百姓くらぶ 12月の田より (25.12.09)


 
 畑の大豆を、やっぱり誰か食べています。さやは株のまわりに落ちているので、ネズミや鹿ではありません。手でちぎって中だけ食べることができる動物。サルかな?

 畑で干すと仕事が早いかもしれませんが、誰かさんとネズミ、鳩、カラスなどに毎日餌をあげるようで。手間ですが、少しずつ家のまわりに干し、脱粒しています。せめて唐箕(とうみ)を使えるといいのですが、使うほど量もなく、すべて手作業です。種類も、小粒、青大豆、黒豆、もち大豆、夢さようと色々作ってしまったので、仕方ありません。


 脱粒し、選別の時に鶏の餌になるものはその辺に置いておきます。鶏を外に出すと早速くず大豆を食べに庭にやって来ます。

 
 

12月7日の活動報告
  
 幸いにも天気予報が外れ、暖かい晴天の中しめなわづくりができました。これもてるてる坊主と日頃の行いがよい参加者のお陰。参加者は子どもも含めると30人以上。Facebookで日頃お付き合いのある人もあり、そのつながりが広がっていて、この参加者になりました。

 講師先生も急遽代役をお願いしたのですが、教え方もうまく、参加者はそれぞれに、自分で作ったメガネなどの作品を持ち帰ることができました。

 和食が注目を浴びていますが、暮らしの文化を伝えていきたいと毎年わが家で講師を招きしめなわづくり(21回目)を開催しています。


森のようちえんにじの子が数日前に来て作ってくれた てるてる坊主

 
「それぞれの地域や作る人によって、右ない、左ないがありますが、私は日常縄をなう右ないは「縛る」ためなので、神様にはそうでない左ない。もう一つ、飾る時に縄目が上向きになるので、左ないにしています。でも、それぞれやりやすい方法や、信じてきた、ない方でやりましょう。」と、大変わかりやすい説明。

 
皆さんで体験したのはメガネ。ごぼうは時間がかかるので・・と、講師が作るのを、みんなで見学となりました。講師の手さばきを見、お話しを熱心に聞くこと、とてもよかったです。



12月30日の活動予定

 12月30日(日)7時から始めますが、都合のいい時間にどうぞ。

 作業メニュー:餅つき(餅米の計量、かまどの火の番、つき手、返し手(合いの手)、ちぎり手、丸め手など役割分担で進めます)
 昼食メニュー:つきたてのお餅(大根おろし、きな粉、あんこ、色餅各種)、豚汁
 
 餅米を持ち帰っている方は前日に洗って水につけたものを持参下さい。また、ついたお餅を入れる容器もお忘れなく。また、お餅は食べ放題なので、おなかをすかせて。参加希望の方で、まだ予約をされていない方は至急連絡下さい。

 1月19日(日)味噌作りをします(先着4組程度)。この日味噌作り希望の方は年内に申込みを。その後は2月中旬、3月初旬と味噌作りの予定です。

 





百姓くらぶ 11月の田より (25.12.09)


 
 11月は農作業も、その他の行事や仕事も大忙しで、田よりをサボってしまいました。こんなこともたまにはお許し願うことにして、その頃の様子をお知らせします。

 11月初旬、山畑にちょうど冬野菜が元気そうに育っていた頃、2日も、鹿の食害に。1日目は角の支柱を倒しそこから進入。お腹はすいてなかったのか、少しの食害でした。早速柵を立て直したのですが、美味しかったのでしょう。今度は道路側から網をかみ切り草も含めきれいに食べられてしまいました。残ったのはごぼうの葉っぱだけ。

 ここで発想の転換。このチャンスにドングリをたくさん畑に落とし始めたアラカシを切り倒すことに。
  

畑に作物があってはこの作業はできません。が、少しだけ残ったごぼうや、その後の作業で踏みつけるので、葉は食べられたけどニンニクの所も外して・・と注文を色々付けていると「おまえ切れ」と言われ、実際にチェーンソーを使い切り倒したのは私です。

 切り倒しても、1番太い所を切り離すのが危険で、喧々がくがく。ま、無事ケガもなく、順番に枝を切り離し、薪のサイズに切り運び出し柵を改めて設置。以後は鹿野進入はなくなりました。(食べるものがないだけ?)

