商標登録第4537870号



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  極楽 ちりめん




   
極楽ちりめんは店主、及びスタッフの高齢の為、


       
閉店


   長年のご愛顧をいただきありがとうございました。



  我が家の菩提寺、真岸山 東覚寺の
 法院様より戴いた、母の戒名を襟にしたためて
   戴き完成した笈摺です。





   


  
白衣 ちりめん笈摺
 


 
日蓮宗 御題目入り笈摺
 

品位風格 最高のちりめん製笈摺



 これより下の写真は真言宗の
    刺繍入り笈摺です。







 




  



  
                           

         ↓拡大↓

  


上の写真は私の巡礼の旅の失敗体験です。
納経所でご宝印を戴く時に、硯の上でご住職様に、この笈摺を手渡す時、渡し損ねて墨汁たっぷりの上にポトッと落してしまいました。すぐに水で洗い流しまし たが、黒いしみは残りました。 永い道中いろんなことがあるなー、自分の人生と重ねてしまい、妙な納得をした旅でした。




下右の笈摺写真は八十八ヵ所の御宝印と若き日の空海修行の地、御蔵洞御宝印そして、背中の真ん中に、高野山奥の院と金剛峯寺の九十四の御宝印が納まった、私の宝物です。
下左の写真は極楽ちりめんの商品です







これより下の写真は1番の霊山寺様と高野山
金剛峯寺と奥の院へ結願の報告、お礼参りの
九十四か所の御朱印の納まった笈摺.
最高の品格で完結出来た私の大事な宝物です。


  














高野山ガイドマップ



高野山金剛峯寺門前



高野山奥の院参道






平成27年2月27日 拝
三寒四温のことばの通り三日前は14度もあり、ふきのとうを探しに行くと15コほども見つけ、早速湯がき一晩水にさらして、ふきのとう味噌を作ってみました、春1番の野草をとても美味しく頂きました、お隣にも少しおすそ分け。
ところが今日は梅の花に雪が舞うとても寒い冬へと逆戻りです。
 でも昨日の新聞には、コウノトリが豊岡市野上の人工巣塔で今年初めての産卵が確認された、今年で屋外の産卵は10年目だそうです、このペアの産卵は8年連続の様です。 
 又、今日の新聞には、当地区の但馬天満宮にある、梅公園の紅梅が但馬版に彩を添えています。   春ちかし。
今年4月2日から高野山開創1200年記念大法会が執り行われるそうです、それに先駆けての結縁行脚、報恩法会に2月15日、市内の総持寺様でありまして出席させていただきました。 たくさんの信者がお経を唱え、撫で三鈷に触れ、不滅の聖燈を拝み、法会そのものは平穏に終わりましたが、、、、、
  私の心にはモヤモヤが、それと言うのが1昨年、高野山の資産運用の損失問題で内局の総辞職など (他、女子高校生、岡山で真言宗の僧侶による妻子の殺傷事件善通寺のシゴキ)多くの事件が少し忘れそうになったら、今度は今月五日には高野山の御ひざ下、紀の川市で小学5年生の男の子が殺害されるという事件が起きました、2日後に逮捕されたのは中村桜州、22歳で家は80メートルしか離れていないそうです。 インターネットでは、家には「 世界人類が幸せでありますように 」の札、お家の色の ド派手さ。  とあります。
ごちゃ混ぜの新興宗教が来たかなと思ってたら、真言宗空海、探究者だったでござる。   

で、この家の主は高野山大学教授..で!!! 次期は宗○○?
 中村本然なる方、宗教と科学,弘法大師空海、真言密教について、空海と高野山、宇宙物理学、現代心理学や脳科学の成果、などの講演や分厚い著書を何冊も出版されているそうです。

