3:水草編
基本的に底砂は大磯、ライトは20ワット2灯、Co2強制添加なし、肥料もなし という極悪状況で育てている水草です。(最近になってソイルやら3灯やらにしてみたものもありますが。)
状態が良い時に撮っているので、普段は酷いありさまです。(笑)

マツモ
金魚藻として有名なマツモ。根無し草なので、水槽内をふわふわ漂ってます。成長が早いので、余分な栄養分を吸収してもらったら、さっさとちぎってぽい!の、予定だったんですが・・・ちょっと気を許すとグルグルに。(苦笑)
環境によって赤味がかったりしますが、赤っぽくなったのはちょっと綺麗です。
最近は南米マツモやメキシコマツモのように茎が赤くなったり色々なバリエーションがあるようです。
マツモの花
マツモの花には雄花と雌花があり実もなるそうですが、これは雄花。
花は咲きましたが、実はならずじまいでした。
追記)マツモの実(種子)画像、追加。上のマツモ画像をクリックすると詳細に飛びます。

アンブリア
安価な水草ですが、以外と綺麗に育てるのは難しいもの。
節が詰まった形でふさふさとしたものは綺麗です。
成長が早くCo2を添加すると間延びしちゃうので貧栄養Co2強制添加無しで育てるのがコツです。(笑)
うちでは最初に買って以来もう10年以上維持しつづけています。
レッドカボンバ
カボンバの赤いものでとっても綺麗で気に入っていたのですが・・・この夏に消えてしまいました。
簡単なようで、水質が変わるとあっというまに溶けてバラバラになったりするので、なかなか維持するのが難しい水草です。ずっと調子よかったんだけどなあ。
カボンバやアンブリアの緑の中に少し入れておくととても映えて綺麗でした。また是非手に入れたい水草の一つです。
スターレンジ
その名のごとくあっというまに☆になってしまう水草。
いや、これはうちの環境が悪いのですが。(笑)
それでも半年は楽しませてくれたので、御の字でしょう。
産地によりいろんな種類があるようですが、私にはさっぱり見分けがつきません。
ハイグロフィラ・ロザエネルビス
ピンクに染まる美しいハイグロなんですが、環境の影響で、ピンクだったのはほんの一時。今では緑の葉っぱに葉脈だけが白く浮いてます。
丈夫な水草で、うちでも増えてますが、やはりピンクにならないことには・・・。
トニナ
トニナもいろんな種類rのですが、私には細かいことはサッパリ。まあ、一時あっただけでも・・・という水草です。でも、スターレンジよりは長持ちしてます。
とても皆様にお見できる状態じゃないですが。
グロッソ
一度グロッソの絨毯ってのが見てみたくて、光量不足を補う為に足つきのワイングラスにこれまた肥料不足を補う為にソイルを入れて・・・ということをやって育てたグロッソです。もちろんこれが入ってる水槽の底砂は大磯砂で、当時は『空中庭園』と称して楽しんでました。なかなか成功したように思うのですが、どうでしょう?(笑)
エイクフォルニア(おそらくナタンス)
エイクフォルニアも何種類かあったのですが、これはナタンスかな〜?と。
すいません、何がなにやらわからなくなっております。(苦笑)
横に広がったやしの木のようで、とても面白く気に入ってるのですが。
下葉が黒くなりやすいので足元を隠した方がいいようです。
うちではアマゾンソードの後ろのあまり明かりの当らないところに植えてあるのですが、平気なようで、すぐに伸びてしまいます。
エイクフォルニア(おそらくディバーシフォリア)
上のとはまた違ったエイクフォルニアです。(たぶんディバーシフォリアかな〜?と)
さほど巨大化しないので使いやすいですが、この種特有の光の当たらない下葉が黒ずむ現象があります。
(参考までに)
上のエイクフォルニア(たぶんディバーシフォリア)の浮き葉。
後ろ(下部)に見えてるのが浮き葉を出した株。
レッド・ミリオフィラム
丈夫だと聞くのですが、うちでは長持ちしない水草の一つです。
日に透けるやさしい感じがとても綺麗なのですが・・・・。
ロタラ・マクランダグリーン
ショップで見て一目ぼれして買った水草です。
葉表のやわらかいグリーンと葉裏の淡いピンクがとても美しく上品で。
うちの悪環境でも耐えずに維持できていますので、育成は簡単なのではないでしょうか?
ロタラ・インジカ(?)
赤味の強い綺麗な水草です。が・・・うちでは最近調子を崩してしまいました。やはり夏の暑さが堪えたんでしょうか。
しばらくは調子よく育っていたので、大磯のCo2添加無しの水槽でも十分良く育つ水草だと思います。
これに対し、グリーンロタラの方は、どうもダメみたいで何度やっても硬そうな葉になり、その後苔むしてしまいます。
うちではインジカはロタラ3兄弟の中ではマクランダグリーンにつぐ育て易さでお薦めです。
ゴイアスドワーフロタラ
頂いた時はこんなに綺麗で優しい色をしていたのですが、うちではドンドン緑一色の葉の小さいロタラになってしまいました。
調子が良いと横に匍匐しながら育ち、ピンクの頂芽がとてもかわいいのですが。
リスノシッポ
優しいピンクがとても美しく綺麗な水草です。
が・・・うちの環境ではすぐに苔まみれになってしまいます。
優しい雰囲気がとても好きな水草なんですが・・・。
アマゾンソード