 
 

10月6日の活動報告
  
 森のようちえんにじの子の親子が稲刈りにやって来ました。子どもたちはもちろん、お父さん、お母さん同士も仲がよくどんどん作業が進みました。


真ん中が倒れていて、そこだけを少し刈っていたので、真ん中から刈り始めました。


稲が道路の方に少し倒れているので、刈りやすい方から、稲木の場所をつくりながら・・

 
いつもはたくましく遊んでいる子たちも、お父さんたちの前では甘えんぼ。でもよく手伝ってくれてました。詳しくは森のようちえんにじの子のブログを。



12月7日の活動予定
12/7(土) しめなわづくり
 







百姓くらぶ 10月の田より (25.10.01)


 
 ご心配をおかけしましたが、コシヒカリは無事稲刈りを23日終えました。台風以降の好天と体力の限界に来た頃の2組のお手伝いがありがたかったです。現在旦那がその稲の脱穀中。栗も落ちるし、こんにゃく芋の茎が倒れ始め収穫をしなくてはいけませんが、半月に及ぶ稲刈りで残して置いた雑用が山積みになり、稲刈りの時のような元気がでませんが、ボチボチと片付けることにしましょう。
  
 今度は23号台風の動きが心配です。どのような進路になるか?稲刈りを終えてから台風の風が強いと、稲木が倒れ、難儀します。台風の後に稲刈りであれば、その雨量が多い場合穂発芽で、いい米を収穫できません。今の予報では6日に稲刈りの予定。

 
 

9月21・23日の活動報告
  
 私自身もこの時期は色々と重なりますが、今年はすべてキャンセル。納豆の仕事と配達以外は毎日稲刈り。作業着の洗濯、鎌研ぎ、お茶の準備、百姓を存分に味わいました。他に助っ人を頼むことも出来たのですが、参加された方はわかるでしょうが、かなり上級の技が必要。米とヒエを刈り分けないと仕事がまた増えるのです。

21日、たくさんの野菜を土産にS賀さん夫婦が参加。「何故ヒエを夏の間に取っておかなかったのですか?」とごく当たり前の質問に「色々除草は手を尽くしたのですが、うまく行かなかったのです。」思いっきりすれば一反を終了できたかもしれませんが、私たちのペースでボチボチ。昼食は紫蘇の実とツナのチラシ寿司、他。食後の話が弾み、動きたくないほど。2人だけの稲刈りと違い、楽しい稲刈りが出来ました。

22日の朝。これだけ刈るのに1時間。一輪車いっぱいのヒエは少ない方です。

23日朝一(7:30?)でS保さん母娘が到着。「朝食中で」「刈り始めていますから・・」この日は午後から2人とも外出予定で午前中しか稲刈りが出来ない。Nちゃんが来てくれて、私たちも8時頃から稲刈り!一番上の6畝の残り5畝程、午前中に刈り終えるようザクッ、ザクッ。この田んぼはキカシグサが多く、違った刈りにくさ。予定通り昼までに完了!

 昼食は新米とショウガの佃煮、納豆、とがらしの佃煮、きゅうりの塩麹漬け・・新米はやっぱりおいしい!



10月6日の活動予定

 10月6日(日)10時頃から

作業メニュー:餅米の稲刈り(手刈りによる一連の作業、刈り取り、結束、稲木干しなど)
昼食メニュー:羽釜で炊いた新米、きゅうりとカボチャの料理、味噌汁、銀杏・栗など秋の味覚

 森のようちえんにじの子が親子で参加。天気予報では曇りなのですが、前日の雨がひどい時は稲刈り作業は難しいかもしれません。その時は出来たての藁で、色々作ってみましょう。
 






百姓くらぶ 9月の田より (25.09.03)


 
  最近、販売できるまともな米ができ始めたと思っていたが、それを野生動物たちがほっておかない。ここ1週間ほど猪に毎晩のように荒らされ、3枚のコシヒカリの半分以上手刈りしなくてはならない様子。餅米はまだ穂が垂れるまで実が入ってないので田んぼの中を歩いただけのよう。

