No.7


■壮太がやって来た!Vol.2/3


■サファリワールド(サファリ部)

ガイドブックなどにもあまり紹介されていないが、H氏の薦めで「サファリワールド」に行く。
ガイド役は、FTCのマドンナ:ガイさんとその旦那さん(ソムチャートさん)
28日8時にホテルを出発。9時開門と同時に入門。
日本のサファリランドっぽく。いや、それ以上にサファリっぽい。動物の数が断然多い。
キリンなどは日本だと、珍しく「あ、キリンよキリン!ホラホラ、あそこよ〜」などと、
どれどれと見なければならないが、ここだと、どこを見てもキリン・キリン・キリン。キリンだけではなく他の動物も
あちこちにゴロゴロしており、迫力満点。まさに「野生の王国」(古いか?)



■サファリワールド(ショータイム)

「オラウータンのムエタイショー」
ここタイの国技「ムエタイ」(キックボクシング)をオラウータンが演じる。
司会者のトークは何を言っているのか判らないが、なかなか面白く、充分楽しめた。
ムエタイの試合前に行う、踊り(祈り)もオラウータンが真似をして、それっぽくみせるあたりは、
タイのショービジネスのセンスを感じさせられる。(大袈裟か)
言葉が一切判らない俺たちでもそのストーリーがわかり面白さも理解できる。楽しいものだった。
他に「アシカショー」では、ここでもセパタクローの真似か?
ネット越しでのヘッディングのバレーボールのうまいことうまいこと!壮太がいたく感動する。
須磨水族園での見飽きた感じの「イルカの水中芸」はそれなり。
「モスクワの大サーカス」は、撮影禁止令が出ており、なにかロシアを感じさせたが、
これもどうしてどうして、見応えのあるサーカス!
動物芸では、熊・犬・猫・山羊・ねずみなど、芸など覚えないだろうと思える動物達が、
一生懸命にこなしていた。(多分)
又、男だか女だかわかんないピエロ役のパフォーマンスもサンジュウマル。
フラフープ女の悩ましげなフラフープ芸(っていうのか?)も、クネクネダンスも
!!!の感嘆符の連続!(詳しく表現できない。)
他「バードショー」「スタントショー」「Spy War」など迫力満点のショー
にも大満足。


■パタヤ・ラン島

29日はパタヤ・ラン島のツアーに参加。
タイ人の日本語ができるガイド付きなので一安心。
「ケインコスギ」を約13レベル落とした感じのおっさんのガイドだが、なかなか感じのいい人。
(壮太を子供料金にまけてくれる)
約2時間かけてパタヤに到着。
そこからすぐにジェットボートに乗り込み水しぶきを受けながら、ラン島へ向かう。
パタヤの日傘おばさんや「ハイハイハイハイ・ハイ100円おばさん」も見ることができず。(いるわけないか)
その途中で「パラセーリング」の為、浮島に下車(下ボート)し、壮太、パラセーリングに挑戦。840Bにて3周。
壮太がライフジェケットを身に付け、順番を待っていると、
前の人が降りてきたと思ったら、すぐに装具を接続され、心の準備もないままに
ボートに引っ張られあっと言う間に遥かかなたに上がっていっちまった。
当の壮太は知らないが、見ている俺は「おいおい、うちの壮太をそんなに早く、
どこ連れってっちゃうんだよ!」もう母親の心理状態。

飛んでいる様は、ブラブラしているだけで、ショックで死んでいるんじゃないのかとか。
もし死んでたら、肛門の筋肉も緩み、ウ○コがボタボタ落ちてきやしないかとか、
心配したが、上空で手を振っている姿を見てホッとした。
あ〜良かった!と、かざしていた手を下ろす。

ラン島は、聞いていたよりもズッときれいな海。
これぞトロピカルな空・エメラルドグリーンの海・灼熱の太陽。
南国タイランドここにあり!ッテカンジー!!(女子高生風)
壮太は勝手にはしゃぎまくり、現地(の駐在員)の子供といつのまにか一緒に遊んでいる。
俺はリッチに20B(約60円)で借りたリクライニングチェアーに横たえ、トロピカルワインを
くゆらせながら、望郷に残した妻子を思うのであった。(ってことにしておこう)
(20Bで借りたリクライニングチェアーに寝る壮太)

ツアーには、怪しい写真家アラーキーに似たおっちゃん家族・はげ頭の駐在員家族・
若者3人男・謎の新婚夫婦・それと俺たち親子。
しかし、俺たちの組み合わせが一番怪しいものだったろう。
普通は家族かカップルか女グループ。
俺たちの男親と息子のみというパターンは、どんな風に映っただろうか?
タイ人妻に死に別れ、男手一つで育てたこの子におかあの故郷タイを見せに来た。
もしくは、
タイで孕(はら)ました子供とこっそり旅行。
(でもそのタイ人愛人には逃げられておらず)
もしくは、
新手の援助交際。????(なんやそれ)
最愛の父の許にはるばる単身で海を渡ってきたこの感動の父子愛に気づく人は果たして何人いただろうか?