 私はこの家の色を見て、和歌山県桃山町名産の桃を思い出しました、が、しかし高野山大学、真言宗の大先生とは結びつきませんでした。  

僧侶にも自由は有るとは思いますが、自分が良ければ何をしても。
 この家の色を見て、本当に僧侶の住まい?わが目を疑う?
わたしの高僧のイメージとはかけ離れすぎて、言葉を失うとはこの事です、僧侶の品格、何かがちがう、全然ちがう全くちがう、信じられない、嘘でしょ。  今まで修行をしてこられた絶対多数の僧侶の方たちにも失礼では、また事は真言宗のみに留まらないと思います。 インターネットでは仏教系宗教家とある書き込みを見ると情けなくなります。 今の今たった今も修行中、厳しい命がけの修行をされている、すべての僧侶の方に、大変な失礼な事件だと思います。

  私は、今の日本の混迷を救えるのは仏教だと思っていました、重い責任の立場にある宗教家の方たちの道徳が、法の布教が日本を正し世の中を正し、この国の将来の安寧は高祖高僧の方々の舵取りで随分よくなるのではと信じてきました、、、  が。
仏教の中枢に居られる大先生がこのざまでは【  もちろん中村本然なる方が殺人事件の犯人ではないのは承知していますが、今後は野に下って一小僧となり、息子と、ご自身の為の研鑚、修行をされるのが、まずは先にではと思います、今までの天童か神童かの天の生活から、地の砂を咬む様な厳しい地獄の修行。  
 失敗されて、されてこそのまた見える世界があると、私は考えています。 10年20年先普通の人になられた時の本はぜひ読ませていただきたい。 】         只、今は。
 本当に残念無念なことです。   この思いは私しだけでしょうか。
4月2日からの1200年記念大法会には他宗からの多くのご来賓の方々もお見えになる様ですが。
  この際、( 円安で外国からの観光客、お客様の急増で浮足?
高野山が20年30年先では天空の廃墟に誰も見向かぬ廃墟にならぬために )
真言宗宗徒の内輪だけに、少し縮小をされてもよいのではと思われる今日です。 

ところで、春です春ですめっきり暖かくなりました、お遍路には絶好の季節です、御四国88カ所の寺院を巡りたくさんの仏様、観音様、憤怒の仁王像、不動妙王像などにお会いして、心を清め心を洗う巡礼の旅はいかがですか。
 昔の私のことですが、筋肉モリモリの金剛力士像の阿ー形像、吽ー形像などを見ると怖いと思いました、地獄の絵図なども子供のころは、とても怖くありました。  今、66歳になると、あの世に近ずいたせいか、悪いことさえしなければ、怖くはない大丈夫と思えます。
さあ、花の野山新緑の中、進めば楽し行こう行こうお遍路に、行けば又、新しく力が湧いてくる。勇気が湧いてくる。元気な今こそ!元気1番

追記 * 高野町の人口 ( 高野町ホームページによる )
      年   人口  男 女   世帯数
 昭和40年   9.166       2.135
 平成 2年   6.611       2.568
 平成27年
 1月末現在
  3.371  1.639    1.732   1.751

