6月27日  温泉につかってじっくり目の保養(^^; 今日の一枚を見る

PTT  宿の女将であるノリコさんが旦那とエフェソスへ旅行に行くということで、朝食は系列の三ツ星ホテルコライで食べれることになった。それほど食にこだわっている訳ではないのだが、グレードアップだということだし素直に受ける。
 話によると朝8時に迎えが来てコライホテルまで送ってくれるらしかったのだが寝坊してまった。8時40分過ぎに宿を出て写真(左)の看板に惑わされながらPTT(郵便局)へ行って、たまたま見つけたコライホテルの看板に従いつつ到着。ちなみに写真の看板の矢印、ぼくは赤色の矢印が訂正されたものだと思ったのだが、それはどうもイタズラのようで黒の元々の矢印が正解だった。
 看板の前に立っていると間髪いれずに現地のトルコ人が教えてくれる。あなたが女性なら到着するまで付いて来て見届けてくれたりするかもしれない。

 ノリコさんの話をウェイターに伝えて朝食。ぼくの泊まっている宿とはさすがにランクが違う。中庭のプールの周りで飯を食うなんてちょっと贅沢な気分、と紅茶を飲みながら辺りを見回していると見つけた。イスタンブルの日本人宿でトルコのサッカーユニについていくつか質問してきた日本人女性が・・・・・・あれ?トルコ人と朝飯食ってる。
 あれ?と思っていると向こうさんもこちらに気付いた様で目が合った。
 イスタンブルでは普通に会話していたが、今はどうも勝手が違うようでこちらを避けるような目の動きになっている。おいあんた確か一人旅だったよなあ・・・さては貴様もかぁ!
 どうもトルコに入ってから汚いものもとい好ましくないものが目に付くようになってきた。何か面白い事件でも起こってこの嫌な流れを変えてくれないかなあ。

白い景観1 白い景観2
 食事を終えて、ちょっとさきほどの日本人女性をチラ見していたがこちらに気付かないふりをしている。
 よく考えればこんなことをやってるぼくもアホ丸出しなので、写真(上)の世界遺産パムッカレへ出陣。
 さすがに絵になる風景だと思う。左は午前、右は午後に撮ったものだが、やはり観光客の少ない午前中の早い目がいい時間帯だと思う。ただ早いといっても6時7時ではなく9時10時で十分。
 足元はニュルニュル石灰で、気をつけないとすってんころりんといってしまう。また案外硬くてトゲトゲしいところもあるので、素足にならなくてはならないここでは結構つらい。台湾の健康歩道ほどじゃないが、ツラの皮は厚くても足の裏の皮は薄い日本人にはチクチクと痛く感じるものなのだ。

ローマ遺跡1 ローマ遺跡2
 ゆっくり白い景観を楽しんだあとは、さらに上にあるローマ遺跡を見物。前回よりすこしだけ整備されているように感じるが、やはり湯量制限でパムッカレ自体の観光力が少し下降線を辿っている事実は隠せない。観光ツアーにおいてもただの立ち寄りポイントになっているためか、メインの石灰棚だけ見物&体験してそのまま次の観光地に向かうバスが多い。
 日差しがきつく、しかも自らの体に付随する負担重量も今まで経験の無いレベルに達しているからか疲れ始める時間が早くそしてその周期が短くなってきているような気がしてならない。
 遺跡のローマ円形劇場で少し休憩。観光中の白人が調子に乗ってオペラ風に歌を歌うのをニヤニヤしながら眺める。

初の水着画像 初のサービスショット
 かなり悩んで温泉プールに入ることにした。昨年は10MTLだったのが今年から16MTLに値上がりという話をノリコさんから聞いていたので入らないつもりだったが、三度ここに来る可能性はかなり低いので思い切った。
 写真(上)は当サイト初のサービス画像です(笑)。いや本当にかわいい子供でしたよ。

 懐かしいジャングル温泉のような場所もあるし、本物の遺跡がすぐ下に沈んでいるわけなのでそれなりに興奮はする。ただぼくには白人の露出がキツ過ぎて目のやり場に困るときがあった。日本でもその白人の露出趣味をおしゃれだと思って勘違いしている人種もいるようだが、やはりぼくは日本人なのでいかんものはいかんと言っておきます。「恥」を知るべき。
 ひとつだけわかるような気がしたのもある。比較的若いと思われる人しかビキニを着ていないということ、これはある意味「わきまえている」ということだろうか(←と当時の日記には旅行記を意識してかそう書いてある)。

 目の保養のあとは宿に戻り昼飯を食う。パムッカレケバブ7MTL。あの日本人女性はまだいるようだ。
 その噂の日本人に狙われているトルコ人の働いている旅行会社(宿の隣なんだこれが)で手配したピックアップバスが15時45分に来るのでシャワーを浴びてチェックアウト。珍しく予定時間前にバスが到着したので急いでパッキングして出発。大きなオトガルがあるのデニズリで1時間ほどバス待ちしてエイルディルへ。

 夜20時半頃暗くなったエイルディルへ到着。宿から迎えが来ているはずだが見当たらない。
 待ってみようかとバックパックを降ろしたら声を掛けてきた宿のオーナー、イブラヒム(おお、ムスリムっぽい名前だぞ)。そのまま宿に向かい、シングルで予約していたはずがシェアルームでしかも片割れが女性だという部屋に通された。その韓国人女性が気にしていないようなので、ぼくも別に良かったのだが一応イスタンブルの担当に電話するように言っておいた。契約は全てシングルルームだからね。

 宿の最上階にある食堂兼レストルームで晩飯、同室の韓国人女性と旅話。韓国の女の子同士は非常に仲がよいという印象があったが、その彼女は一人が大好きだと言っていた。まあそういう人もあたりまえだがいる。
 チェコvsデンマークを観戦してまた話。漢字と平仮名と片仮名をどう説明しようか非常に戸惑う。ただ日本人は基本的に誰でも3種類の文字を使い分けることができる、ということにポーランド人のカップルは驚きを隠せないようだった。そうかそういう見方もあるのかとかなり新鮮な感触だった。
 その後はまったり、結構アットホームな宿でリラックスする。ゲストブックを読んだりチャイをご馳走してもらったりしたあと、シャワーを浴びて寝る。

 トルコ トルコ/エイルディル ラーレホステル 2004年6月27,28,29日泊
ラーレホステル ラーレホステル
宿泊料不明、バス・トイレ共同、朝食付
有名なパッカー宿でスタッフはみんなフレンドリー(女性は気をつけること)。
イスタで組んだフリーツアーにて宿泊したが、その旅行会社の男がこの町を絶賛していたので言われるがまま3泊。最上階のテラスは眺めも居心地も良くゆっくりくつろげる。小さな町で全てがのんびりしているので長期滞在向きだろう。
ちなみに宿の情報プリント(先の見知らぬ旅人が日本語に翻訳済み)を電子化したのはこのぼくですが、翻訳時から括弧付で「ここよくわかりません」や「この訳微妙」などがあってとても完訳ではなかったが、ぼくにそれを補完する英語力は当然無く、適当に濁して入力しました。このサイトを見て行かれる方、ぜひ加筆修正お願いします(^^;
夕食・洗濯各10ミリオントルコリラ、インターネットも別料金で使用できる。
ドミ2段ベット*1のシェアルーム。最初は韓国人女性と同室だった。
ADD:Kale Mah. 5. Sk No:2 32500 Egirdir  TEL:+90246311 24 06

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