京商 キャリバー30 改造編
5.キャブレター交換
私の所有しているキャリバー30のエンジンはネクサスのエンジン付き半完成キットに付いてきたOS32SX−Hです。このエンジンには3Hというキャブレターが付いていました。また、キャリバー30のエンジン付き半完成キットにも3Hキャブレター付きのOS32SX−Hが付いているようです(最近のエンジン付きは20Cが付いているようです)。エンジン単体で販売されているOS32SX−Hには20Cというキャブレターが付いています。
キャブレターの違いによる違いはあるのだろうか?また、20Cは3Hに比べてキャブレターの径が大きいという話を聞いたのでパワーアップも期待して比べてみました。(写真1、2)

写真1

写真2
並べてみると20Cの方がひとまわり大きくなってます。これならパワーも期待できそうです。大きさ以外の違いとしてはメインニードルの燃料が出てくる穴の位置と、それに伴うスローニードルの方式が違うようです。
キャリバー30のキャブレターを交換して飛ばしてみました。燃料は低オイル燃料NASAバリアント15を使用しています。取り付け自体は問題はありませんでした。キャブレターが大きくなっているので、どのくらいパワーが違うのかと期待していたのですが、実際に飛ばしてみた感じでは思ったよりパワーアップは感じられませんでした。確かに3Hに比べてパワーはあるようですが、サンダータイガーのTT39Hを飛ばしたときのようなパワー感はありませんでした。(比べる物が間違っているのでしょうが(^^; 試した時期が悪かったようです。)
パワー以外に感じたのはスローから中速以上へのスロットルのつながりがスムーズになったことです。3Hでは中速の少し手前くらいで段が付くようにもたつくことがあったのですが、20Cではそれがありません。
それともう1つ、メインニードルのピークが分かりにくくなったようです。3Hの時はピークを過ぎると割とはっきりとパワーダウンが感じられたのですが、20Cの方がその傾向が穏やかなようです。そのため、絞りすぎには注意する必要があると思いました。
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