 私は意外に少ない人口ですねーの印象です。

〒 668-0301
   兵庫県豊岡市但東町奥矢根987番地
      極楽ちりめん     柳本正直

  平成26年9月9日拝
左上の写真は、私の母の旅立ちの衣装、極楽ちりめんに94の御宝印の納まった笈摺です。 この衣装を着つけて下さった看護師の方も、「 こんな立派な衣は初めて見ます」と驚いて居られました。
そうですこの世に1枚きりです、( 21年前に亡くなった親父の分も、母の棺に入れました。 )
【  西国33所、御四国88ヵ所の何処を廻っても、何処の納経所にお伺いしても、この衣は何ですか?  材料は何ですか? ただ、1ヵ寺だけ、以前韓国の方が絹のチマチョゴリに御朱印を、押印したことが有る。とお聞きしたことはあります。 】
母は元気な時に「  私は死んだら又お遍路さんをするわ、ほんでも盆には帰って来るで、」と云っていました。 私は、「疲れたらいつでも帰って来たらええでと」話していました。 
母は5年前に脳梗塞で倒れるまでは本当に働き者でした。 父が生前、「  儂の知る人の中で1番の働き者だ 」とよく話していました。
母の倒れてからのつらく、悲しい絶望的な日々は本当に困りました、
「  シニテャー、オジーサンハヨウムカエニキテエナー 」
「 マサナオ、コロシテクレーヤ、テヲトルバカリデ、モーワシハナンニモシチャラレヘン 」 無茶苦茶な事を云う時もあり困りました。 
施設では健康で若い人の時間を奪ってお世話になっているなどと母は理解が出来て居なかったでしょうが、介護士の方は、上手になだめながら介護をして下さる.
息子であっても出来ない事ばかりで我が無能を嘆くばかりの者でした、
介護士の皆様には、母が大変長い間お世話になりました。 感謝です、ありがとうございました。 私にとって、母は希望であり夢を一緒に見る人であり喜び合える人でした。 しかし、終末は辛そうでした、施設の方々には母が大変なお世話になりました、ありがとうございました。
  さようなら お母さん
母の骨納めのお骨は母が四国お遍路の道中着に使っていた笈摺に包んであげました。
「 お父さん、早う迎えに来てエーナ」と何度も何度も。 21年ぶりに父と同じお墓の中です、落ち着きましたか。 お父さんの所へ逝って落ち着きましたか。 お母さんありがとうございました。
元気な体で、男の子ばかり4人も生み育てて下さいました。 母には数えきれない感謝です。
感謝、感謝です、只々感謝です、本当に「  お母ちゃんありがとう 」ありがとうございました。
今頃は、老人車を押しながらの母の足でも、ぼちぼち、徳島県から高知県へ大好きな海を見ながら、歩いているのでは?

十六夜の  足もと嬉し   御厨人道 
 ( 洞 ) ( 御厨人窟 )とも

魔除けの白衣 極楽ちりめん
二度と着替える事の出来ない旅立ちの白装束

平成26年4月21日  拝
今年の春は一気に来ました桜と白木蓮、カイドウ桜に水仙,シャガ、山ツツジに但馬天満宮周辺の500本の八重桜、見事な花の競演です。
 今年の花はまた特にキレイ、本当に美しく感じます。
 ところで、先日とても嬉しい事がありました、4月18日夜9時30分ごろ
NHK ニュ-スウオッチ 9 で、大型連休ことしは? ”西高東低”の狙い目と云うコーナーで。 門前1番街.藤本茂店長様が四国八十八ヵ所は、 今年、開創千二百年記念という事もあってお遍路さんがとても沢山見えてますと、インタビューに答えておられました。 そのインタビューで店内が映っていました。  その店内に上品な確かに見覚えのある、私どものちりめん笈摺 !!  が写っていました。 ほんの数秒間のことですが、写り映えは良い! 負けてはいないの確信を持ちました。 
全国何万人の方が見られたかは判らないですが、私どもの製品が少しでも 多くの人の目になじんで、木綿とちりめんの違いを見比べて戴ければ違いは歴然とします,私どもにとりましても確かな自信につながります。  
 本当に嬉しい事です。  ありがとうございました。
 扨て 先日 検索で 笈摺 にたどり着くまで大変でしたと云うお声を戴きました。   確かにお遍路さんの着る衣装、白衣のことを笈摺と知って居られる方は少ないのかも知れません、私の方からおいずると話しても、まだ折鶴と言われた事もありました、笈摺又は笈ずりで認知して戴きたいのですが、認知度を高くするのにはどうしたら良いのでしょうか?  
全国の皆様ご指導下されば幸いですが、どうぞ良い智恵をご教授下さい。
今、野.山.川.海どこに行っても本当に絶好の季節です。何を食べても美味 春の山野草は、ほんの少しの苦みと新鮮な何ともいえない若々しい香り、フレッシュな空気を見る聞く食べるなど五感で味わう、本当に有難く嬉しい事です。 今、御朱印ガールと呼ばれる若い女性がとても増えています。
御四国の歩きお遍路にとっての天敵、蚊などの悪虫が少ないなど条件はとても良いと思います。 (修行の面では私には?良く分かりませんが)
ともあれ、観音様の笑顔に癒され、憤怒の仏像に自身の悪心をとがめられハラハラして、悪い事はすまいと自身を戒める。 お遍路は本当に素敵な時間だと思います、皆様方にもぜひ体験をして頂きたく存じます。

