インテリアコーディネーターを目指す方におすすめの本 私は、小さいころから建築というものに憧れていました。 そして、かなりの遠回りをして、建築の仲間(?)ともいえる リフォームの仕事にたどり着きました。 インテリアスクールに通っていたころ、 建築の授業の先生(現役の建築家です)が、 「建築することは哲学することだ」とおっしゃってました。 そのころは、よくわからなかったのですが、 いろいろな本とめぐり合ううちに、 「こういうことかな?」と思うようになりました。 インテリアコーディネーターを目指す方には、 ぜひ、「建築」という視点からも、 住空間を見ていただきたいと思いますし、 建築と同じように、住空間をコーディネートをすることで、 「哲学」していただきたいと思います。 (こういった視点でも見ることで、 ありふれたコーディネーターになるのか、 なにか仕事の上での自分の個性が生み出せるかどうかの、 差が出ると思うのですが…) ということで… おすすめの本です。 (私にとっては仕事をする上でのバイブルです) ●「暮らす!」技術 →「捨てる!」技術というベストセラーで有名な著者ですが、 こちらの本の方が、私にとっては「目からウロコ」でした。 「暮らし」という、一見ありふれたものを「目新しいワクワクするもの」に変えてくれます。 (お客様にもワクワク感をおすそわけしましょう!) ●住まい方の思想 ●住まい方の演出 →建築家であり、映画評論家でもある著者が、独特の審美眼で 外国映画のワンシーンを例にした解説も取り入れながら、 住まいをわかりやすく「哲学」してみせてくれます。 同じ著者で3冊シリーズがありますが、この2冊をぜひ、 先に読んでいただきたいと思います。 (実は、自分だけ内緒で大切に読んでおきたいのですが…笑) * 著者は「マカロニ」を建築家としてデザインしたら、 どんな形になるだろうと「マカロニ建築展」もされた方。 その作品集もおもしろかったです。 ●気持ちよく暮らす100の方法 →インテリアスタイリストの著者は驚くほど繊細な視点で、 モノや部屋や生活のワンシーンをとらえています。 (これを磨き抜かれた感性とよぶのでしょうか。) 94番の「椅子のデザインに迷ったら鏡の前で洋服のように フィッティングしてみる」という方法、 仕事でお客様の家具を選ぶときや、壁紙を選ぶときに 頭の中で想像しながら活用させていただいてます。(笑) 他に、 ●旅好き、もの好き、暮らし好き ●小さな生活 も同じ著者のおすすめ本です。 前へ HOMEへ 次へ |