季語の風景

    節分  





祇園さんの節分


季語 節分(晩冬)

「 節分や福を求めてみぎひだり 」

2月1日(節分の日の前日)の祇園さん(八坂神社)

本殿から南楼門にかけての人混み 12時半過ぎ






 
季語 鬼やらい(晩冬)

「 鬼やらひ待つ間も寒い祇園さん 」

追儺(ついな)の豆まきを待つ舞殿前の人込み
 






 
季語 鬼やらい(晩冬)

「 三宝に山盛りの豆鬼やらい 」

舞殿に上る豆まきの舞妓さん







季語 豆撒き(晩冬)

「 つややかな立ち居振る舞い豆を撒く 」

ひのきの三宝に入れた豆を巻く
 





 
季語 年の豆(晩冬)

「 正装の巫女年女年の豆 」

祇園さんの年女の巫女は年取豆を撒く





 
季語 鬼は外(晩冬)

「 舞妓さん黒紋付で鬼は外 」







季語 鬼は外(晩冬)

「 手を出せど豆は素通り鬼は外 」


豆は四角い紙袋に十粒ぐらいがはいっている
 






季語 鬼は外(晩冬) 

「 正面は節分お化け鬼は外 」


豆まきは 祇園さんの舞殿の四面を使って行われるが

本殿向きの正面には きれいどころ が配置される

芸姑さんの一人は(左から二人目)

「節分お化け」の扮装である







 
季語 節分(晩冬)お化け

京都花街では節分お化けといって普通の芸姑姿

ではない扮装をすることがある 写真左右の

二人はその節分お化けの扮装をしている








季語 鬼の豆(晩冬) 

「 花街のきれい処が鬼の豆 」

2月1日午後3時境内では宮川町歌舞会の

奉納舞踊と豆撒きが行われていた







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