〜尾道鉄道〜
GNG:畑トンネルです。すっかり暗くなって自分がどこにいるのかさっぱりわからない状態です。でも銘板をみると”いま広島県にいるんだなぁ”という実感が湧いてきます。
ゑゐぢ:この畑トンネルの手前で、旧国道らしきものが分岐しています。そしてその先には、「市」の市街地であろう明かりが見えています。
トンネル内部には歩道がほとんどなく、数少ないであろう歩行者は、たいてい旧国道を下って行くのか、トンネルの手前に国道を横断するための歩行者用地下道がありました。
鉄道時代と同じく2つのトンネルがあります。新国道は 畑トンネル(旧7号トンネル)を抜け、わずかな明かり区間をはさみ、すぐに諸原トンネル(旧8号トンネル)を抜けます。
追記1:[5]開削されたトンネル(別ウィンドウで表示) の追記同様に国土地理院の航空写真を参照したところ1974年(昭和49年)版では、既に新国道の高架橋の橋脚やトンネルの工事が始まっています。この付近の旧国道にはヘアピンカーブがあるため、1977年(昭和52年)に廃線跡を一部転用した新国道が竣工しています。
追記2:御調町が2005年(平成17年)3月に 尾道市に編入されるまで、畑トンネル(旧7号トンネル)と諸原トンネル(旧8号トンネル)の間の明かり区間が尾道市と旧御調町の境界でした。