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Round 6 スペインGP,バルセロナ |
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Grand Prix of Spain, Barcelona |
2006/05/12 (Fri) - 2006/05/14 (Sun) |
*開催日程* (日本との時差) -8h(サマータイム中は-7h) |
| 現地時間 |
日本時間 | プログラム |
05/12 (Fri) | 11.00-12.00 |
18.00-19.00 | Free Parctice 1 |
14.00-15.00 |
21.00-22.00 | Free Parctice 2 |
05/13 (Sat) | 11.00-12.00 |
18.00-19.00 | Free Parctice 3 |
14.00- |
21.00- | Qualifying |
05/14 (Sun) | 14.00- |
21.00- | Race |
*コース概要+GP説明* |
コース |
Circuit de Catalunya |
距離 |
4.627 km × 66 Lap - 0.126 km = 305.256 km |
説明 & 特徴 |
100年前から作り続けている未完の大聖堂,聖家族教会など数々のガウディ建築に彩られたバルセロナ郊外に位置する。低・中・高速とオールラウンド型のレイアウトで,オフシーズンにもテストが重ねられるためにマシンの実力差がはっきりわかる。昨年はオフにトラックが再舗装されたため,路面特性が変わり,ラップタイムにも変化が見られた。
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*コースレイアウト* |
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[スペインGP・プレビュー]
1. ルノー,フェラーリ,そしてマクラーレン…
前戦ヨーロッパGPの結果を踏まえると,開幕から安定しているルノー,ヨーロッパラウンドに入って歯車がうまくかみ合っているフェラーリ,パフォーマンスが改善され始めているマクラーレン,この3チームが優勝争いをするだろう。
このサーキットはここ数年,MI有利とされてきたコースである。前戦ヨーロッパGPでは,MIはタイヤ選択に少し誤りがあったようで,一方のBSは路面に合うタイヤをうまく持ち込んできていた。MIもスペインでは改良型を持ってくるといっていることから,タイヤ戦争は互角の戦いになるのではないだろうか。そうなると,車のパフォーマンス,ドライバーの腕が重要なファクターとなる。
空力がものをいうサーキット,カタロニア。ルノーは冬のテストで高速コーナーの多いセクター2, 3が速かった。フェラーリは直線が長いセクター1で速かった。フェラーリのセクター1のアドバンテージは変わらないとしても,空力特性がはっきり出るセクター2, 3でフェラーリがどの程度巻き返しているかがポイントとなる。
2. ピットストップ作戦は?
フェラーリ勢は確実にポールをとれる分だけの燃料しか積まない逃げ切り型の作戦を取ってくるだろう。ルノー,マクラーレン勢はフェラーリに比べて第1スティントやや重めの作戦を取るのか,ポールを狙いにくるのか,作戦の分かれるところではないだろうか。
それ以下の中段グループではホンダ・トヨタはやや重め,ウィリアムズは1発のポテンシャルにもよるが,速ければ結構軽め,そうでもなければ相当重め(先のヨーロッパGPのように,レースの半分ぐらいまで第1スティントを引っ張る)を取ってくるだろう。
このようにチーム力で作戦の取り方が変わってきた点も面白い。
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