 10日前にはサルだろうか。サツマイモほとんどと、マクワ、カボチャをかじっていった。サツマイモの蔓は切られてなかったのでもう一度土に埋めたが、今からではまともな芋にはならない。

 のんきな旦那もさすがに毎日真剣に対策を講じているが、猪があきらめない。早くあきらめてくれるのを祈るばかり。倒されたイネを起こしながらの手刈りは随分と時間と手間がかかる。お忙しいと思いますが、手伝いに来て下さい。
  
   8/27の状況。道路からはわかりにくい。猪は川から柵を押しのけ入ってきて、水分の多い枝豆のような未熟米を好んで食べる。  
   9/1の夕方。川の方がかなり倒れて、中央も歩き回っている。この1反の上も被害が。2・3日にかなりの雨が降り、きっと倒れ方がひどくなっているでしょう。ただ、川が随分増水しているので猪も川を渡れず被害が出ていない様子。
 

8月4日の活動報告
  
 久しぶりにUさんが参加、さぁ掃除でもしようかと思っていたら、早々に到着。掃除の手間が省けたと言うか、とにかくこの朝寝が一番のおもてなしのよう。定刻にSちゃんも到着。旦那は地域の役で留守なので、女3人。

 先ずは現在の畑や、なかなかいい感じに育っている田んぼの見学。大豆畑は草だらけだけど、今雨のない時に草を抜くのは大豆のためにならない。さて、何をしようか?ほんの少し残っていたこんにゃく芋でわら灰と、シェルパワーの2種を加工、久しぶりにおしゃべりをして、食事の準備をして・・こちらものんびりしていたので、写真もなし。

 そうめん流しをする人数でもないので、普通のそうめん(紫蘇、ネギ、ミョウガ、納豆)、トマトときゅうり、こんにゃくの刺身、スイカ、梅ジュース。暑い時はここでも火を使う料理は少なめ。

 午後からはUさん帰宅し、「コンなんじゃ物足りない」Sちゃんのための特別メニュー。川沿いの草を刈り、対岸の藤蔓の塊に潜り込みギコギコ根元を切り落とし。川に流すわけにはいかないので、岸に引き上げ、もう一息と言うところで雨が降り出し作業中止。一部残っているけど、川がすっきり。暑い時は川沿いの作業は涼しくていいもんです。


9月21・22日の活動予定

 9月21日(土)・22日(日)10時頃から

作業メニュー:コシヒカリの稲刈り(手刈りによる一連の作業、刈り取り、結束、稲木干しなど)
昼食メニュー:玄米おこわ、きゅうりとカボチャの色々、味噌汁

 中旬から私たちで猪の被害に遭ったところを先に手刈りを始め、バインダーで刈り取れるところは最後にバインダーで刈る予定。稲木に掛ける作業もあるので、人出が必要。ただ、前日や当日が雨だと田んぼがぬかるみ、作業ができません。参加予定の方には直前に、作業予定などをお知らせします。
 







百姓くらぶ 8月の田より (25.07.31)


 
    

 大豆畑は木酢液のお陰か綺麗に芽が出て、順調に成長。左は7/9に管理器を借りてきて、除草を兼ね土寄せをしたところ。
右はその後(8/1)大豆も草も大きくなり、さて、どうしようかな。
 

7月7日の活動報告
  
 Sちゃんひとりとメイちゃん(犬)のペア?で参加。メイは外に出ることが少ないようで、うれしくてうれしくてはしゃいでいます。人間と変わりませんね。

 7月でもワラビが収穫できるので、草ジャングルのような所で体験。残念ながらビワの収穫には遅く、スモモはまだ赤くなってない。その後、旦那の新兵器アイガモンを披露。田車より楽だと言ってました。草刈り機を使い慣れているので、良いようです。でも田車は静かだし、誰でもできる。場所や人、草の状態で使い分けると良いですね。

 昼食は人数も少ないのでちょっと寂しい感じですが、黒豆入り玄米おこわ、ワラビのしょうゆ漬け、ナスとピーマンの味噌煮、こんにゃく・ごぼう・にんじんのきんぴら、なんじゃこりゃ納豆、キュウリ・ナス・トマトの生野菜、味噌汁。