うちの極悪環境でも長年育てているうちに巨大化し、今では第一水槽のヌシになってます。もうこうなったら、恐ろしくて、引っこ抜けません。(笑)
安くて丈夫で軽視されがちな水草ですが、こうして大株に育てると味のある姿の立派な株になります。
タイワンガガブタ
葉を茎ごとちぎってさしておくとそこから新芽が出てくるとても丈夫な水草です。ただ、丸い葉っぱはかわいいのですが、レイアウトがしにくく、使いにくい面があるかもしれません。ポイントとして使えば、とても面白いいい水草だと思うのですが。
アポノゲドン・クリスプス
ごく一般的なアポノゲドンで、浮き葉を出し花が咲くこともある。
アポノゲドン特有の休眠期があり、レイアウト水槽ではちょっと使いにくいようだが、なかなか綺麗で面白いので気に入っている。
アポノゲドン・クリスプスの浮き葉
上記のアポノゲドンの浮き葉。
水中葉には斑も赤い色もないのだが、浮き葉には独特の赤い斑があり、また浮き葉の新芽はかなり赤くなる。
いったん浮き葉を出し始めると以降は浮き葉しか出さないので、いちどすべての浮き葉を切ってやるとまた諦めて水中葉を出すようになるが、機嫌が悪いとそのまま休眠に入ってしまうこともあり、なかなか厄介である。
アポノゲドン・クリスプスの花
花穂は初めは曲がっているが段々伸びてきて最終的にはピンとたった。
うちでは20センチくらいまで伸びた。白くて清楚でなかなか綺麗な見事な花だった。
普通は花を咲かせると株が弱ることが多くそのまま休眠に入る危険性が高いので、花を咲かせないほうがよいようだが。
アポノゲドン.SP(謎のアポノゲドン)
いや、「.SP」でもなんでもなく、ただ単に名前を忘れてしまっただけなんですが。アポノゲドンのクセにシューターを出す変なやつです。
葉の柄は面白く綺麗でとても気に入ってます。
アポノゲドン特有の休眠期があり、突然休眠してしまいましたが、また復活してきました。
上のアポノゲドンが出したシューター。
どう見てもシューターである。
結局2本シューターが出て、それぞれに2つと3つ子株がついた。
しばらく放っておいたら、勝手に切れて子株が旅立った。
フィランタス・フルイタンス
状態が良いと環境によっては葉から根まで真っ赤になるきれいなウキクサです。
ウキクサの中では浮力が弱く、いつも半分沈みかけてます。やわらかそうな葉は美味しいらしくうちの貝類に真っ先に狙われて、いつも穴だらけにされてるかわいそうなやつです。
サルビニア・ククラータ
葉には細かい毛が生えていて、よく水を弾くので、水玉をつけて撮影するのに良く使わせて貰ってます。
くるっとした葉がかわいらしいのですが、茶色い根っこが、今ひとつかわいくないです。根はそんなに長くは伸びないので、水中では邪魔にはなりません。
タヌキモ
状態がよければピンクになるタヌキモです。
捕虫嚢を持っていて、ミジンコやら小さい微生物を捕まえて食べる食虫植物です。
ピンクにしたかったのですが、うちではあっという間に消えてしまいました。
ミクロソリウム
よく流木に活着させて使う水性シダ類。
レイアウト水槽ではとてもかっこいいのですが、うちではただただ巨大化しています。(笑)
買えば結構な値がするのですが、葉から新芽が出てくるので、一枚の葉からでも増やすことができる丈夫な水草です。
ただし、葉から育てると、使えるようになるまでだいぶ時間がかかります。
夏の高温や、水が滞っているとシダ病になりやすいようです。
アヌビアス・ナナ
最初に買った水草の一つで、うちではもう10年もこの株を維持しています。
めったに枯れることのない丈夫な水草ですが、株分けの時等、傷口から細菌(?)が入って、茶色く溶けるように枯れることがあります。
ルドウィジア・グランデュローサ
なかなか渋い色のかっこいい水草です。渋い色の葉の表に対し、裏は派手めな赤になり、裏返ったところがまた綺麗です。
うちの環境でもかっこよく育ってくれる丈夫でいい水草です。
ミズネコノオ
オランダプラントの仲間でなかなか綺麗な水草であります。
成長が早く、また草体がでかいので、すぐに水面から飛び出してしまうのが玉に瑕。
ラージパールグラス
丸い葉に気泡をつけた姿がとてもかわいい水草です。
大磯系の砂でもCo2の強制添加がなくてもよく育ついい草です。
ニードルリーフ・ルドウィジア
渋い色彩と繊細な葉でなかなか魅力的な水草。
水景の中心的な存在になることは無いが、アクセントには最適。
うちでもよく育ってくれてなかなかお気に入りの草である。
イトタヌキモ(オオバナイトタヌキモ?)
うちではどこからともなく入り込み増えていった水草。
他の水草に糸のように絡まってちょっと見苦しいが、これだけをみるとなかなか造形的に面白く、また、こんな姿でも捕虫嚢をもつ食虫植物である。
うちのは絶滅危惧種に指定されてるものイトタヌキモとは別種のオオバナイトタヌキモだろうと思うが、私には花が咲かないことには区別がつけられない。
ブリクサ・ベトナム
有茎であることがよくわかるブリクサの一種。普通の有茎のように茎を伸ばしてドンドン伸びていき、うちではわき目もいっぱい出して一時期勢力を誇っていたが、いつのまにか消えてしまった。

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