三和カルト Mercury M
with ロータリーエンジン 改造編
○改造その5 冷却用ファンダクト
製作編では冷却用のファンダクトに軽量化もねらってアルミ缶を使用しましたが、これでは耐久性に問題があるようです。 ヘリは振動の固まりのような物で、目に見えなくても細かい振動が起こっています。この振動にアルミ缶が耐え られず金属疲労で裂けてきます。そこで鉄缶に変更することにしました。製作編でも書いたようにタッピングビスで直接止めるだけでも良かったのかもしれませんが、 この機体は現在頻繁に分解、組み立てを繰り返しているので出来るだけ繰り返し使用に耐えられるように考えてみ ました。
繰り返し使用で傷みやすいのはどこか考えるとビスをねじ込むネジ穴ではないでしょうか?そこでこの部分 に工夫を凝らすことにします。
使用素材は60mm塩ビパイプ用継ぎ手です。内径が60mmです。厚みは3mmです。マーキュリーMのロアーフレームは約61mmなので一番近いこのサイズを選びました。
継ぎ手を幅7mmほどに輪切りにし、それを6等分して短冊状の物を2つ作りました。 それを鉄缶のダクトに取り付けたところです。ちょっと見にくいですが、写真の矢印の部分がそれです。
内側の様子を拡大したところです。短冊の両端2カ所に小さめのタッピングビス(サーボ固定用のネジが有ったので流用しました。)で缶に固定してあります。 余り長いとエンジンに干渉することがあるのでカットしてあります。 ほぼ中央の穴はフレームにタッピングビスで取り付けるための穴です。その奥の穴はフレームにビスとナイロンナットで 固定するための穴です。
拡大写真はここ(約50kb)
これがフレームに取り付けたところです。上部の固定は3mmビスとナイロンナットで固定、下部は2.5mm タッピングビスで塩ビパイプにねじ込んでいます。これでダクトをロアーフレームを組んだ後に取り付けられるようになったのでメンテナンス面でも楽になりました。
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