
雑感雑念
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ヴァレーリエ:眠い・・・。
ガブリエーレ:何かというと眠いと言ってますね。眠いかだるいのどちらかですね。
V:うるせーなぁ・・・。人を芸無しみたいに言うなよ。
G:あまり無いですよね。
V:このヤロー!!(爆)おまえ、ほんと容赦なく豪速球投げるなぁ!応えるわ。
G:まだまだいけますよ。(笑)
V:おまえ、ほんとここだけにしておけよ。よそで投げるなよ。
G:他の人達、はっきり言って受けられませんからねぇ。ここだけにしていますよ。
V:さりげなく言うなぁ、お前も。今の、ヤンキースのクローザーのマリアーノ・リベラに負けないくらいの「カッター」だったぜ。
G:いやそれほどでも(笑)
V:それほどでも、とか言ってるぜ。それはともかく、こないだね、CDを4枚ほど買ったのよ。
G:相変わらずの散財っぷりですねぇ♪
V:あのなぁ(苦笑)それで何買ったかと言うと、まず、ラス・バラードのアンソロジー・アルバム♪
G:おぉ♪
V:まぁ、ラス・バラードと言えば、RAINBOWが「Since You Been Gone」や「I Surrender」をカヴァーしたことで有名ですけども、他にもたくさんの名曲がありますが、そのラス・バラードのソロ時代の名曲を集めたアンソロジー・アルバム。で、後3枚がDEEP PURPLE・・・、と言うより、リッチー絡みですね。まず、DEEP PURPLEの『MKV THE FINAL CONCERTS』これは第3期DEEP PURPLEのラスト・ツアーから、オーストリア・グラッツとフランス・パリ公演を収録したライヴ・アルバム。で、パリ公演だけを完全収録したのが、『LIVE IN PARIS 1975』これを最後にリッチー・ブラックモアはDEEP PURPLEを脱退、RAINBOWを築くわけで。そのリッチーの“1回目の”最後のライヴ。
G:ははははは(笑)
V:何がおかしいんだよ!?(詰問笑)
G:「1回目」と言うところがいいですね。
V:ははははは(笑)で、そのRAINBOWの1976年、ドイツ・ツアーを収録した『LIVE IN GERMANY』以上3枚は、以前、テイチク・レコード、今のインペリアル・レコードから発売されていたものを、VAPレコードが販売権を得て、発売したものなんですよ。
G:へぇ〜♪
V:で、聴きながら思ったのは、やっぱりマニアックになったなぁと。
G:マニアックですよねぇ♪『LIVE IN GERMANY』は持ってるでしょう!?
V:持ってるよ。ただ、今回のは、みんな紙ジャケ!そして、解説が酒井 康!
G:あ、そりゃ買わなきゃいけませんねぇ!
V:だろ。オレは酒井 康、尊敬してるから。あと広瀬 和生が解説書いてたら買うね。
G:普通いませんよね。解説目当てにCD買う人って。
V:わはははははは(笑)自分でもこんな奴はいないと思ってるけど。
G:あと、第3期のラスト・コンサート2枚も買ってどうするんですかぁ!?
V:いや、これはねぇ。『HEAVY METAL SYNDICATE』で聴いたのがどっちだったか忘れたのよ。で、どうせなら両方買っちゃえ!と思って、買ったの。
G:無茶やりますねぇ。よっぽど好きでなきゃ買いませんよ。
V:今、よっぽど好きでなきゃ、って言ったけど。確かに好きになったら、何でも欲しがるのがファンであり、マニアであったりするんだよね。で、何でこんな話から切り出したのかと言うと、もう何年も前から世界的にCDの売り上げが落ち込んでるけど、今年はもう行くとこまで行ったと言われてるのよ。
G:そういえば、邦楽だけとっても、最悪でしたねぇ。
V:うん。で、なんでそうなったのかを、それこそ、『HEAVY METAL SYNDICATE』を聴いたりして考えたら、やっぱりねぇ、レコード会社が本気で売ろうとしてないな、と。出るに任せて、流れるままに任せて、という感じなんだよね。
G:なんか、あ、出たの?という感じですよね。こんなに素晴らしいんですよ〜♪とゆうのが無いんですよね。売り手に。
V:昔はさぁ、これデイヴィッド・カヴァデールが言ってたんだけど、レコード会社の人間も、もともとはミュージシャンを目指していて、それを諦めざるを得なかったけど、でも、どんな形でも音楽に関わりたいから、レコード会社に入ってレコードを売ろうと真剣にやってたわけであって。それがいつの間にか、レコード会社にはサラリーマンかビジネスマンしか入ってこなくなって、ミュージシャンに対して敬意を持たなくなっていったと。真剣に音楽を愛する人間がいなくなったと。そう、デイヴィッドが嘆いていたよ。
G:あと、あれですよね。最近、CCCDの問題が・・・。
V:あれねぇ!コピー・コントロール・CDだろ。要するにパソコンからコピーできないように、ガードしてるやつだろ。あれもおかしいよなぁ!海賊盤対策だとか、アーティストの権利を守るためとか言ってるけど、それは違うだろ!と言いたいよ。
G:なんか、間違えてますよねぇ!ナプスター問題もありましたけど、本当に好きなら、それこそさっき、お館様が言ったように、正規盤も海賊盤も買えば、ダウンロードもしますよねぇ!
