廃線と廃駅の調査の題字

第2回 福知山線旧線調査報告 武田尾〜道場


[8] 踏切りの跡

GNG:しばらく行くと、川沿いの車道は武庫川をまたぎました。いよいよ念願の対岸の地に足を踏み入れることができたのです。この写真は橋を渡ってすぐの所にあった旧福知山線の踏切り跡を撮影したものです。右側に黄色と黒の柵が見えるのが踏切りがあった証拠です。早速、我々は旧線をさかのぼろうと試みました。

ゑゐぢ:ところが、旧線の草の生い茂り方が尋常ではなく、踏切り跡があっても線路が本当にあったとは、信じられないような状態でした。そして残念ながら、左側は建設会社の廃材置き場になっていてここから先の線路跡は分からない状態になってました。

GNG:そこで、我々は旧線を逆にたどろうとしたわけです。旧線は草が深く入れそうになかったので、すぐ横の空き地から金網越しに旧線跡を観察しました。しかし線路のあった所が意外に窪んでいたということが分かっただけで、ほとんど手がかりなしでした。


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