウェイトを抜いて試そうと思いましたが、調子に乗って飛ばしている内に操作を誤ってクラッシュさせてしまい、大破させてしまいました。ここまで育ててきたので少々高くても直そうかと思いましたが、新品を買うくらいの金額になりそうなので修理は断念しました。
機体が無くなりましたのでネクサスの改造はこれにて終了になります。
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