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Round 15  イタリアGP,モンツァ
Grand Prix of Italy, Monza
2006/09/08 (Fri) - 2006/09/10 (Sun)

▼レース結果(Race Result)
Pos No.  Driver (Nat) Team Lap Pit Grid Tyre  Time / Retire
1 5  Michael Schumacher (GER) Ferrari 53 2 2 BS  1:14:51.975
2 3  Kimi Räikkönen (FIN) McLaren 53 2 1 MI  +8.0 secs
3 17  Robert Kubica (POL) BMW 53 2 6 MI  +26.4 secs
4 2  Giancarlo Fisichella (ITA) Renault 53 1 9 MI  +32.0 secs
5 12  Jenson Button (GBR) Honda 53 2 5 MI  +32.6 secs
6 11  Rubens Barrichello (BRA) Honda 53 1 8 MI  +42.4 secs
7 8  Jarno Trulli (ITA) Toyota 53 1 11 BS  +44.6 secs
8 16  Nick Heidfeld (GER) BMW 53 3 3 MI  +45.3 secs
9 6  Felipe Massa (BRA) Ferrari 53 3 4 BS  +45.9 secs
10 9  Mark Webber (AUS) Williams 53 1 19 BS  +72.6 secs
11 15  Christian Klien (AUT) Red Bull 52 1 16 MI  +1 Lap
12 14  David Coulthard (GBR) Red Bull 52 1 14 MI  +1 Lap
13 21  Scott Speed (USA) Toro Rosso 52 1 15 MI  +1 Lap
14 20  Vitantonio Liuzzi (ITA) Toro Rosso 52 1 17 MI  +1 Lap
15 7  Ralf Schumacher (GER) Toyota 52 1 13 BS  +1 Lap
16 22  Takuma Sato (JPN) Aguri 51 1 22 BS  +2 Laps
17 19  Christijan Albers (NED) Midland 51 1 18 BS  +2 Laps
- 18  Tiago Monteiro (POR) Midland 44 4 20 BS  Brakes
- 1  Fernando Alonso (ESP) Renault 43 2 10 MI  Engine
- 4  Pedro de la Rosa (ESP) McLaren 20 1 7 MI  Engine
- 23  Sakon Yamamoto (JPN) Aguri 18 1 21 BS  Hydraulics
- 10  Nico Rosberg (GER) Williams 9 1 12 BS  Driveshaft
 [Fastest Lap] Kimi Räikkönen (FIN), 1:22.559, Lap 13

[レース・レビュー]  天候:晴れ  路面:dry  気温:28〜29℃  路面温度:40〜41℃

○レース展開としてはまあまああるパターン

 第1スティントの見所は,ミハエルがライコネンにどれだけついていけるか(実際はダウンフォースを失ってオーバーテイクは無理と判断したため,常に1.5秒の間隔を保っていた)と,マッサがクビサを抜けるかどうかだった。ミハエルとしてはライコネンにぴったりとくっついていれば,1回目のピットストップで逆転できると踏んでいた。実際そうなり,そのあとはミハエルにとっては楽な展開となった。一方,マッサはオープニングラップでクビサに専攻を許したことが最大の敗因だったBMW勢はストレートスピードが伸びる(ダウンフォースをつけない)セッティングだったために,マッサは1コーナーのブレーキングで再三オーバーテイクを仕掛けるも成し得なかった。

 アロンソは1回目のピットストップまでバトンに抑えられ,思うようなペースで走行できなかったが,1ストップ勢がピットインしてから猛烈なチャージでマッサ,クビサと3位争いを演じるも,ここ3年で最も派手なエンジンプロで終わってしまった。Q3でのマッサのアタック妨害によるペナルティでエンジンを酷使しすぎたという可能性もあり,スチュワードの裁定には疑問が残る。しかし,これがF1なのだろう,残念ながら。

 エンジンプローでオイルに乗ってタイヤをロックさせ,フラットスポットを作ってしまったマッサは3位争いから脱落し,タイヤ交換で25秒ものロスでポイント圏外へと姿を消す。ここで,問題なのは,マッサの2回目のピットストップが8.1秒もかかってしまった(アロンソ,ミハエルともに6秒台で送り出されているにもかかわらず)点である。マッサはあと1秒はやくピットアウトしていれば,クビサとアロンソの前に出ている可能性があった。それだけにあのピットクルーのミスはもったいない。今回は,搭載ガソリン量を考えると,予選では走りに切れがなく,ミハエルを援護できたとは到底言い難い。残り3戦,マッサの力が重要である。

 ホンダ勢はレースペースが伸び悩み,1ストップのフィジケラの先行を許してしまった。初日走れないというハンデの割には2台揃ってポイントを獲得したので一定の評価はできると思う。ピットストップ作戦もバトン2ストップ,バリチェロ1ストップと分けてきたが,どちらも上手くいったと思う。

 トヨタ勢はストレートが十分に速くなかったために,オーバーテイクが不可能となり,ポジションアップが難しかった。ホンダにも言えるが,他のチームよりダウンフォースを付け過ぎていたためだと思われる。

 スーパーアグリの琢磨は,後半からフロアの剥離に見舞われながらも,トラブル(=タイヤのパンク)を抱えたアルバースを何とか振り切り,前のポジションでフィニッシュできたので,次はトラブルフリーで前のポジションでフィニッシュして欲しい。


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