      極楽ちりめん       柳本 正直


平成26年1月27日   拝
 寒中お見舞い申し上げます。
当地方では、昨年末に雪が降りその雪が根雪になり、夜になると一気に冷え込み、寒くて厳しい日が続いていますが、今日は久しぶりの青空。
 畏怖を感じるほどの真っ白、白銀の世界に、どこまでも透き通ったスカイブルー、思わず【 ヤッホー 】。
 おくれましたが皆様方には、つつがなく新年を迎えられたことをお喜び申し上げます。
   さて、当地方は雪の中でも、お遍路で廻るお四国八十八ヵ所はもうすでに梅、フキノトウ、菜の花までも見られるそうです。 2月3月4月はお遍路さんの1番多い季節ですが、この事はとりもなおさず、温暖で美しく、美味しい物が沢山あって人気が高いと云うことでしょうか。
 お遍路さんは、それぞれ御一人御一人旅に出る思いは違っていても、
八十八番の結願を迎える時には、それぞれの御一人御一人に何らかの答えが見つかる、どんな難問でもそれなりの答えが出る。
そこがお遍路の旅の魅力ではないでしょうか。
 ところで、若いお遍路さん( 男女を問わず )を沢山見かけます、それも歩きのお遍路さんです、私はとても良い事だと思っています。
生産性だとか経済性だとか効率がどうとかの次元も必要かも知れないが、永い人生の中で、このお遍路の経験は無駄にはならない、必ず役に立つ日はあると思います。

 遍路とは人生そのもの、この世に生まれて親に導かれての穏やかな道。 
一人で歩く厳しく険しく一生を終えるまでの永い道。 
 逆に言えば人生は遍路そのものである。
不安を感じ迷った時、お遍路に出ますと道は必ず開けます。
 ♪ 人は誰でも孤独だと、親父がしんみり話してた、、、♫、、。
 ♪ 寝酒三合あればよい、、、♪、、。休めば、又、力が湧いてくる。
生きてりゃ、いい日楽しい嬉しい笑える日はきっとある。 
この春は心の再生安定の為に、不安を解消して元気の出るお遍路さんの旅をお勧め致します。
末筆になりましたが、お客様各位殿におかれましては、お元気でお健やかな 、益々ご隆盛の一年であります様にお祈りいたします。
     極楽ちりめん  柳本 正直

 
平成25年12月13日  拝
 今年もあと幾日、良い事も悪いことも少ない、只々ぼんやり過ごしてしまった1年でした  。 不景気な世の中で、ぼんやり1年暮らせたら幸せなのかも知れませんね。 その昔、何を作っても売れる時代は、多少の価格の違いは有っても、たいていの物にそれなりの値がついて、皆の人にお金になる仕事がありました。 どの家にも家族のだんらんが有りました。 今はと言えば本当に情けない時代だと思うのは、私しだけでしょうか。 
    すがれず、頼れず、悩んで、困って、苦しんで、悲しいかな、哀しい哉哀しい哉、人はどこで折り合いをつけるのか。
観音様は只、ニンマリと  。  
 人は自分の計らい事とは違う望まない方へ、選んでもいない、とんでもないところへ落ち込むものだと学びました。

 扨て、 今年の春の事ですが、当地区の森林組合所有の山(40~50年生)の育林日役を20年ぶりにお願いしたところ、地区内の若い衆が半数ぐらい代替わりをして、山に入ってくれました、大変心強い気持ちになりました。

 又、もう一件も山の事ですが、当地区の森林総合研究所との分収造林地の更新を現在の55年を、140年の契約に切り替えてほしいと、上部組織の森林組合より申し入れがありました。 当地区周辺の組合はすでに組織の解散をしたり解散の検討中であったりの状況ですから、私たちの組合も、とても140年は組織が持たない、、、、、と、お断りで1度は返事をしたのですが、若く組合の仕事に情熱的に取り組んでおられる職員2名に絆されて、当地区組合組織の存亡は判らないが、木は残る。 で、契約することに決めました。

