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鍼・灸・あんまマッサージ指圧について



国家資格【はり師】【きゅう師】【あんまマッサージ指圧師】について

灸頭鍼

施術についてご説明させていただく前に
【厚生労働省】より
あん摩マッサージ指圧・はり・きゅうを受ける皆様へ
警鐘が出されていることをご存じですか?

それは、
医師以外の方であんまマッサージ指圧・はり・きゅうを行うには
国家資格が必要なのです。

現在、健康の保持や病気の予防・治療などの為に
手技療法などによる様々なサービスを提供されている事業者があります。

しかし、その事業者の中には国家資格を保有しない方もあります。

わかりやすくご説明させていただくと、
ご自身のお体を大切な愛車だったとお考え下さい。


皆さんは大切な愛車のメンテナンスや修理を
整備士の資格を持たない方にお願いするでしょうか?

国家資格である整備士としての有資格者の方に
しっかりとメンテナンスや修理をしていただきたいと思いませんか?


このように、ご自身のお体も
あんまマッサージ指圧師という国家資格があるにもかかわらず
それを保有しない方より手技療法を受けることの意味を
ご理解いただけたらと思います。


補完医療としての鍼・灸・指圧(マッサージ)

鍼・灸・指圧(マッサージ)は東洋医学のひとつで、薬品に頼らない治療のひとつです。
鍼灸の治療は、疾病や外傷、精神的ストレスに対して、体表を鍼や灸等で刺激して自律神経や内臓機能を調整し、自然治癒力の活性化を計ります。
その効果は世界保健機構(WHO)でも有効性を認められ、現在では補完代替医療の代表格として世界中で普及しています。 指圧 灸頭鍼 美顔鍼 問診 問診

当院の治療に対する考え方

鍼・灸・指圧・マッサージ

現代は西洋医学が発達すると共に、東洋医学の効能が見直されています。治療方法も多様になり、どの治療を選んでよいものか戸惑う場面も増えて来たのではないでしょうか。


たとえば、筋肉の腫れや関節のずれは、鍼灸師でも患部に触れて発見し、痛みの緩和やずれの補正といった治療を行うことができます。 けれども、糖尿病など血液の成分を調べないとわからない病気などは体に触れても発見しにくく、鍼灸によって体の治癒力を高め、間接的に症状を抑えることはできますが、治療の即効性には欠けます。また、骨折されている場合でも、鍼灸師は患部を触らないことにはどの骨がどのように折れているかが分かりませんが、それだと患者さまは痛いですよね。病院でレントゲンをとれば、どのような骨がどのように折れているかが痛みなくわかります。


じゃあ、鍼灸院より普通の病院にいったほうがいいじゃないか、と思われるかもしれませんが、鍼灸の治療にも良いところがあります。骨折や筋肉の腫れ、関節痛に対して、ふつうの病院ですと痛みどめや湿布を処方しますが、副作用が出たり、肌の弱い方だと湿布で肌が荒れる方もいたりしますが、鍼灸は薬剤に頼らず筋肉を弛緩させ痛みを軽減させるため、副作用や肌荒れはほとんどありません。また、気穴のめぐりをよくすることによって、体そのものの抵抗力や治癒力を高めたり、爽快感をもたらします。


医療が発達した現代でも、なかなかそれだけで完全な治療というものはありません。ですから一つの治療法にこだわるのではなく、鍼灸治療の長所、薬餌療法の長所、先進医療の長所など、それぞれの治療の良い部分をうまく組み合わせていけば、より後遺症や副作用が少なく治療でき、症状も早く良くなると思います。


なので、当院とともに、内科や外科など別の治療機関に通われるのも、治療においては悪いことではありません。その際には、どのような治療機関でどのように診断されて、どのような治療を受けているかをお話いただければ、禁忌なく治療が出来るかと思います。それとは逆に、患者さまの症状によっては鍼灸指圧による治療ではなく、病院での治療を薦めさせていただくこともございます。


また、患者さまにとっては、日常の些細な出来事や習慣であっても、そうしたことに症状の原因がある場合もあります。 患者さまの現在の症状や状況に合わせた、より良い治療を行うために、当院では患者さまとの対話を大事にしています。


風邪をひいた際にかかりつけの内科のお医者さんに行くように、鍼灸院ももっと身近な存在になればと思います。なにか気になる症状やご相談されたいことがございましたら、お気軽にご来院ください。鍼灸師として精一杯対処させていただきます。