〜第1種ME技術実力検定試験〜



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第1種ME技術実力検定試験 (概要)

第1種ME技術実力検定試験とは

  この試験は、社団法人 日本生体医工学会が実施している「ME機器・システム(以下、ME機器という)および関連設備の保守・安全管理を中心に、総合的に管理する専門的知識・技術を有し、かつ他の医療従事者に対し、ME機器および関連設備に関する教育・指導ができる資質」を検定することを目的とした試験です。
社団法人 日本生体医工学会
公益社団法人日本生体医工学会 ME技術教育委員会

受験推奨者

1) 病院など医療機関でME機器の使用や保守・安全管理を担当されている方
2) 会社等でME機器の研究・開発、生産、販売、保守を担当されている方
3) ME機器の保守・安全について関心をお持ちの方(学生等)




第1種ME技術実力検定試験 (要領)

受験資格

次のいずれかを満たしていること(実務経験の有無にかかわらず受験可能です)
 ・ 第2種ME技術実力検定試験合格者
 ・ 臨床工学技士免許所有者


受験日時

6月の日曜日に行われているようです。


試験地

札幌、東京、名古屋、大阪、福岡の5ヶ所で実施されています。


受験料

初回受験者 : 20,000円
再受験者  : 12,000円 (割引制度

※ 割引制度過去に第1種ME試験を受験したことがある再受験者(当日欠席者含む)で受験申請書を送付する際、過去の「受験票」または「結果通知」のコピーを1通必ず添付すれば、受験料の割引が受けられます。
但し、「受験票」または「結果通知」を紛失された再受験者は割引制度を受けることはできません

第1種ME技術実力検定試験合格認定までの流れ(第25回より変更)

第1種ME技術実力検定試験合格認定までの流れ


科目合格制度:第25回試験より廃止

  総合合格による合格(総合合格)の基準に満たなかった方で、科目得点(「ME基礎論」、「ME機器論」)が、一定基準を満たしている方は、その科目の「科目合格者」として登録されます。但し、科目合格の有効期間は3年となります。
  科目合格者は、有効期間中、両科目受験のほか、不合格科目のみの科目受験で可能のとなり、、不合格科目に合格すれば「総合合格」となります。なお、科目合格者で両科目受験をした方は、科目得点による判定および総合得点による判定がされます。

◆ 第22〜24回の科目合格受験者への経過措置

受験方法午前の科目合格の「ME基礎論」合格者、午後の科目合格の「ME機器論」合格者どちらにおいても
「午前・午後受験」、「午前受験」、「午後受験」から選択が可(但し、申請後の変更は不可)
適応第22回科目合格受験者第25回のみ適応
第23回科目合格受験者第25回と26回で適応
第23回科目合格受験者第25回、26回、27回で適応
合格判定午前受験選択者午前試験合格で総合合格
午後受験選択者午後試験合格で総合合格
午前・午後受験選択者午前又は午後試験合格あるいは午前・午後ともに合格で総合合格

試験方法・解答時間(第25回より変更)

T.午前

試験方法:大問10問(3段階形式)
解答時間 : 3時間

U.午後

試験方法:大問8問(3段階形式)+論述式1問
解答時間 : 3時間

問題形式

大問:基礎知識、応用知識、課題解決力の三段階で問う3題1組の問題
1)基礎知識 :5者択一式(5択)
2)応用知識 :語句や数字の記述形式又は5者択一式(5択)
3)課題解決力:解答を文章や式、図を用いた記述形式


論述式問題:与えられた課題を解決するために、必要な知識・情報、解決手順、注意事項等を図や式等を用いて、順序立てて論理的に記述する問題
・解答形式は、出題内容によって様々
・解答のヒント(情報)は出題文に与えられ、それを理解、解釈した内容を論述


小論文:第25回より廃止



試験範囲(第25回より変更)

@ME安全管理分野

 ME機器・病院設備に関するJISの規格の意味や根拠、信頼性・安全性工学の医療現場への応用、機器・設備の品質管理マネジメント、安全研修指導、機器・設備のライフサイクル管理、医療材料の安全性など。

A生体計測機器分野

 心電計・血圧計・オキシメータ・画像診断機器等の生体計測機器の原理・構成の理解、医用センサの原理と誤差要因、保守点検の方法とその原理・必要性、トラブルの分析と対策、使用法や管理法の指導など

B臨床治療機器分野

 除細動器・電気メス・体外循環装置・血液浄化装置・人工呼吸装置等の臨床治療機器の原理・構成の理解、保守点検の方法とその原理・必要性、トラブルの分析と対策、使用法や管理法の指導など