  もう一人、感銘を受けた若者ですが、東京オリンピック招致のプレゼンテーションでの佐藤真海さんです。 大学生の時、骨肉腫で右足を失いながら、アテネ. 北京. ロンドンとパラリンピックに走り幅跳びで出場。
実家は気仙沼だそうです、実家は大変な被害を受けられたそうです。
彼女のスピーチの中で強烈に心に残っているのが。 「   私が持っているもので、私が失った物ではない。」 9月10日の ニュース 9 のさわやかな笑顔がいまでも思い出されます。  この人の笑顔を見て、  
 【 神は、その人に乗り越えられない試練は与えない 】 を思い出しました。     ( どなたの言葉か忘れました、ごめんなさい。)
 ありがとう ありがとう ありがとう。   若い皆さんありがとう。
やっぱり若い人たちが輝いていないと、世の中さっぱりだめですね!

 自分の忘れてしまった物を、この若い人たちから、あらためて教えて戴きました、若い人からパワーを戴くとはこの事ですね。
 今年も後、わづかですが、気になるところは片付けないと、と思う師走です。                
 来る年こそ!

   極楽ちりめん     柳本 正直

平成25年9月8日  拝
   今年の暑さは格別でした、殺人的な猛暑酷暑の7月8月でしたが、8月末の雨で、季節は一気に秋の模様に、目にする野花もいつしか秋の花に様変わり、ミズヒキ草やオミナエシ、ヤナギタデなどを玄関に飾ると、なぜかしら心のほっこり  、 生き延びたー、 ビールが美味しい。 
 今春、初めての検診で判った、ポリープ4個の切
除の時も、現代の医療技術のおかげで、生き延びたーと思いましたが、その時の生き延びたー、とは少し異質かも?
 異質といえば一つ
気になることが今朝の新聞に、人と同じペースに乗れない、生き方下手で不器用で、情けないほど時代遅れの私が按じる事ではないのかも知れませんが。  かなり昔から子供の頭髪の色、又、携帯電話の持たせる持たせない。  そして今、今度は小学3年生でネイルサロン(手の爪)でペデュキュア(足の爪)をしているそうです 。 確かに爪は美しいと思うが、ただ単に、爪が美しいだけで、その人の心や頭(母親同席らしいが)の中まで美しいかと聞かれたら、???  私には、理解できません。 ( その手でお米を研がないで!   小3でお米は研がない? そーでした! )
 
気になること、と言えば今の世の中、ドーなっていくのでしょう、生活保護200万人超も按じられるが、労働者の約38%の人が非正規社員と云う、低賃金労働者。 豊かさを求めて国民すべてが、勤勉で実直にそして協調し、今日まで来たが、今大変な間違ったところにあるような気がするのは、私の思い違いでしょうか、今の世の中に違和感を感じるのは、私しだけでしょうか?。 昔がすべて、良いとは思いませんが、もう少し世の中の舵の向きが違っていれば良かったのでは?。 今朝5時すぎに東京で2020年にオリンピックの開催が決定しました。  この事を良い事の起爆剤に、日本の航海がおだやかで、幸せ満足度の高い方向へ進むきっかけになればなによりですが。
 今こそ、政治の舵取り、経済の舵取り、宗教など、それぞれ重い立場の人のしっかりとした、正しい舵取りが求められますネ。    
 いよいよこれから秋真っ盛り、四国は美味しい、くだものやお魚などが、沢山にあります 。 心身共に健康を取り戻すには、お遍路の旅はとても良いと思います。  多くの仏像に出会い、四国の人の仏心に出会い、里、山、海などの風景にも心を洗われて、心の健康を取り戻す時間はとても意味があると思います。  人は心、心が健康でなければ満足感は得られないのでは?。  菅 直人元民主党代表が9年前に年金未納問題でお遍路さんに出られたように、悩みや苦しみをやわらげる為みそぎの為 心を癒す為のお遍路さんも、もちろん多いと思いますが。 
  私は、順調で順風な方 にもお勧めします。
私も行きます、ちりめんのシボ、その美しさに惚れ込んで、私のすべてを注ぎ込み、人様にも認めて頂く為に、
ちりめん笈摺を羽織って、明日を探す、未来を探す、そして心を洗うお遍路さんの旅、心を清める巡礼の旅。

