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Round 8 イギリスGP,シルバーストーン |
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Grand Prix of Great Britain, Silverstone |
2006/06/09 (Fri) - 2006/06/11 (Sun) |
*開催日程* (日本との時差) -9h(サマータイム中は-8h) |
| 現地時間 |
日本時間 | プログラム |
06/09 (Fri) | 11.00-12.00 |
19.00-20.00 | Free Parctice 1 |
14.00-15.00 |
22.00-23.00 | Free Parctice 2 |
06/10 (Sat) | 09.30-10.30 |
17.30-18.30 | Free Parctice 3 |
12.30- |
20.30- | Qualifying |
06/11 (Sun) | 12.00- |
20.00- | Race |
*コース概要+GP説明* |
コース |
Silverstone Circuit |
距離 |
5.141 km × 60 Lap - 0.105 km = 308.355 km |
説明 & 特徴 |
第2次世界大戦中,飛行場として使用されていたシルバーストンは,1950年5月にF1世界選手権が誕生した歴史的な場所でもある。コースはフラットで,屈指の高速コーナー,コプスからマゴッツ,ベケッツ,チャペルと続くS字区間がタイムを出すためには重要なポイントとなる。また,猫の目のように変わるブリティッシュウェザーが,毎年レース展開を左右する。
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*コースレイアウト* |
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[イギリスGP・プレビュー]
1. フェラーリとルノーの対決にマクラーレンが絡めるか
イギリスGPのシルバーストーンは,スペインGPのバルセロナと並ぶ車体の総合力が試されるサーキットであるため,モナコGPでの序列は全く参考ならない。現にウィリアムズはすでにバルセロナでの結果からモナコでの再現は無理とし,ポイント獲得を目標としている。したがって,フェラーリ,ルノー,マクラーレンの争い,ひいてはミハエル,アロンソ,ライコネンの戦いになるのではないかと予想される。
先日のバルセロナのテストでいいタイムを刻んでいたフェラーリ。常にポテンシャルの高いルノー。モナコで改善した姿を見せたマクラーレン。このGPは3チームにとって重要な位置づけとなるのではないだろうか。
フェラーリは高速コーナーを得意としているので,Maggots, Becketts, Chapelと高速コーナーが続くセクター1で有利と見られる。セクター2, 3ではタイヤのトラクション性能が効いてくる。今年はこれまでの流れからBS, MIともに互角の展開を繰り広げているので,当たりのタイヤを持ってこれるかが重要となる。またこのサーキットは路面が粗いため,ミディアム〜ハードレンジのタイヤを用いなければならない点が妥協点を難しくさせる。今年のタイヤは当たりポイントが小さいようなので(スペインでBSが決勝ではずした,ヨーロッパでMIがはずした),BS/MIにとっては厳しい戦いとなるだろう。
2. ピットストップ作戦
タイヤがはずれることも考慮して,やはり作戦はPPを取りに行くほうがよいと思われる。渋滞につかまらないのならば,1〜2周のラップタイムの差と新品のタイヤの性能が拮抗するため,燃料積載量が重要である。予選Part 3での走行ラップは13〜15周であると予想される。燃料積載量がラップタイムに与える影響は標準レベルなので,20周前後3周分ぐらいが上位陣の1回目のピットストップになるのではないかと思われる。中段グループ以降は30周手前が1回目のピットストップとなるのではないだろうか。
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