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Round 15 イタリアGP,モンツァ |
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Grand Prix of Italy, Monza |
2006/09/08 (Fri) - 2006/09/10 (Sun) |
*開催日程* (日本との時差) -8h(サマータイム中は-7h) |
| 現地時間 |
日本時間 | プログラム |
09/08 (Fri) | 11.00-12.00 |
18.00-19.00 | Free Parctice 1 |
14.00-15.00 |
21.00-22.00 | Free Parctice 2 |
09/09 (Sat) | 11.00-12.00 |
18.00-19.00 | Free Parctice 3 |
14.00- |
21.00- | Qualifying |
09/10 (Sun) | 14.00- |
21.00- | Race |
*コース概要+GP説明* |
コース |
Autodromo Nazionale Monza |
距離 |
5.793 km × 53 Lap - 0.309 km = 306.720 km |
説明 & 特徴 |
独特のキャラクターと雰囲気を持ったヨーロッパで最古のサーキットであるモンツァ。緑の多い王立公園内にある全長5.793 kmのこのサーキットは,F1カレンダーに残された最後の高速サーキットでもある。地元フェラーリ一色の応援で,ここではルノー,マクラーレンも敵役。レティフィーロの突っ込みと,200 km/hオーバーのパラボリカは必見である。
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*コースレイアウト* |
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[イタリアGP・プレビュー]
1. BS勢にかなりのアドバンテージありか
恒例となっているイタリアGP直前のモンツァテストで,翌週に開催されるイタリアGPの力関係が分かることが多い。今年は路面再舗装部分が半分程度あるようで,その再舗装部分でグリップ力があるのはどうやらBSのようである。よって,いつものテストではあまり考えられないようなオーダーとなった。フェラーリが上位に来るのは分かるとして,テストではいつも下位に沈んでいたトヨタやウィリアムズが好タイムを刻んでいた。また,フェラーリ勢はルノー勢を1秒近くの差をつけて走るなど,大きなアドバンテージを持っていると思われる。
2. フェラーリは1-2が絶対条件
事前テストの勢いをレースまで保つことができ,天気を味方につけることができれば,今回のイタリアGPは十分に勝つことができるだろう。ミハエルにとっては,できる限りポイント差を縮めたいので,トヨタやウィリアムズの活躍がポイントとなる。事前テストからこのGPではトヨタとウィリアムズが1台ぐらいずつルノーの間に入ってもおかしくないので,BS表彰台独占も見られるかもしれない。
3. ピットストップ作戦がレースを複雑にする
伝統的に1ストップ作戦が取られるサーキットであるが,Q3が15分なのでQ3で走行できる周回数は12周までとなる。したがって,ポールをとって逃げ切り作戦を展開しそうなのがフェラーリ,だめもとでポールに挑戦するのがルノーとなり,4台は確実に2ストップ作戦となるのではないだろうか。また,トヨタ,ウィリアムズは2ストップ作戦か1ストップ作戦かきわどいところではないだろうか。ほかの上位勢〜中段勢でQ3に残りそうなマクラーレン,ホンダ,BMWは1ストップ作戦を選択するのではないだろうか。今回のレースは上位で見えない敵との戦いが繰り広げられると思われる。
4. レース後のフェラーリの会見にも注目
ルノーが来期の体制をテストドライバーも含めて完全発表(レギュラー:フィジケラ,コバライネン)したことで,フェラーリのミハエル引退の可能性が大々的に報じられている。
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