構造変更(改造車届け)

Muのリアのバネの部品”シャックル”を交換したので、車検の時に申請をしました。
以外にすんなり出来るので、概要を紹介します。
実際に行う場合は陸運局の整備課に相談すれば、親切に教えてくれますよ。
写真編はこちら


申請前に準備するもの(シャックル交換の場合)
改造車届出書
改造自動車等審査結果通知書
改造概要説明書
強度計算書
改造部詳細図
改造車外観図
車検証のコピー
改造自動車届出書、審査結果通知、概要説明書は陸運局の用紙販売窓口で
入手できます(300円)。
強度計算書、詳細図はシャックルメーカーに問い合わせて発行していただきます。
デューン社の場合は3000+TAX。3日はかかるでしょう。
外観図と車検証のコピーは自分で用意する。
申請書の内容
改造車届出書 全ての書類の表紙にあたるもの。
氏名、住所、改造内容一覧に該当する物に○をいれる。
シャックルの場合は「緩衝装置」。
タイヤサイズ変更もしたので「走行装置」にも○。
改造自動車等審査結果通知書 標準車の長さ、重さなどカタログの裏に書いてあるような数値を記入。
次に改造し変更になる部分のみ、長さ等を記入する。
私の場合は高さとタイヤサイズを変更。
結構記入欄があるので、一番やっかいな書類です。
改造概要説明書 改造内容を明記するところ。
目的欄には「乗り心地を向上させるため」と書きました。
緩衝装置欄に「シャックル変更」
走行装置欄に「タイヤサイズ変更」と明記しました。
強度計算書
改造部詳細図
この書類についてはメーカから取り寄るだけ。
シャックル、シャックルピンの強度計算、及び詳細図。
自分では作成出来ない書類です。すごい計算ばっかりかいてあります。
改造車両外観二面図 車の外観図を作成。上からと横からの車の絵を適当に描いて、変更になった部分
のところにサイズを記入。私は高さのみ記入。このサイズは適当でもいいです。
改造申請の流れ
改造自動車届出書を提出 車検をする前に、まず改造自動車届出書(上記書類)全てを用意して、陸運局に
提出し書類審査をしてもらう。一週間は見ておいた方がいいと思います。
私の場合は2日で終わってました。
車検を行う 改造時の検査用紙は継続検査用とは違い、別の新規・構造変更用の用紙を使用
します。
検査ラインでは通常の継続検査同様の車検を行い、最後に計測検査に進みます。
検査費用は1850円。継続検査より350円高いです。
計測検査 ここで行われることは、
1.重量測定
2.長さ、高さ測定
3.改造部検査 実際にシャックルが申請書通りか調べる。
検査官が上記計測結果を構造変更用紙に実測値を記入し、届出書の内容確認を行う。
ここでの計測結果が、車検証の数値になります。
構造変更登録 構造変更は継続検査とは違うため、新車登録と同じ窓口に書類を提出します。
ここでの書類は上記検査結果の用紙と車検証、重量税、自動車納税書、構造変更用用紙を提出。
構造変更用の用紙は2枚あります。記入方法は窓口の人に相談。親切に教えていただけますよ。
自動車税再登録 改造申請は継続では無いため、自動車税の申請をやり直します。
必要書類(これ持っていってと言われる)を自動車税の窓口に提出し、再度登録窓口へ。
車検証交付 これでめでたく車検証が交付されます。
型式の最後に”改”と記入されていました。

注意点
1.重量、長さ関係はオプションを含めて計算されます。場合によっては重量税が変わりますよ。
2.ローンで車を購入された場合はローン会社委任状が必要です。ディーラー等で前もって発行してもらいましょう。
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