技術編 |
テニスを始めたばかりの初心者の方が最初に教えてもらうのはフォアハンドだと思いますが、それと同時にラケットの真ん中にボールを当てる練習も重要です。真ん中に当てるには、ボールをよく見なければならないですよね?そのための練習方法は、ボールを30cmくらいの高さにポンポンと打ち上げたり、少し高度にして面を上下ひっくり返して同じことをします。大人の方は真ん中に当たるようになるのはさほど苦労しないと思います。ただ、ジュニアの場合、真ん中のスイートスポットに当たるようになるまでに数ヶ月掛かる場合もあります。ここをクリアすると、ストローク・ボレーの練習が中心になって、真ん中に当てる重要性を忘れて、腕や下半身の使い方ばかり気にするようになってしまいます。私が思うテニスの究極の技術は、この初心者のときに学ぶ球をよく見る技術で、テニスの世界では俗に「打点に顔を残す」と言います。
フォアハンドストローク バックハンドストローク フォアハンドボレー バックハンドボレー
※※ 全プレイヤーが右利きと仮定して記載しています ※※