 午後は田んぼの除草作業をしました。


8月4日の活動予定

 8月4日(日)10時頃から

作業メニュー:大豆畑の草管理作業、大工のまねごと(丸太にホゾ穴を開ける?) 
昼食メニュー:4人以上だったらそうめん流し、きゅうりなど夏野菜のサラダ

 おとなだって川で遊んじゃいましょう。魚をすくったり、川の中を歩いたり。暑い時だからこそできる事があります。





百姓くらぶ 7月の田より (25.06.21)



 待望の雨が降り、ようやく田んぼにしっかり水が入りました。この雨を見越して前日にサツマイモの苗定植。また、16日に大豆を蒔きました。木酢液の原液に大豆を浸けて、すぐに乾かします。これで木酢の匂いを嫌う鳩などから大豆を守る事ができるとか。実際にはこの倍ほどを蒔きました。上は納豆で使っている大豆。下は昨年わが家で収穫した青大豆、黒豆、白豆、小粒(左から)

 大豆は蒔いても水没すると腐ってしまいます。まだ芽が出ないうちに雨が降り出し、畑の一部が水没。雨の中水抜き作業をし、翌日は無事芽を出したので一安心。でもこの雨で木酢が流れ、効果がなくなるのでは?(22日撮影)何とか今は本葉が出始めました。

 本葉が開いても、今度は鹿がやって来て食べてしまわないかなど、秋に何事も無く収穫できた事はほとんどありません。収穫できたら、味噌や納豆にしたいと思っていますが・・
 
 

6月8・9日の活動報告
  
 
 8日:小さな子は体調など変わりやすいので、結局参加は子ども6人、おとな12人。小さな子たちもきちんと間隔を空けて植えられるよう、旦那が考えたのが縁台の上の竹の物差し。苗を3株植えるとお茶碗1杯のお米になり、その田んぼはオタマジャクシやトンボを育てている事になります。

早速田んぼへ。中央のKOTくんは田んぼのカエルが気になり、田植えどころではない。長靴で田んぼに入ったRIOちゃんはやっぱり長靴が抜けなくなり、泥んこ。「川で洗おう」「オタマジャクシを取ろう」と子どもたちはすぐに田植えを終了。

伸び放題の草の中にカヤネズミが草で巣を作っていた。その中に赤ちゃんが5匹。育って畑の芋や豆を食べられるのも困るので、子どもたちが持ち帰り育てる事に。そこで、カヤネズミの赤ちゃんのお部屋作り。   その間に大人は真剣に田植え。毎年、たまに、幼稚園以来の人など大人にとっても良い体験。少しだけ明日の参加者用に残し、楽しみの昼食!

にじの子たちはこのお釜でいつもご飯を炊いているとか。ハヤシライス、カレーライス、こんにゃくの刺身、エンドウ豆の卵とじ、スナップエンドウ、わらび、新茶・・いつもおいしいけれど、小さな子たちの姿があると本当に楽しい。お腹いっぱい食べたので、午後からはグミを取りに行ったり、水鉄砲で遊んだり、大人はニンニクリースに挑戦してみたり。早めににじの子親子は帰り、残った人はワラビ取りやおしゃべりをして、ホタルが出るまでたき火をしながら過ごす。まだ出始めで、数匹だけ。それでも静かな川の流れを聞きながらホタルを見ていると別世界。
9日:Sさんが参加。ちょっと二日酔い気味とかで、植えられた苗も時々?よく見ると、前日の苗も途中から列が無くなっていたり、増えたり。それでも旦那の工夫で予想以上に綺麗に植えられている。午後からSさんが1反の田車除草を。小さな草がいっぱい浮いていたのに、その後水がなくて草は土の上に着地。7月、皆さんに情操作業を頑張ってもらうしかない!?