 極楽 ちりめん   柳 本 正 直

平成25年7月14日 拝
 暑い時には暑くなければ
と思いつつ、猛暑日が続くと一雨降ってほしい、夕立でも来れば涼しくなるのに! と、つい愚痴の出る猛暑です。 二月(ふたつき)前に植えた稲が膨らんできました、もうすぐ出穂です、あと二月で今年も美味しいお米になります。 畑からは、新鮮なもぎたての野菜が毎日食卓に上り、美味しく頂いています。    特にキュウリの浅漬け、焼きナス、隠元豆のカレー、など少しづつ腕をあげて、野菜の美味しい食べ方が、分かる様になってきました。   「 アリガテャーコッテスナ― 」
 この秋には、自分の生き方を探す、見つめ直す、価値観の再点検。多くの仏像に向き合ってみて心のありよう、これからの生き方を問い直す、【 巡礼の旅 】 【 お遍路さんの旅 】はいかがでしょうか。 
 私の昔の事ですが、生きることに悩み苦しみ、絶望的な時、心身共にクタクタで寝てゆっくり休みたいのに、床に入ると頭がさえて眠れない、強いストレスで、ミカン程もある円形脱毛症が3か所もできた。死んだら楽になれる、苦しまなくて済むと思った時、四国八十八ヵ所めぐりのある本に、三番霊場金泉寺に黄金の井戸がある。 井戸の水に顔が映れば長寿、映らないと三年以内に死んでしまう、という怖い言い伝えがあると書いてありました。 私は、映らなければ死のうと決め、近くに誰も居ないのを確かめてから、恐るおそる井戸の中を覗き込みました。
その井戸になにやらうごめくものが、目を凝らし、よく見ると自分の顔が映っている。 暗い水面に自分の顔が映っている。
  四角い井戸を南から西から東から3回確かめたが、泣き笑いのグチャグチャの自分の顔が映っている 。 十年あまり前の事でした、何も問題は解決したわけではなかったが、その日を境に少しづつ寝られる様になりました。 また、幸せなことに良い先輩には

人は苦を背負ってこの世に生まれてくる。
 楽だけを背負って生まれてくる人はいない。この世に苦の無い人はいない。


と教えていただきました。
 四国八十八ヵ所を巡りますと、廻り始めと最終版では、心のありようの全く違う自分がいます。
やりたいことはまだまだ沢山ある、今日の自分がこれからの自分にとって一番若い、百姓も有るからすることは次から次に。    暑い夏はまだ始まったばかりです、まだまだ暑さに向かいますが皆様方には、ご自愛いただきまして、涼風そよぐ頃には、多くの仏像に、又、四国の人の仏心に会いに行かれます様おすすめします。
必ずや、元気、勇気、気力がわいて新しい自分に気付かれます。

  極楽ちりめん  柳 本 正 直

平成25年6月16日
 今年の梅雨は、梅雨の発表があった次の日から半月以上、雨の無い35度を超える、記録的な暑い日が続いています。  昔、私の父や祖父が、村の人との挨拶に、カンカン照りの暑い日に、「 アリガテャ―コッテスナー 」と言っていたのを、このクソ暑いのに何がアリガテャーだいやー、と不思議でしたがこの年になって、アリガテャ―の意味が判る様になりました。
これからの3月、90日で米や美味しい夏野菜の出来不出来が決まります。  暑い時に、よく冷やしたスイカやマクワ瓜、メロンは最高ですね。
 ともあれ、暑い時にはどんどん暑くなって、今年も美味しい野菜やお米が豊作であればと願う今日です。
 ところで、四国、お遍路さんの旅は3つのタイプがありそうです。

