雑感05年8・9月

2005年08月02日
ようやくニコンオンラインアルバムを更新できました。2年間ほど新しい写真をアルバムに送っていなかったことになります。花の写真はたくさん撮っていたのですが、デジカメそのままでは、アルバムに送るには容量が大きすぎるので、簡単に容量の減らせるグラフィックソフトを探していたのですが、ようやく今日格安ソフトを手に入れました。早速テストとして新アルバム「花のクローズアップ」を作ってみました。できるだけ画像を大きくしたいのに容量制限があるのでどこで妥協するかをしばらくテストしてみます。
2005年08月03日
「世界合唱の祭典・京都」の一つのプログラム、コミュニティコンサートを聞きに八幡市文化センターに行きました。大山崎町から八幡市へは新しく橋ができたので向日市からも近くなり便利です。このコンサートのホスト合唱団の「プリムローズ」の演奏は期待通りレベルの高いものでした。ロシアの「ヴォーカルアンサンブル・アニマ」という男声合唱団はグレゴリオ聖歌が得意のようで、カウンターテナーを中心にした内容は「至福のハーモニー」といっても過言ではないものでした。フィリピン初のプロ合唱団という「サンミゲル・マスターコラール」は伝統的民族音楽からビートルズの「レットイットビー」まで圧倒的パワフルさで迫り、これは予想もしない完成度の高い混声合唱団でした。予備知識もなしに行った演奏会でしたが、最後までとても満足のできるもので途中で帰る人もなく感動を共有できました。関係者の皆様ありがとうございました。
2005年08月11日
一泊キャンプの下見についていきました。亀岡市の七谷川というところです。平日のためか利用者は一組もなく、それにしてもさびれています。亀岡市「ふれあいの里」として周辺では一通りの整備はされているようですが、この様子で数人程度のキャンプでは不安になります。今回は30人ほどが参加するというので少しは賑やかになるでしょう。七谷川は保津川の支流になり、つまり桂川の上流ということになります。保津川の水は向日市水道の供給源です。毎日お世話になっている水道の水はここからも来ているのだと、心してのキャンプです。
2005年08月14日
ニコンオンラインアルバムを見る方法が少し変わりました。楽しんでいただいているでしょうか。開いた画面の右側上にある「スライドショー」というボタンをクリックすると自動的にアルバムのスライドショーが始まります。また「Byヒデマル」というところをクリックすると前のアルバムが表示されます。そのアルバムをクリックして表示させて「スライドショー」のボタンを押すと同じように楽しめます。僕も自分で撮った少し前の写真も、こうしていろいろと思い出しながら楽しんでいます。
2005年08月18日
乙訓の文化遺産を守る会の「乙訓文化68号」で、宝菩提院廃寺湯屋遺構の保存運動についての一定の評価をみました。《今回の大きな特徴は地元の方が中心になった「宝菩提院廃寺を守る会」との連携がスムーズにいったことで、日本史研究会等の学会とも共同してシンポジウムを行うなどの成果がありました。結果、史跡指定などは実現できませんでしたが、地下埋設保存と掲示パネルの設置など最低限の保存は行うことができました。》 現在、寺戸町西垣内の列慶(れっけ)児童公園に宝菩提院廃寺湯屋遺構などについての説明案内板が設置されています。多くの方に保存の署名をお願いしましたが、ようやくこれで第一歩を踏み出せたというところです。
2005年09月08日
HP更新が少しとぎれました。その後もあちらへこちらへと忙しくしています。今日は、向日市議会本会議一般質問を傍聴してきました。傍聴席は知った顔も数人あってなぜか満員に近い状態です。私も関係している「勝山公園を考える会」の活動(6月9日の項参照)について誤解に基づく一方的な断定による内容の議員の質問に対して市当局はありきたりの答弁でこれでは、溝は少しも埋まりません。議員にはさらに誤解を与え不信を増したように感じました。善意のボランティア活動が誤解による政治の介入で中断せざるを得ないのは困ったことです。しかしここは無理をして活動を進めると他の地道な活動にも悪影響が出てきそうです。少し休むほうが将来のためにいいと思いました。
2005年09月11日