7月7日の活動予定

 7月7日(日)10時頃から

作業メニュー:田んぼの除草作業(田車) 
昼食メニュー:山菜入りチラシ寿司 びわ(夏野菜はまだ間に合いそうに無い・・)今シーズン最後のこんにゃくの刺身

 雨が降っても、田んぼの水があれば田車除草はできます。この時期を逃すと穂が出始め田んぼに入れなくなります。







百姓くらぶ 6月の田より (25.05.21)


わが家の裏の田畑は6枚の棚田。一番近い所(左端の緑)が草まみれの畑。その右、ちょっとわかりにくいですが、まだレンゲ田のままの所が餅米予定の田。


荒鋤きが終わっている4枚の中で、トラクター、手前に苗代のある所だけが大豆。他はコシヒカリです。この写真を撮るのに、竹の子掘の山に登って、色々撮影。やっぱり全部を1枚に写すには無理があります。


遠くからの私には遠慮が無いのか、この小さな水辺でトノサマガエルが賑やかに蛙合戦中。たまに「キュー」と聞こえるのは無事抱きついた時の歓声か・・ 車が通ったり、私が近くで写真を撮ろうとしたら、トタンに静かになりました。
 

5月12日の活動報告
  
 
5月12日(日)の百姓くらぶの活動は都合により中止しました。



6月8・9日の活動予定

 6月8日(土)・9日(日)10時頃から

作業メニュー:餅米の田植え、お茶摘み体験
昼食メニュー:新茶、カレー、混ぜご飯、味噌汁他

 8日(土)は森のようちえんにじの子が親子で田植え体験をします。人数は多いけどほとんど初体験。百姓くらぶメンバーの指導、よろしくお願いします。






百姓くらぶ 5月の田より (25.04.19)


 Facebookのお友達が、実際のお付き合いになり良い刺激をもらっています。森のようちえんにじの子はメンバーが可愛らしくなり、つい手をつないで遊んでしまいます。
 百姓くらぶもニューフェイスが続々。5月、6月は気合いを入れて受け入れをしなくては。他の活動も春らしい動きがあり・・山も笑っています。

 田植えは5月下旬コシヒカリ(うちでします)、6月上旬餅米と例年通りの予定。もしかしたら、この頃にトライやるウィークの中学生の受け入れがあるかも。それに田植えは森のようちえん親子の参加もあり忙しくなりそうです。

 
餅つきに使うヨモギを畑の草の中から取ってきました。たっぷりあるようでも、ゆでて刻んでよく絞るとこの通り、こんなに少なくなります。年末まで冷凍で保存します。

 
レンゲの色が綺麗に出ていませんが、裏の田んぼ4枚にレンゲが咲いています。でも、GW後には水を張り田んぼの準備です。
 

4月14日の活動報告
  
 常連メンバー3人は何も言わずとも、必要なかごや移植ごてを持って畑へ。初参加のTさんにユリ科の野草や野菜の違いを説明しました。葉の断面や立ち上がり方、匂いでほぼ区別ができます。左から、芽の出た玉ねぎ、貧弱なネギ、収穫には早いラッキョウ、ニンニクの葉、ニラ、ノビルの葉、ついでに、オオバギボウシ(ウルイ)、ワラビ。他にも畑にはおいしい野草がいっぱい。
  
 ちょうど食事の準備ができた頃に、ゲスト3人が到着。私は撮り忘れたのですが、ゲストが証拠を残してくれていました。




旦那がタケノコと、小さなタラの芽と、ワラビ・ヨモギの天ぷらを揚げてくれました。お皿いっぱいのノビルはそのまま味噌を付けたり、少し焼くと甘く完食。ワラビやレタス、菜の花、大根の花、スミレの生野草&野菜は塩麹やしょゆのみ、を付けて。まだ残っていたカボチャと小豆を炊きました。味付けはなくてもとても甘くおいしかった。蕗じゃこ、キャベツの塩こうじ漬け。わが家の原木椎茸と一緒に一つだけ松キノコを焼いたのですが、誰かが食べてしまって・・まぁみんな大満足。参加できなかった方残念でしたね。


5月12日の活動予定

 5月12日(日)10時頃から

作業メニュー:食べられる野草の収穫(ワラビ、タケノコ、フキ、ミョウガタケ、山椒の葉)、こんにゃく芋の定植、お茶摘み体験
昼食メニュー:たぶん、タケノコフルコース(タケノコご飯、タケノコの煮物、和え物、天ぷら、ステーキ・・・タケノコのお吸い物)
その他収穫してきた物。

