砥部焼・猫
砥部焼祭会場


砥部焼・狸 砥部焼・猫 砥部焼・猫
 砥部の焼物は365余年前焼き創められた、安永4年藩主加藤泰候はこの地方に豊富に埋蔵する砥石の原料に着想、白磁の製法を研究するように命じ苦心惨憺の末安永6年(約190年前)杉野丈助翁がこれに成功して今日の砥部焼白磁を見るようになりました。
 松山市の南郊12キロメータに無尽蔵に近い陶石を埋蔵する盆地の町砥部には70余りの大小工場が点在し独特の趣を持つ焼物の生産が続けられ、愛媛県の特産として広く国内に販路をもち輸出品としても又好評を博しております。
 清楚な白磁の肌に融け込んだ呉須絵の味の深さ、白い素地と色彩の調子の高さ、やや厚手の素朴な形は材料の堅牢さとともに砥部焼のもっともほこりとするところであります。

 砥部焼の乳の色なす花瓶に 梅と椿とともに活けたり  子 規 
砥部焼祭会場


砥部焼・辰 砥部焼・ 砥部焼・酉
砥部焼祭会場


干支土鈴・申(三河万歳) 砥部焼・子 砥部焼・寅
大三島せとうち茶屋 砥部焼祭会場


砥部焼・ススキと赤とんぼ 砥部焼・女の子 干支土鈴・未・福寿
 未は古来より、めでたく温和な動物として親しまれてきました。また大勢が群れをなすことから、一致和合のシンボルともされてきました。
伊予かすり会館 四国海産物センター 薬師窯


大山祇神社授与鈴・満願土鈴 大山祇神社授与鈴・
大山祇神社 道後温泉


砥部焼・絣模様 砥部焼・中国楽人 砥部焼・酉
砥部焼登窯 道後温泉 酔古堂


砥部焼・未 砥部焼・犬 砥部焼・兎
砥部焼登窯


砥部焼・夫婦狸 巾着・椿 埴輪・鶴姫
天文12年6月、三島の沖は暗雲が低くたれ渦巻き激しい雨が横なぐりに降り続いていた。周防大内方の軍勢と、これを迎え討つ三島水軍の海士たちとの死闘は連日くり返されたいた。 父の三島安用より賜った紺糸威の鎧を着用したうら若き乙女鶴姫の姿もその中にあった。戦いが終わって三島城に引き揚げた戦士の中に恋人の三島の小冠者安成の姿はなかった。
 安成を失った鶴姫の心傷は大きく
 わが恋は三島の浦のうつせ貝
 むなしくなりて名をぞわづらふ

 の一首を残して、その夜小舟を漕ぎ出し母の形見の鈴を胸に抱き、安成の後を慕って海に消えた。
 このあたりの海に行くと、今でも鈴の音が聞こえると言う。鶴姫は18歳であった。
砥部焼梅山窯 梅野製陶所 千手寺 大三島工芸社老人埴輪クラブ


砥部焼・絣を着たこけし 砥部焼・辰 砥部焼・絣人形
道後温泉 道後温泉 大和屋


砥部焼・異人さん 長崎の音 砥部焼・馬(白) 砥部焼・馬(茶)
道後温泉