私はこうして「コーディネーター」になりました
 

さて、私が、長いOL生活のあとに、
今の仕事にたどりついたことは、プロフィールでお伝えしたとおりです。

インテリアコーディネータの学校に入ったのは、
「コーディネーターになりたい」というよりも、
今からでも住宅の仕事ができるのならしたい、
と思ったからです。

(私は夜間のインテリアスクールに通いましたが、
通信講座という手もあります。)

自分のセンスに自信がなかったので、「インテリアをデザインする」
という仕事に、はじめは興味がありませんでした。
(ただ、センスというものには客観的な理屈(?)があって、
後から身につけられるのだなあと
学校に行ってから思いましたが)

変な話ですが、建築設計事務所に勤めながら、
今から建築設計士になるのは到底無理だろう、
インテリアコーディネーターならなれるかもしれないと、
結果的に設計事務所を辞めることになりました。(笑)

学校に入って、製図板を前にし、
三角スケールやT定規の使い方を
初めて習ったときは、感激したものです。
「私の人生にこんな日が来るなんて」(笑)と。

そして、いろいろなことを学んでいくうちに、自然に
「リフォームがしたい」と思うようになりました。
家具のレイアウトや間取り・動線を考えるのが好きで、
やはり設計に興味があったからです。

インテリアコーディネーターの試験勉強は、
書店で選んだテキストと問題集で自習し、
学校の「試験対策講座」には特に出ませんでした。

こういった試験はとにかく「過去の試験問題」を解くのが、
一番よいということは聞いていましたので、
問題集の答えをノートに書き込みながら、
間違えた問題のポイントや
忘れがちな用語や数値・寸法を
書き加えていくようにしました。

問題集を選ぶときは、
単に答えの「番号」が載っているだけでなく、
解説が付いている物がよいと思います。

余談ですが、この「過去○年の試験問題集を繰り返し解く」
(必ず解説が載っていること)
また、「ノートに間違えたところや忘れがちなポイントを
書き加えたものを作り、試験の当日ざっと目を通す。」
という同じ方法で、その後も
「マンションリフォームマネージャー」や
「2級建築士」
「宅地建物取引主任者」の
資格試験に合格することができました。

ただ、いろいろな試験を受けて思ったのですが、
「インテリアコーディネーター」の試験だけは、
国語力が必要という気がします。
言葉の言い回しによってどちらにも捉えられそうな
問題があって、いわゆる「ひっかけ問題」が
多いように感じました。

なお、次のページで、コーディネータ試験の問題集とは別に、おすすめの本
(コーディネーターを目指す方にぜひ読んでいただきたい本)
をご紹介します。



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