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Round 2 オーストラリアGP,メルボルン |
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Grand Prix of Australia, Melbourne |
2010/03/26 (Fri) - 2010/03/28 (Sun) |
*コース概要+GP説明* |
コース |
Albert Park Circuit |
距離 |
5.303 km × 58 Lap = 307.574 km |
燃費 |
2.5 kg/lap, 0.47 kg/km (2008 data) |
Fuel effect |
0.45 sec./10kg, 0.113 sec./lap (2008 data) |
エンジン全開率 |
65% (Level 4/5) (2008 data) |
Pitロスタイム |
15 sec. (2008 data) |
Dry tyre |
Soft & Hard |
説明&特徴 |
公園内のコースであるためエスケープゾーンなくセーフティーカーが登場しやすい。 初日は路面がダスティーでスピンしやすい。
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*コースレイアウト* |
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[オーストラリアGP・プレビュー]
1. 第1グループに4チームから2チームへ?
バーレーンで明らかになったのは,レッドブルとフェラーリが速いということ。特にレッドブルはセクター2のインフィールド区間での速さが際立っていた。しっかりとダウンフォースがあり,若干パワーに劣るルノーエンジンのデメリットを十分にカバーしていた。フェラーリはレッドブルよりプライムタイヤでのバランスに優れており,レース終盤追い上げをみせた(ベッテルのペースコントロールの可能性もあるが)。この2チームに続くのはマクラーレンで,1周2分のサーキットとはいえ,0.6〜0.8秒の差は大きい。さらに後れをとっていたと思われるののがメルセデスで1秒程度の差。開幕戦が終わっただけであるためまだまだ戦力図は読めないが,この4チームで優勝争いが繰り広げられるであろう。
2. 中段争いも熾烈
Q3進出枠は上記4チーム8台以外には2台しか残されていない。そこに割り込むべくフォースインディア,ザウバー,ルノー,ウィリアムズ,トロロッソがしのぎを削る。開幕戦の結果からはフォースインディア,ルノーが一歩抜け出していたように見えたが,オーストラリアではどうか。ザウバーはバーレーンでは車の跳ねがひどかった。跳ねがないようなスムーズな路面あるいは跳ねをなくすような改良で上位進出もあり得る。
3. ピットストップ作戦は単調
ルノーのクビサがオープニングラップで最後尾まで落ちてタイヤにダメージを負ったため予定より若干速めのピットストップを行った。そのピットストップ後のラップタイムがよかったため,上位勢は一斉にピットに流れ込み,タイヤ交換のタイミングつまりピットストップのタイミングは集中することになり,戦略でのオーバーテイクなどは数少ないものとなった(上位ではハミルトンがロズベルグをピットストップで逆転くらい)。
オーバーテイクが難しく,予選で上位につけることが昨年より重要であることが判明。したがって,上位勢はレース前半で使用するタイヤはオプション側が必然となり,今後もピットストップタイミングも各車似たタイミングとなるだろう。
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