No.5


■ゴルフ(コース)初体験


■見直したゾ!ゴルフ!

12/22〜12/23にゴルフ初体験する。
俺は初めゴルフってもんをスポーツとして軽んじていた。
というよりもバカにしていた。というより眼中にないって「のけ者」にしていた。
高い金を払って、あんなちっちゃい止まっているボールを棒で打って、そんなに面白いか?と疑問視していた。
スポーツってえのは、人と人がぶつかりあったり、なにか反射的な鋭い動きがあるものが「らしい」っと考えていた。
が、これが意外とおもろい!
バカにしていた止まっているボールにクラブがなかなか当たらない。まっすぐに飛ばない!思ったところに届かない。
更に、緑の中でのプレーは(天気にもよるが)すばらしく気持ちが良い。

更に、ここタイランドでは格安でゴルフができるので、お誘いに乗って、参加させてもらったが、
ゴルフの魅力にとりつかれてしまった。
スコアは、人生記念すべき初コース:150、翌日:138。初めてにして、良いスコアなのかどうかはよくわからないが、
ゴルフの楽しさは十分満足いくものだった。
ちなみにコースの値段は、880B(約2600円)と1200B(約3400円)
日本では考えられないくらい安い(らしい)。


■キャディーさんの明暗

1日目のキャディーさんは、若い娘だったが、これがなんのアドバイスをするじゃなし、
あっちこっち飛んでくボールを一生懸命に探すでもなく、、ニコッとして「ナイスオン〜〜イタサンッ!!」などと、
おせいじを言うでもなく、つまり、ただ、ボーッとバッグを運びチップを貰って、コップンマカッァ!と
言うだけのキャディー失格娘であった。

2日目のキャディーさんは、アキタケジョウによく似た、おばさん。
顔の目部分だけタオルから覗かせ、他は全て隠した謎のおばさん。
しかし、この「キャディタケ」なかなか良し!ニジュウマル。
初心者の俺に、完全OBのボールを、コソッと拾い、フェアウェイにポイッと転がしてくれる。
池ポチャすると、すかさずスペアボールを「マイペンライ(気にするな)」と微笑みながら、俺に渡してくれる。
パターでは、ピン左50cmのところで「ココヨ!ココを狙うのよ!」と合図をくれ、半信半疑でそこ目掛けて打つと、
なんとカップイン!俺思わず、「コップンカップイン」
でもゴルフ道には厳しく、グリーンやや手前のボールでも、パターを使わせてもらえず、ピッチングエッジを強要される。
俺は「パター」と言っても、「ダメ!ここはPW!!」と頑固なところもアキタケジョウ(多分)。
これで、スコアが5つは落ちた。(と思う)
しかし、楽しく考えながらおもしろくゴルフができた。
昨日行ったゴルフ場が近かったら、昨日のキャディー失格娘からチップを奪い、
この「キャディタケ」に倍のチップをやれたのにと悔やんだ。
(だったら、この「キャディタケ」に倍チップを上げればいいのに、やれない俺はやっぱり小心者であった)
この「キャディタケ」のおかげで、昨日感じたゴルフへの好感度が益々アップ!

でも日本では、やらんだろうな!高いもん!俺はやっぱあ安上がりなサッカーがお似合いか。


■散髪したらタイ人に

日本で11月末に行った床屋なので、もうボサボサというより、ツンツンというよりバサバサ。
駐在員T氏に床屋に連れてってもらう。
小奇麗な店(ASKA)に連れてってくれ、美容師のジェニファー(俺が勝手にジェニファーと呼んでいただけだが。心の中で)が、
バリカンで俺の角刈に挑戦していった。やはりハサミは使ってくれない。
そこの日本人スタッフ「はなはな」(これも俺が勝手につけたあだな。勿論、心の中で)が、
「これでよろしいですか?」と正しい日本語で聞き、「ダメだよう」などと言ってもどうしようもない髪なので、
「イイッスヨ!」とさわやかに返す。
サッパリしていい気分でホテルに帰り、エレベータで部屋に行く際に、日本人2人組が乗ってきて、
俺が「OPEN」ボタンを押して、相手を先に下ろすと、「コップンカップ〜、サンキュー」と言いやがる。
思わず、俺も「カップ」と返す。

が、待てよ、ヤツは日本人の俺をタイ人に間違えやがった。
ナロ〜!確かにゴルフに行って日焼けして顔も決して欧米系ではないし、
頭もタイスタイルで、おまけに名前もタイに似ているし...。
ウゥン...喜んで良いのやら・・・・。