※上記の分野が均等に出題されるわけではない

※第24回までの午前のME基礎論領域(物理・化学、医用機械工学、医用電気電子工学、医用情報通信工学、信頼性・安全性工学、生体物性、医用材料など)については廃止というわけではなく必要に応じて上記の分野に含まれて出題される

 


第1種ME技術実力検定試験総合合格

合格者認定

T.実務経験2年以上の方(合格時)

  実務経験を示す証明書を提出することにより合格者認定原簿に登録され、「合格認定書」が発行されます。

U.実務経験2年未満の方(合格時)

  5年以内に2年の実務を修了し、その実務経験を示す証明書を提出することにより合格者認定原簿に登録され、「合格認定書」が発行されます。
合格後6年を過ぎると合格認定書は発行されません。

※ 実務経験

  受験資格取得後に「医療機関、その関連機関あるいは医療関連企業などにおいて常勤として2年以上の期間、医療機器・システムの設計、開発、操作・運用、保守・点検など従事し、又はそれらの教育、研究に従事して研鑚を積んだ場合」をいいます。複数の機関での実務経験日数を通算して2年以上の経験とすることもできます。



第1種ME技術者

  第1種ME技術実力検定試験の合格認定証を取得された方は、「第1種ME技術者」という呼称が使用できます。申請により第1種ME技術者認定バッチが与えられる。


臨床ME専門認定士

  第1種ME技術実力検定試験の合格認定証を取得された方のうち、臨床工学技士、臨床検査技師、診療放射線技師、医師、看護師などの医療国家資格を有している方は、申請により、医療機関等の機器管理責任者にふさわしい資質を有するものとして「臨床ME専門認定士」の認定が受けられます。




第1種ME技術実力検定試験講習会

講習内容

  過去3年の全問題の詳細な解説集を用いて、過去問題を中心に、「基礎工学および応用工学の概要、病院管理・機器管理関係法規、各種安全規格と共通保守管理技術、計測用・治療用ME機器、病院設備の概要と保守管理技術領域」の重要項目について解き、解説していきます。
  他に、科目合格制度の説明も行っています。


受講資格

第1種ME技術実力検定試験を受験したい方はどなたでも受講できます。


申込締切

3月の中旬まで


講習日時

4月の日曜日に行われているようです。


講習地

東京、大阪の2ヶ所で実施されています。


受講料

15,000円(テキスト1冊,過去問題解説集3冊の計4冊分含む)




語る左手

受験理由

  ME1種受験半年前、臨床工学技士国家試験の受験勉強で身につけた知識を生かしてワンランク上の試験にチャレンジを思い立ち、過去問を購入。
  ME1種講習会受講後、なんとなくテンションがあがりME1種受験を申し込む
  ME1種受験前日、新人職員として仕事に奮闘、試験勉強なんて全くの手つかず、とりあえず次の日起きれたら受けるだけ受けに行こうと決め、潔く就寝。
  ME1種受験当日、試験時間に間に合う時間起床。来年の再受験割引と受験後のショッピングをモチベーションに厭々でかける。


試験勉強

  臨床工学技士国家試験の受験勉強とME1種過去問は、1〜2年分を流し読み後難しい試験であることを痛感...封印。


試験対策(左手的)

  無心。


お勧め

第1種ME技術実力検定試験講習会

  ME1種講習会には参加されることをお勧めします。
過去問の傾向を示し、その傾向からよく出題されている部分をピックアップしその部分を集中講義、その後過去問数問を解くという非常に有意義な講義だと思います。
ただ、左手の場合過去問を一度も開かず受講したため、ほとんど理解できず、長時間の講義でお尻が痛かったのが印象的でした。
  皆さんは、受講前に過去問を1度を解かれることをお勧めします。

テキストと過去問

  講習会に参加される方は、事前にテキスト又は過去問の所有の有無に関らず、テキストと過去3年分(第11回受験なら第8〜10回分の過去問)が配布されます。
なので、講習会に参加される方は、テキストの購入は控え、過去問は前4回以降の過去問を購入されることをお勧めします。

試験後

  再受験の割引制度制度を受けるには、「受験票」または「結果通知」のコピーが必要となりますので紛失しないよう総合合格まで大切に保管しましょう。



テキスト・過去問解説集

テキスト・過去問解説集は”「第1種ME技術実力検定試験」関連図書のご案内 ”でどうぞ
第1〜8回までの過去問解説集は、PDF形式で閲覧(無償)できます。




good luck !!


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