乙訓の文化遺産を守る会の総会が大山崎の離宮八幡宮で開催されました。昨年に続いて会計監査を担当し、本年度は大幅な会員増加と機関誌販売が増えたことを事務局の努力の成果であると評価する意見をつけての監査報告をしました。大山崎瓦窯跡の保存も大山崎町長の前向きの議会答弁で保存実現に大幅前進との報告がありました。久々の明るい話題でした。その後「大山崎瓦窯跡について」という講演会がありました。これは平安時代初期のいくつかの離宮で発掘された瓦の分類報告書が、今回の大山崎瓦窯跡の発掘で大幅な訂正をしなくてはならなくなるほど、窯跡の発掘は重要な意味を持っているという結論です。ところがこれらの瓦の細部の差異を説明されるのですが殆ど理解できないほど専門的内容で私のわずかな知識では歯が立ちません。2年前にもこの講師の方に宝菩提院廃寺湯屋遺構発掘の講演会で話してもらったのですが、私の理解力は少しも進んでいないのだと痛感させられました。
2005年09月17日
京都コンピュータ学院京都駅前校新校舎竣工記念「ヘンリー・シーグフリードソン・ピアノリサイタル」を聞きにいきました。校舎内6階に作られたホールは木の香りを感じさせる立派なものです。紹介によると演奏者はフィンランド出身の31歳の若さです。ベートヴェンのピアノソナタが2曲、モーツァルトのピアノソナタが1曲、メリカントとシベリウスの小曲がそれぞれ2曲づつとかなり濃い内容です。演奏も大きな体での大迫力でと若さを前面に出したもので聞くほうはいささか満腹ぎみになり、大満足でした。それにしても、これだけの隠れた実力者を探し出して京都でこのような形で演奏会を企画し成功させたのは、学院の日ごろの地道な文化活動の成果なのでしょう。
2005年09月20日
「崗崎秀雄ウィークリー2」の訪問カウンターが2600を越えました。ありがとうございます。実は「崗崎秀雄ウィークリー」からのリセットされるまでのカウントが約7400ありました。3月29日の雑感でそのことを書きました。つまり、今日の2600を合計すると目出度く10000カウント達成となりました。この雑感ページ以外は殆ど更新していないので、2005年中での1万カウントは無理だろうと思っての再スタートでしたが、やはり継続は力ということをあらためて実感することになりました。次は「崗崎秀雄ウィークリー2」だけでの1万カウントを来年中の目標としましょうか。今までのペースではちょっと無理な数字ですが、せいぜい、ウィークリーでの記事の更新を心がけますので、これにこりずにご訪問ください。
2005年09月22日
録画済のビデオテープが400本以上あります。レーザーディスクも8ミリビデオテープもあります。今ではほとんど見返すことがなくなり、かといって仕舞い込むことも惜しくてできず適当な保管場所に困っていました。ようやくDVDに変換して省スペースの保存法を実行することを始めました。手順としてはビデオテープをDVDレコーダーのHDDにダビングしてそこで不要な箇所を編集してDVDに録画することになります。このダビング作業は2時間テープなら最低でも2時間かかるというのでDVD化を迷っていたのですが、先送りしていては整理は何も進まないのでどれだけかかるかという時間は気にしないことにして、まず目の前にあるテープから始めました。初めて使う機械ですが2日間で2巻のテープのDVD化ができました。このペースで作業できれば、予定では1年後にビデオテープの整理がほぼ完了できるでしょう。いろいろ調べてみましたが、メディアが高価すぎて、ハイビジョンレコーダーは当分普及しそうにないですね。
2005年09月28日
先日、建築史の専門家の案内で仲間数名での研究会として西国街道を歩きました。JR向日町駅から阪急大山崎駅までの約8キロメートルです。何度も歩いている町並みですが建築史という視点で意識したことがなかったので、今回はとても有益な勉強会となりました。西国街道の向日市域で古い民家もかなり残っているのですが、これらは「京町屋風と近郷農家風と出身地の特徴を示す商家風などとバラエティに富んだとても珍しいところだ」と具体的に解説されると、町並みに統一感がないのもそういうことだったのかと変に納得しました。無理に景観統一を目指すよりもそれぞれの建物の歴史を尊重し混在していくことで町づくり・町並みを考えるほうが良さそうです。


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