「廃線と廃駅の調査」

第12回 神々の詩 第3部

〜尾道鉄道〜



[9] 諸原(もろはら)駅跡

GNG:2つのトンネルを抜けて右へ向かう国道は、巨大な高架橋で数十メートルの高低差を一気に「(いち)」へと向けて下って行きます。対して、左へ分岐する林の中の暗く細いあやしい道を進むと、広い空き地に出ました。しかし暗くてよくわかりません。

ゑゐぢ:左に行くにはかなりの交通量のある国道を横断しなければなりません。ここに来るまでもそうだったのですが、ひっきりなしに車が来る国道を横断するのには苦労します。その車のナンバーを見ると広島や福山、島根や鳥取方面と尾道鉄道がなし得なかった陰陽連絡が、皮肉にもその廃線あとの国道にてなされているんだなと実感しました。
この広大な空き地にはスイッチバック設備のある「諸原(もろはら)」駅がありました。


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