 今年は春が遅い?昨年が早かった? 鹿や猪に先取りされないよう毎日見て回っていますが、やっぱり少しは食べられてしまいます。ワラビも他の人が採った後なら、収穫できません。私たちの思い通りにならないことも体験です。それでも、おいしいお米とこんにゃく・納豆はありますので、ご安心を。







百姓くらぶ 4月の田より (25.03.21)


  
 タネツケバナが咲きました。旦那も「種」籾を水に「つけ」ました。この作業をする時に咲き始めるので名前がつきました。冷たい流水に10日以上漬け発芽させます。

 右はシュンラン。とても地味な花で、いつも咲いているのに気づかないことがあります。

  
 急に暖かくなったので、フキノトウが一気に伸びてしまいました。コスミレも咲き始め、ツクシは少し食べました。

  レンゲも今がちょうどおいしい時です。

 4月から知人の大工さんに月1回修行へ。来年は間伐材を使い小屋などを作りたいと思っていますが・・どうなることか。
 

3月3日の活動報告
  
 
 味噌は家族の健康的な食生活に欠かせない。年1回の参加でもぜひ作りたいというKさん夫婦。ちょっと到着が早かったので、しばらく待ってもらい早速味噌作り作業。段取りよく作業終了後、雪でも降ったら困るのでと、早々に帰宅。

 残る2人はたき火や野草摘みに。ちょっと外では寒く、ストーブで暖を取る。ストーブの上に足を置いたら・・と冗談のように言って、網を持ってきたり、割竹を置いたり。するとその竹から油が出て拭き取ると綺麗につやが出た。

 昼食はある物で、お餅、芹、レンゲ、フキノトウ味噌+こんにゃくの刺身、椎茸の塩焼き、ホタルイカの一夜干し・・餅つきの時失敗した玄米餅はフライパンでしっかり焼くとお焼きのようになっておいしい!

 昼食後早速竹あかりの作品に挑戦。まず先に油抜き。(手元の白っぽい所はこの作業をしていない部分)
切ってあった竹を作業台に固定し、ドリルで穴を開けていく。あまりデザインも考えず、とりあえず穴を開けたけれど、いい感じ。


4月14日の活動予定
4月14日(日) 10時頃から
 作業メニュー:今食べられるものを周辺から収穫、竹あかりの作品に挑戦
 昼食メニュー:野草料理第二弾です。ワラビ、タケノコ、芹、ノビル、ヨモギ、タンポポ、スミレ、レンゲ、ヤブカンゾウ、ヨメナ・・・

 ゲスト参加もあり、賑やかになりそうです。午後からはお茶摘みがしやすいように周辺の整備でも。







百姓くらぶ 3月の田より (25.02.20)


 鶏を観察しているわが家の暮らしに馴染んできているのがわかる。来たのは1年3ヶ月前、その頃は強制換羽(かんう)後だったのか、しばらくすると卵を産み始めた。でも一羽はその後下痢と、お尻の羽が抜ける病気に。1日何時間か外に出し、庭の草や虫を見つけて自給自足のひと時を。

 自然状態で飼育すると、冬は産卵を休み、自ら換羽する。羽が少なくなるので寒いのか戸を開けても外にも出ず、トサカの色も悪く、食欲も落ちていた。

 それが、日照時間が長くなると卵を産み始め、食欲旺盛、戸を開けると元気よく外に出て土を引っ掻いて虫を探している。病気の鶏も、羽が生え替わり、綺麗な姿に変身。

 私も不調の時は外出したくないし、食欲もない。体にいい物を食べ、無茶をしないでおとなしくしている。たまに行く歯医者さん以外、自分のことで病院へ行くこともなく(今のところ)、このことだけでも、時間とお金を随分と節約。でも、こんな暮らしをしていると、あまりお金がいらない。
 

2月17日の活動報告
  
 久しぶりのUさんが、新人Kさんと一緒に朝一番に到着。早速ストーブに火を付けてと思ったけど、味噌作りの段取りで、先に糀の塩切り。そのうちにご近所のH夫妻の到着。私は旦那にすべてを任し、外で他の準備。Sちゃん、Eちゃんもいつもより早く到着、最後に新人Kさん。

 いつの間にか(?)旦那も成長し、味噌作りの段取りと指導を任せられるように。言っていることはほとんど私の受け売りですが・・と言うことで、作業の写真を撮る以外のことはどうだったのか、よくわかりません。結果は秋以降の味噌の味でわかります。

  
ミンチ機で柔らかく蒸した大豆をつぶす。     糀と塩をませる塩切り(右)、大豆と麹を混ぜる(中)、瓶に味噌玉を詰める(左)を見れば、初めての人もよくわかったのでは?
  
