No.6


■壮太がやって来た!Vol.1/3

■イタJrタイ参上!

本日(12/27)俺の次男「壮太(そうた)12歳」来タイ。
出張中の長い休み(正月休み)に暇でしようがないおとうのために、冬休みを利用し、おとう訪問。
12/27 JL623便は定刻よりも20分早く、バンコクドンムアン空港に到着。
TERMINAL−1の出口で目を皿のようにして蟻一匹見逃すものかと必死で探す。
もしかしたら約1ヶ月見ない間にずいぶん大人びてやしないかと、
少し大きな高校生ぐらいの男性までも対象に入れて、くまなく探す。(バカだね)
しかし待てども待てども出てこない。
4時前になっても、「おいおいほんとに大丈夫か?
やっぱり調子に乗って呼ばなきゃ良かった。
今頃どこかの暗黒ギャング団「ワルタイ」に捕まり、足かせを付けられ、
深い洞窟の中で重労働をさせられているのじゃあないか?」
などと考えてもまだ出てこない。
しかし、4時10分頃、見覚えのある歩き方、懐かしい頭の形が遠くでこちらにとぼとぼ歩いてくるでないか!
少し緊張しながらも俺を必死に探してやがる。クックック!
俺はニヒルさを装いながらも心の中では嬉しさと安堵でニンマリ。
俺が遠くで手を振ると、すかさず気づき、壮太もニンマリ。
きっと、壮太の心の中は、俺がO氏T氏に会えた時のように約30cm飛び上がり、
ベロベロ俺の顔を舐めまくるバカ犬状態のはずだ。(舐めるな舐めるな!)

■よく来た!壮太

壮太を連れて、Emporiumデパートへ。
いろいろ廻るが、壮太は俺の前を自由に歩き・走り回る。
全くビビることもなく、イズミヤ(これ近所のデパート)の中を歩くようにあっち行ったりこっち行ったり、
俺の方がキョロキョロしながら歩く。
今日は疲れたらしく、ここでうどんを食うことにする。
俺も壮太の来タイを記念し、ビールで乾杯。(壮太は水)
ちびりちびりやっていると、しみじみ「よく来たな〜」と考えてしまう。
「こんな異国の地にたった一人で俺を訪ねて来てくれたんだなぁ〜」と少し、涙腺がウルウルしてきたではないか!
当の本人は単純に「ヒコーキにでも乗ってみっか」もしくは、
「タイは物価が安いっちゅうから調子に乗らせてサッカ−シューズを買ってもらお!」ってな程度の
考えしかないかもしれないが、
俺にとっては、「ありがとう壮太君!感謝感謝!」ってな気分であった。(心の中でのみ)