V:そこなんだよ!だいたい、コピー・コントロールかかっても、オレは買うよ。よくさぁ、コピー・コントロール掛かってるから買わないとゆう奴もいるけどさぁ、そんなの関係ねぇだろ!と思うよ。
G:音質がどうのって言いますけど、今はデジタル・マスタリングしてるんですから贅沢言うほどじゃないですよ!
V:それとねぇ、『HM SYNDICATE』聴いて、確かにそうだと思ったのが、「解禁」という言葉を聞くようになったのよ。要するにメディアでの解禁は何月何日です、とか。
レコード会社の人間がメディアに対して「解禁」という言葉を使うなんて、こんな失礼な話は無い!って、酒井 康が怒ってたよ。
G:アユかワカサギですか!?
V:ほんとそうだよな!俺らはアユを釣ってるんじゃない!と怒ってた。何日からお願いします、というならともかく、「解禁」だぜ。何様のつもりなんだと。
G:こんなんじゃ、誰も相手にしませんよ。プロモーションしなくても勝手に売れると思ってるんですかねぇ!?
V:海賊盤対策とかの話、さっきやったけど、海賊盤市場5大バンドってあるわけ。BEATLES,ROLLING STONES,LED ZEPPELIN,DEEP PURPLE,そして、RAINBOWと。まぁ、歴史が長いビッグ・ネームで、マネージャーが何人も変わったりとか、関わった人間が何百人もいるとか、さらにコレクターがついたバンドにはいろんな海賊盤とか、あるいは訳のわからない輸入盤が存在するんだけども。
でも、今挙げたこの5バンドは正規盤も世界的に売れたよねぇ!
G:そうですよねぇ。RAINBOWが少し落ちますけど、でも、日本じゃ未だに売れますよねぇ!
V:RAINBOWのファンは未だに多いよ。ハード・ロックは素晴らしいことを伝えてきたからね。
G:あれですよね。いかに自分達がかっこいいか、自分達のやっていることがかっこいいものかをどんどんアピールしなきゃならないのに、だんだん権利を守るという、おかしな方向へ行っちゃってるんですよね。しかも、さほど大物で無いバンドですらそうなんですよ。
V:思うにやってる事と言ってる事がおもいっきり食い違ってるんだよねぇ。でもそれは、マネージメントとかレコード会社とかがほとんど狂わせているんだよねぇ。何にもわかってないのに・・・・・・。
G:それにしても、レコード会社の合併が盛んですよねぇ。SONYとBMGが合併しちゃいましたよ。
V:おいえぇ。その前に、3社が合併して、ユニバーサル・ミュージックが出来たけど、今はワーナー・ミュージックとEMIが合併する噂が絶えないのよ。そうなると、この3つのグループでシェア75%近くまでいく訳。いわゆる「BIG3」ができるよね。でも、ここまで寡占化すると、自分のグループの中に、どんなアーティストがいるのかわかんなくなるよね。
G:そうすると余計に売れなくなってくるんじゃないですか?
V:そして行き着く先は、アーティストがファンに直接、ネットで楽曲を売るようになるだろうね。アートワークまでつけて、システム完成させたら、もうレコード会社は消えるよ。
G:そうなると音楽評論家も消えるんじゃ無いですかねぇ?
V:ハハハハハハハ(爆)それは考えなかったなぁ!評論家がファンより先に聴けなくなったら終わりだよなぁ!
G:まぁ、それまでに今の文明があるかどうかが疑わしいですけどね。
V:おまえ、元も子もない事言うなよ!(爆)それ言ったら終わりだろ。これで切るよ。 |
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