薪割り体験、エプロンを着けたままのKさん。

  
もう帰り支度をしていたけれど、これだけはやります!とkさん。お見事でした。

   
このエプロンは作業用!「えーぃ!」と声が聞こえてきそう。sちゃんにはたくさん割ってもらいました。


ついでに、薪割り機で割るのを体験してもらいました。たくさんあると、やっぱり助かりますが、これもコツがあります。

 前後しますが、昼食は色餅各種を焼いて、何も付けずそのままパクパク。ヨモギ、ごま、大豆の味と餅のほのかな甘みを感じました。具だくさんの味噌汁は一部粕汁に、柔らか過ぎの玄米餅を入れて雑煮風と、味わい色々。一つだけのフキノトウはそのまま味噌を付け、口の中に春を感じました。こんにゃくの刺身には、しょうゆのみ、ポン酢、トマト塩麹で。他に、納豆、銀杏、丸干し、焼き栗、山椒の実と茎わかめの佃煮?最後に豪華!新鮮玉子の目玉焼き(半熟)。文字で見てもこのおいしさと楽しさはわからないでしょうね。
  


3月3日の活動予定
3月3日(日) 
 作業メニュー:味噌作り、周辺の山からたきぎを調達(餅つきなどの燃料用)、こんにゃく講習会
 昼食メニュー:お餅、芹、ナズナ、レンゲ、フキノトウ、ノビル・・野草料理第一弾です。

 こんにゃく作りをしっかり覚えたい方に、先着3名講習をします。うちのこんにゃくで6個分の材料費+αで500円。できたこんにゃくは持ち帰ってもらいます。段取りが良ければ、わら灰こんにゃくも作りましょう。
★こんにゃく(200g)200円、味噌(100g)100円量り売り、納豆(100g)120円など販売しますが、できれば予約をお願いします。






百姓くらぶ 2月の田より (25.02.03)


 日ざしがあると春が近づいてきているのを感じます。鶏も日照時間で産卵率が違い、冬休みをしていましたが少し卵を産むように。夏以外養鶏場で夕方点灯しているのは、産卵率を落とさないためです。

 鶏のように、人にも季節に応じた暮らし方が。春のような日ざしを浴びると元気が出てくるのは自然なことなのですね。寒い日はコタツに潜り込み読書三昧の旦那をお手本にするべきかなぁ?

 それでも次の薪・焚きつけなどの準備は今しておかないと、今度の冬が暖かく過ごせません。樹種によって燃える時間が違います。針葉樹は近くから拾ってくることも出来ますが、広葉樹は声をかけていただき、2人で取りに行きます。量が多いのでほとんどチェーンソーと薪割り機を使いますが、段取りよく作業するにはやはり2人で材を運んだり、薪を束ねたり積み上げます。

 1年半前の大雨で痛んだ川の護岸工事が終了し、田んぼも元のようになりました。
 昨年10月、工事開始の頃

  


1月27日の活動報告
 数cmの積雪があり寒い朝。 Iさんの都合で9時からご夫婦仲良く味噌作りを開始。
 10時前には瓶に収めることが。残りの時間にロケットストーブや竹あかりのおもしろさをご覧いただいた。器用なIさんのご主人は素敵な作品をつくられるでしょう。

 その後Siちゃん、Seさんとうまい具合に時間差で到着。我が旦那「用ないやろ」と言いながら、手伝いに回ったり洗い物をしたり。私は台所で粕汁の準備。昼前には味噌仕込みも、片付けも終了しお昼に。

