シャンプーは1度洗い。2度洗い?
シャンプーの話しをよくお客様とするのですが、意外にも1度しか洗わない方が多いようですね。
私は2度洗いを推奨しているのですが、1度洗いを推奨している育毛メーカーもあります。
その育毛メーカーのシャンプーを使って、1度洗いをやってみましたが、3日で我慢できなくなりました。
私は、やはり2度洗いが正解だと思います。
1度洗いの場合の方法ですが、シャンプー前に髪をブラッシングして汚れをとっておきます。
シャワーやお湯でまずは汚れのほとんどを落とすつもりで、たっぷりとすすぎ洗いします。
そうすることで、シャンプーは1度で良いということのようでした。
また、洗浄剤を使っているので、2度洗うと頭皮に負担がかかるというのも理由だそうです。
お湯洗いだけで行う、いわゆる湯シャンも「洗浄剤=頭皮を傷める」という理由から推奨しています。
確かに、頭皮に優しいアミノ酸系ノンシリコンシャンプーだとしても、洗浄剤が入っているので、洗い方やすすぎ不足は頭皮にはよくありません。
しかし、1度では頭皮が綺麗にならないのもそうですが、痒いのです。物足らないわけですね。
ですので、頭皮に負担のかからないように2度洗いをすることをお薦めします。
正しいシャンプーの2度洗い法とは
髪の汚れをブラッシングであらかじめ取っておきます。
髪が短いショートヘアの場合ですが、ブラッシングはしなくても大丈夫だと思います。
シャワーやお湯で、たっぷりと汚れをほとんど落とすぐらいに洗い流します。
ほとんどの方は、シャンプーの泡立ちを良くする意味で、軽く流すだけのようですが、頭皮や髪の汚れを落とすつもりで十分な時間をかけて流します。
予洗いで汚れを落としていれば、シャンプー剤はいつもより少なくて良いと思います。
十分な泡立ちがでれば、シャンプー剤は少なめのほうが良いのです。
別ページに書きますが、シャンプーの基本はゴシゴシ洗いしません。
ゴシゴシを頭皮を擦ることで、新毛や細毛、うぶ毛などの細い段階の毛が抜けてしまいます。
1度目のシャンプーでは、シャンプー剤を髪と頭皮に満遍なく行き渡るように何故回すだけです。
撫でるようにして汚れを浮かす程度でいいのです。ここではしっかりとしたマッサージ系の洗い方はしません。
汚れを浮かすだけです。
すすぎ洗いをします。シャンプー剤が残らないように洗い流します。
ここで、はじめてシャンプーマッサージをします。
詳しい説明は、別ページに記載しますが、テレビで紹介されていた髪様シャンプーというマッサージ法をアレンジしたもみシャンをします。
私どもでは、以前からもみシャンというネーミングでやっていたのですが、髪様シャンプーよりももっと効果的な方法です。
ここでは詳しくは書きませんが、要はゴシゴシと擦らないで、指の腹を使って髪を引っ張らないように頭皮だけを動かすマッサージをします。
グルグル回転して頭皮を上に引き上げるというのを頭の全体でやっていく方法です。
自分でやるのは大変だと思います。
薄毛にならない耳の上、側頭部や後頭部・襟足あたりは、普段のゴシゴシでも問題ありません。
前髪の生え際から頭頂部・つむじあたりはゴシゴシすると髪が引っ張って抜けなくても良い髪の毛も抜けてしまうこともありますので、頭皮だけを動かすシャンプーマッサージを推奨します。
続いて、すすぎ洗いをしますが、シャンプー剤が絶対に残らないように、思った以上に洗い流します。
シャンプーによってはリンスはいらないと思いますが、どうしてもリンスをする場合は、頭皮にはつかないようにして、また洗い流しはこちらもたっぷりとします。
リンスやコンディショナーは頭皮には良くないので注意しなければなりません。
最後にドライヤーで乾かします。濡れたままにしておくと蒸れるのでよくありませし、乾いた状態で育毛剤を付けるほうが浸透がよくなります。
育毛剤は継続しないと意味がないので、予防的には有効な格安育毛剤のグローリンギガを数人のお客様が使っています。