本書の特徴
            
            ◆学習課題を絞り込む
            「5年生で、うまくリコーダーが吹けない子どもがいるのですが
            どのように指導をすればいいのでしょうか」
            先生方から多く寄せられる悩みの一つです。
            この悩みを解消するためには、当たり前のことですが、3年生の
            リコーダー導入時から子どもたちに「困り感」を抱かせないようにし、
            「必ずできる」という自信を持たせるようにするといいでしょう。
            そのためには、指導内容を限定し、だれもができる活動にすること。
            授業を進めながら、困っている子、つまづいている子はいないかどうかを
            常にチェックするよう心掛けることが欠かせません。
            
            本書では、新しく登場する運指の学習では、新出音を含め
            2音で活動ができるようになっています。
            ですから、どの子にとってもすぐに吹け、確実に身に着くのです。
            
            ◆子どもどうしのコミュニケーションを大切に
            リコーダー導入時期の3年生の子どもは、不安な気持ちで学んでいる
            ことが多いようです。
            そこで、友だちと協力し合って学習を進めたり、友だちがいてよかった…
            と思える活動活動ができるのです。
            
            ◆鑑賞から学ぶ表現の工夫
            この曲集には、クラシック、ジャズ、世界の民謡など、数々の名曲に
            合わせてリコーダーを吹きます。
            名曲を鑑賞しながら、あわせて表現の工夫を身に付けることができる
            のです。
            
            20曲の鑑賞曲:「春」(ヴィヴァルディ) 「茶つみ」(3年共通教材)
            「シングシングシング」(ジャズ)「きらきら星変奏曲」(モーツァルト)
            「エンターテイナー」「見よ勇者はかえりぬ」「クラリネット・ポルカ」
            「ます」(シューベルト) 「メヌエット」(ペツォルト) 「白鳥の湖」
            「アヴィニョンの橋の上で」(フランス民謡)「うさぎ」(3年共通教材)
            「モルダウ」(スメタナ)  「けいきへい序曲」「ラデツキー行進曲」
            「かめ」(動物の謝肉祭より) 「トルコ行進曲」(モーツァルト)
            「ハンガリー舞曲第5番」 「サリーガーデン」 「弦楽セレナーデ」
            
            
            ◆「音楽会」「発表会」には「平島勉オリジナル作品」を
            習得した運指を効果的に生かした「平島勉オリジナル作品」を多数
            収録しています。
            曲のタイトルを手掛かりにして、演奏を工夫してください。
            
            
            
            
            
            
            
          
          
            
「表現と鑑賞がまさに一体化した画期的な曲集!」
            (福岡県小学校の先生の感想)
          
          
            今日は、一日中「シングシングリコーダー」を、弾いたり吹いたりしてみました。いや〜実に楽しいです。大人も充分楽しめるテキストですよ‼これは、スゴイ‼
            「茶摘み」とかも、ラテン風の伴奏で面白いですね〜。これ、私だったら、ギロを一人に弾かせ、お茶筒に米などを入れて、シェーカーみたいに振らせてみようかな〜(^^)
            「A列車で行こうよ」もとっても楽しいですね。伴奏も実によく工夫されていますね。
            「シャボン玉とばそ!」も、歌のメロディがこっそりさりげなく隠れていて、素敵です。
            とても考えつくされて、作られているのが、弾いてみるとよーっく分かります。これは、時間と根気と情熱のいるお仕事でしたね〜。それに対して、この値段は安すぎるかも•••。
            
            私が、何よりもこのテキストが好きな点は、音楽教室に通ってもいないような普通の小学生または楽器の苦手な子が、絶対に生涯弾くことのないような、誰でもが聴いたことある名曲を、一緒に、しかも超簡単に合奏できることです。でも、それを吹いているうちに、「早く主旋律を吹けるようになりたい!」と、どの子も思うでしょう。
            すると、最後のチャイコフスキーでは、何と主旋律が吹けるではありませんか!!
            この曲集を全部吹き終わった時の、子供達の喜びと感動が、ありありと想像出来ます。
            リコーダーで、一つ一つ吹ける音が増えるに従って、どんどん表現の幅が広がる喜びを感じます。
            このテキストを使うと、きっとリコーダーだけでなく、きっと音楽が大好きな子供達が育つだろうな•••と実感しました。また、このテキストには、クラシックの名曲だけでなく、ジャズやロック、ラテン風の曲も沢山含まれているので、飽きることなく、毎回音楽の授業が楽しみになるだろうなぁ〜(^^)と思いました。
            素敵な曲集を、どうもありがとうございました。
            これから、どんどん活用させていただきます!!
            3年生の先生方にも自信をもって紹介します‼
            
            
            
            
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