 人数も少なく外は寒いので、作業場に七輪を持ち込み。お餅や椎茸・丸干しを焼き、野菜や豚肉たっぷりの粕汁、カボチャとウィンナーの蒸し焼きで、ちょっと静かな昼食。と言うのもSiちゃんの体調が優れないのと、多忙ですぐ帰らなくてはならないためか、テンションは下がったまま。無事山盛りの用事は片付いたのでしょうか。
 


2月17日の活動予定

2月17日(日) 
 作業メニュー:味噌作り、薪割りや、周辺の山からたきぎを調達(餅つきなどの燃料用)
 昼食メニュー:お雑煮、など

 ★味噌作りは後3/3の予定です。2/17の申込みは2月6日(水)まで、3/3の申込みは2月20日(水)までにお願いします。

 また、わが家では基本量として、大豆2kg、麹3kg、塩0.85kg(出来上がり8.5kgぐらい)としていますが、この組み合わせや分量も1年間使う量や好みで変えていただいてもかまいません。

 ★麹のみの注文も受け付けます。900円/kg、甘酒や塩麹用に。冷凍保存もできます。
 味噌作りの待ち時間は、来シーズン百姓くらぶで使う薪材の調達など、この機会にお願いします。







百姓くらぶ 1月の田より (25.01.03)






新年おめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
 寒さの中、お重を詰める前にカメラを持って裏の田んぼへ。もう少しで日の出だったのですが。しかし、足下を見てみるとすごい霜柱を発見。


 この写真じゃないけれど、足下を見つめ、小さな事から片付け、自分で考え、マイペースでやっていきたいと思います。

毎日があっという間に過ぎて行きますが、この田より日々の記録になっています。所々写真がなぜか表示されない所もありますが、ご覧下さい。


12月30日の活動報告
 
朝から雨。軒下や玄関の土間、作業場などで餅つき作業を。でも、Tちゃん(右の黄色いカッパ)担当のおくどは、いつもの外。ちゃんと上下のカッパ持参で役割を果たしてくれました。ついているのは超ベテランのS一家コンビ。

 
都合で一人参加のHちゃん。家族の分をつくぞ〜、とこづきから。なかなか様になっています。

  つくのも立派なもの。数回は餅つきを体験したと思うけど、他の人のをよく見ていたのでしょうね。
 
 
            
餅つき2回目のM一家。今回で、ようやくだいたいの流れがわかり、仲良く家族でつきました。


S一家は元気者ばかり、なかなかTちゃんに声がかからなかったけど、これで最後の臼、つかなきゃ、と声をかけたら「待ってました」とついてくれました。かっこいい姿に(姉より)黄色い歓声!


この中では若手と言えない歳になった息子と、カッパを着た私。
 雨が降ったため、参加者も入れ替わり立ち替わりで全員がそろうことがありませんでした。また、餅つきの最中にはストーブで色々焼いたり、つきたてのお餅を大根おろしやきな粉で食べる、こんにゃくの刺身・・などいつも外でしていることができませんでした。でも片付けが終わった後に軒下で、ほっとしながらストーブを囲んで楽しみました。


1月27日の活動予定

1月27日(日) 
 作業メニュー:味噌作り、薪割りや、周辺の山から薪材を搬出(餅つきなどの燃料用)
 昼食メニュー:お雑煮、など

 ★味噌作りは後2/17、3/3の予定です。土曜日が都合がいい場合は1/26と2/16は実施可能ですが、どちらか一方で。使用する材料はわが家の米を麹屋さんで加工した物、納豆用の秋田県産有機認証大豆、シママースか自然塩。これらの材料を自身で調達できる場合は持参して下さい。ただ、大豆は前日に洗って漬けておかなくてはなりません。

 また、わが家では基本量として、大豆2kg、麹3kg、塩0.85kg(出来上がり8.5kgぐらい)としていますが、この組み合わせや分量も1年間使う量や好みで変えていただいてもかまいません。

 ★麹のみの注文も受け付けます。900円/kgの予定(今年の加工賃などで変わるかもしれません)、甘酒や塩麹用に。冷凍保存もできます。
 
 味噌作りの待ち時間は、来シーズン百姓くらぶで使う薪材の調達など、この機会にお願いします。