プルルルル・・・プルルルル・・・・ガチャッ
「私だ・・・大統領だ・・・・・・・ん、おお・・君か。」
「---------」
「挨拶はいい・・どうしたね。」
「--------・・・・---」
「ああ、その事か・・そこらへんはグリーンスパン君に任せてあるがね」
「-----・・・・?」
「ん、分かった、来週末に彼とも会う予定だからその様に言っておくよ。
・・・所で、今君は何をしてるんだね?」
「---・・〜〜〜・・、」
「いや、そうではなく、今・現・在・何をしているのかね?」
「・・・〜〜〜・・。」
「は?今現在マール王国の人形姫をやっているのかね?
・・・・まあいい・・で、今どこにいるんだ?」
「--〜--***・・。」
「今いる場所の事ではなく・・どこまで進んでいるのだ?」
「----・・・・------〜〜**・・・**・・。」
「なに?ゼリーメタルを仲間にしたのかね!・・・アレは仲間集めがけっこうシビアだからな。特にゼリーメタルはな・・・。」
「・・・・##・・---?」
「ん?私か?・・・獣王記だ・・」
「〜〜〜?・!!!」
「ウッサイ!ダマレ!メガドラ馬鹿にすんな!!
32Xの上にもう一個32Xが挿せるんだぞ?無限に32Xを挿せるんだ・・
しかもそのてっぺんにソフト挿しても動くんだ!
今の機械にそんな器用な芸当出来るか?。まさに名機だろ!!」
「----・・・・'''・・・〜・・-?」
「ん・・他に?・・おお・・その事なんだが、こないだ娘が
『プレーリードッグってすごいかわいいらしいよ?パパ。』
とか言っててな、急に欲しくなって実は南部の動物園から特別に持ってこさせたんだが・・」
「〜〜〜----・・?」
「それよそれ!・・・見たらびっくりすんぞお前!?プレーリードッグって・・・・
犬じゃねぇじゃん!!
ちょっと耽美な顔のネズミじゃん!
草原の犬とか言ってるからラッシーみたいなの想像してたっちゅ〜の!!」
「---・・・??・・・」
「犬小屋買ったっちゅ〜ねん!!
けっこう良いヤツ買ったのに・・・・
聞いたら地面に住むって・・・
ほら穴生活じゃん!!
原始人かっつ〜の!!!」
「-------・・・・・---------??・・・・?」
「ご飯?・・こないだピクルスやったら食ってたよ?・・」
「・・・---!?」
「ズッキーニ食うんだったらピクルスも食うでしょう〜。」
「’’’##---・・!?」
「ズッキーニで良いならピクルスの方が味付きで喜ぶっちゅうねん!!あまりのうまさにほっぺた落ちるっちゅうねん!」
「〜〜・・・・・?」
「え?今?ここにいるよ?・・官邸の庭で飼う訳にはいかんでしょう・・?」
「?・・・・〜〜---??」
「犬小屋・・・」
「・・・・?」
「逃げない様に金網張ってある。」
「・・・・-----〜〜〜?」
「今朝見たらあんまり元気なかったな。」
「〜〜・・・・・。」
「ピクルス関係ないわ!
一回見に来い!!普通に食うから!」
「〜〜・・・??」
「犬小屋でも大丈夫やって。」
「・・・・----?」
「ほら穴から一戸建てって・・誰でも喜ぶっちゅうねん!!
ほなお前、ほら穴に戻れって言ったら喜ぶけ?
いきなりブルジョワになったから優雅な時間を持て余して
昔を懐かしんでちょっとアンニュイ入ってるだけやって!!」
「〜〜・・・!?」
「今そんな顔してるこっち見てるもん!『昔は良かった』みたいな顔して・・。絶対そうやって。」
「------」
「そういやお前さっきから何ペラペラやってんの?」
「----・・・・・・。」
「あ、図鑑でコイツの事調べてるんだ・・。」
「・・・・・!〜〜〜?・・・!!」
「え?うそ!!コイツラの家って縦穴なの?・・・
だからかぁ〜・・・。ちょっと待ってな?」
ゴソモソ・・ガタ(受話器を置いた音と思われる)
「----???・・・・!!!!!!-----?」
ガタッ・ガタタッ!ガタタタタタ
ゴトッ・ゴトン!!
グワタタタタン!!!
・・・・・・・・・・・・・・
ゴトッ・・モソ・・クオヮ(受話器をとった音と思われる)
「もう大丈夫。」
「-----??・・・・!!・・・・〜?」
「え?犬小屋立ててた。」
「!!!!!!!!!・・・・〜〜〜!!!!」
「縦穴やろ?
だから元気なかったんや・・入り口上にしたから大丈夫。」
「!!!〜・・・?。。。。!!!!!!」
「縦穴やろ?」
「!!!・・・・----!!!」
「ウッサイな!今、元気になったっちゅうねン!」
「〜〜〜・・・!!?」
「今『ひゃっほう〜入り口が上だぁ〜』って感じで動き回ってる。」
「・・・・〜・・。」
「大丈夫やって。お前一回来い!来て見ろ!」
「・・・---・・・・・・・・・。」
「うむ。それじゃその事についてグリーンスパン君の方に言っとくから。」
「・・・・・−−。」
「それじゃあ。」
ガチャン・・・。 |