5月26日 三度トルコへ! いきなりホテルでボヤ騒ぎ | 今日の一枚を見る |
昨夜はスポーツチャンネルを見ていて少し寝不足だが、飛行機内で寝ることを見越して朝は早めに起きた。 朝食のバイキングを食べ、シャワーを浴びて準備万端、10時に来る迎えのバスで一同再び空港へ。 バスの乗客全員が一気にチェックイン、手続きはとても簡素にしてくれたようで待ちは苦にならなかった。 ぼくは事前に連絡を受けていたイスタンブル到着日に入るホテルのバウチャーを受け取り、トルコ人から日本語で数点の説明を受ける。イスタンブルの空港でトルコ航空の事務所に行けば、そこから直接ホテルまで送ってくれるそうだ。いいぞトルコ航空。 写真(左)は成田−イスタンブル間のフライトで出されるエコノミーの夕食です。チキンとビーフを選択できますが、イスラム国家の航空会社なのでもちろんポークは存在しません。豚のシルエットにバッテンが入った説明付きのカードと一緒に出してくれます。ちなみに写真の目立ってるカードはぼくが自分で撮影用にセットしたものです。 ワインを飲みながらトルコのロンプラをペラペラめくる。ブダペスト行きの朝に、旅行者の集まるスルタナフメットでブダペストの安宿情報とシリアのヴィザ取得方法を調べることに決め、速攻眠りに付く。 zzz 少しは寝ただろう、ふと気が付くと窓側に座っているぼくの横の客が、窓のシェイドを半分くらい開けているのでかなりまぶしい。スチュワードさんに閉めるよう2度言われたが、そのつど「いえす」と返事をするだけして行動に移さない。3度目に今度はスチュワーデスさんに言われるとようやく1/4程度まで下げたが、それ以降は着陸前の態勢になって無理やり閉められるまで開きっぱなしだった。暗所恐怖症なのか? これで必然的にぼくの寝る体勢も一方向を向いたまま。。。 約12時間半のフライトでついに三度目のトルコ訪問。入国を済ませてぼくだけはそのままトルコ航空の事務所へ向かい、現地係員の言うままに近くのベンチで待つ。すると日本人の顔立ちではない数人の旅行者が、ぼくと同じようにベンチで何かを待つようにぽつりぽつり現われては座りだした。 そうしてかれこれ30分は待ったと思う。ようやく係員の指示が出て、全て単独行動らしい旅行者7名(一体どこから集めてきたのだろうか、老若男女、バラエティ豊かな布陣だ)一台のバンで夜のイスタンブル市内へ。 結局ぼくは一番最後に降ろされてホテルにチェックイン。係員は「フォースター☆☆☆☆」だと豪語していたが、ぱっとみはそこそこできの良いビジネスホテル並といったところか。現地系では4つで海外系では3つに相当するのかな。まあよくある。 既に夜だけどとりあえず近くを散策してみようということで部屋に入ってすぐに外出。実際外に出てみてすぐに気が付いたが、初トルコの初めての夜に泊まったホテルがすぐ傍にあった。トラムの駅が少し今風に変わったなと感じる程度で、そのとき写真に撮ったモスクも確認。なんとなく全ての面において初心に戻れと言われているような気がした。 夜の散策で定番のエフェス・ピルセン(ビールです)をゲットして戻る。そしてシャワーを浴びてスポーツチャンネルを見る。となんだ、チャンピオンズリーグのファイナル、いわゆるビッグイヤーが決定する日ではないか。 ビールを飲みながら欧州チャンピオンの決定戦をライヴで見る。試合は写真(右)のようにポルトガルのFCポルトが勝ったが、イタリアやスペインなどの超有名クラブでないので選手の名前が半分もわからなかった。 少々興奮気味でチャンネルをひねる(リモコンだけどね)とクラシックMTVにヒットし、これも恒例になってきてるかもしれないがカタカナ英語のカラオケに突入、かなり良い気分。ちなみに深夜スモークの中で歌うピチピチタイツのフレディ・マーキュリーを白黒映像で見ると、夢に出てきそうでかなり怖い。 歯を磨こうと水道をひねると・・・あれ? 水が出ない。おいおいフォースター☆☆☆☆なのに? そういえばなんだか焦げ臭い。火事かと思い充電中のデジカメなどの貴重品をバックパックに入れてロビーへ降りてみると、外には赤いサイレンが回した車が数台。おいおいおいおいおいおいおいおい!! 野次馬根性丸出しで覗きに行くと、隣の駐車場に止めてあった車から煙が出ている。周辺かなりオイル臭くなっていて人も集まってきた。さらにその車の煙がホテルの通気溝を通じて各部屋までまわっているようで、何人か宿泊客も出てきた。 まあ旅のはじめから色々なことが起こるなあと思いながら、消防士の活動を見守る。写真は不謹慎だろうと撮れず。 問題の車を撤去してようやくコトが収まりぼくも部屋へ戻るが、ホテルの廊下も部屋も薄っすら煙っていてオイル臭い。無用心だがドアも窓も全開で換気して空気を入れ替える。同じ階に宿泊している現地の人と世間話をしてようやく就寝。結局ボヤ(ということなのか)で済んだが、煙が充満してきたときはホントにびっくりした。 |
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