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「シング シング リコーダー」
 
平島 勉作曲 戎 博志編著








◆この本の特徴

 2020年度からの学習指導要領にも準拠した編集・構成になっています

 この本は、「世界の名曲」と「平島勉オリジナル作品」を収録しています。

 ●音を合わせて演奏する技能

「世界の名曲」では、演奏に合わせてリコーダーを吹くことができます。
  「名曲」の演奏を聴き取り、自分の音を「名曲」の演奏に調和させて
   演奏することで、音色や表現を工夫する技能が身につきます。

  オーケストラ音楽をはじめ、ピアノ曲やジャズ、世界の民謡など・・・
 「名曲」とのシンクロ…速度や表情の変化にタイミングを合わせて演奏する
 面白さを、
楽しみながら身に付けることができます。

●何を学ぶのか・どのように学ぶのか

  指導する時に欠かせないのが、学ぶ目的と学ぶ方法です。
 この本では、学ぶべき内容を明確にし、学ぶ過程においての工夫を
行っています。
  たとえば《習熟》を図る場合でも、単なる繰り返しではなく、
  子どもたちが楽しく学べるように配慮しています。

  授業始めに何を学ぶのかということが明確であれば、授業が終わった
  時点で、子ども達に何が身に付いたのかという確かな振り返りをする
  ことができるので、次への授業につながります。

 ●《協働活動》できる楽しさ満喫!

  リコーダーに限らず、友達同士で学ぶ《協働活動》の楽しさは格別です。
   音楽科では、他の教科に比べて《協働活動》を行いやすく、また音楽科の

   特性でもあります。

   特に、リコーダー導入期の子どもは楽器を手にした喜びの反面、
   うまくできない場合には不安や孤独感を抱いているのです。
   「みんなでやろうね!」と言いながらも、現実は一人一人が個別に
   課題に向き合っている状態でしょう。
   ですから、導入期の初めから《協働活動》を取り入れ、子どもの不安や
   孤独感を解消できる指導が欠かせません。
   コミュニケーションを大切にしながら、一人一人の自尊感情を高める活動を
   心がけたいものです。

●子ども一人ひとりの発達を支援する

 新しく出てくる音は、誰もが必ず吹けるように教材・楽曲の選曲、配置・
   編集しています。
   また、《ねらい》を外さずに、苦手な子への負担を授業の中で軽くできるように
   工夫しています。

では、ページを追いながら、順に解説しましょう。

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