観光がてら巡る人
健康の為に巡る人
信仰の為に巡る人

私の場合、働きずくめの母が元気なうちに、のんびりとできて、うどんの1杯も食べたり、知らない土地で珍しい物を見たり、宿ではすべて人のお世話になって過ごせる、そんなほとんど観光で始めた旅ですが、母はいつしかこの頃は「 私は死んだら四国巡礼をして回るわ 」と言っています。 「 ほんでも盆には帰って来るで 」とも言っています。
 母は54番の延命寺さまをお参りした後、体調を崩して一緒に廻る事が出来なくなりましたが、お礼参りなどすべて廻り、94の御宝印を戴き完成した、 笈摺を見せましたら 「 きれーなもんだなー、ほんでも着るのはまんだええわー、も―ちょっとさきでー 」 - - 。
 母の心の中には、27番の神峯寺から見晴らす太平洋と38番の足摺岬から見渡す太平洋が思い出になっているそうです。  お遍路さんの旅も廻り終わってみて、永い様で短かった巡礼の旅でした。
人々が二度目三度目とお遍路の旅を繰り返されるのは、四国の人の仏心に出会い、自分自身も仏になれる近づける、そんな気持ちに気づいた人たちでは?。 
 お接待には本当に感謝感謝でした。
 【 この四国お遍路さんの旅で大事なことは、最少でも、白衣-笈摺又は同行二人の金剛杖などの、お遍路さんを今してますよーと、一目で分かる姿でないと、ハイキング姿ではお接待を授かる事は少ないと思います。 又、近畿には西国三十三観音霊場巡りがありますが、少し雰囲気が違うように思います。 笈摺を着た人は少数派のようです。】
 この雰囲気の事で少しコマーシャルですが。近くに(豊岡市内)城崎温泉があります。 この街は昔からの温泉地で、昼間から浴衣で散歩をしたり、湯めぐりしたりで、心身共にくつろげる街です。また街の人も、その空気を作るのに努力されてきました。
 春夏秋冬、海の物、山の物、美味しい物も沢山にあります。  機会が有ればぜひとも、この但馬城崎温泉にお越し下さい。
 扨て、終わりになりましたが、皆様方には、これから暑さに向かいますが、体調管理には十分気をつけられまして、この夏をお過ごしくださいますようお祈りいたします。

極楽ちりめん    柳 本 正 直

代かきすんだ鏡の田に、早苗の緑が美しい何とも言えない若やいだ、夢の膨らむ嬉しい季節です。

二月十四日にコウノトリについての私の思いを、お知らせしましたが、今年、今日現在十数羽のヒナがかえったそうです.有ってはならぬ事ですがコウノトリが、自分のヒナを食べたのニュースがあり驚きました、時々あることだそうです。  一方で、ある小学校の近くにも、今、卵を抱いているカップルがいる様です、その抱卵の様子を、子供たちが毎日観察をしているそうです、どうぞ無事に巣立ってくれます様にと祈るばかりです。 
  5月25日の新聞で1羽ふ化、児童ら喜ぶ。
( 巣立つ姿見たい )のニュースがありました。
追記、 7月21日の新聞で19日終業式の後の20日に巣立って巣塔近くの水田にいるのを確認と発表がありました。 60日と比較的早い巣立ちだそうです。まずはおめでとうですね。野外生まれのひな22羽はすべて巣立ったそうです。 鳥インフルエンザの不安を少しでも減少する為にも、日本全国出来るだけ広く拡散してほしいと願うばかりです。( 但し、増殖可能な範囲で )

似た鳥、サギや白鷺などよりはるかに手厚い保護があっても、人の思い、理想とは違う不常理な事もあるのですネ。
食べ物の話です、私の子供の頃の食べ物と云えば本当に粗末な物でした、おやつも干し柿や、かき餅などは最高の部類、親父の炭焼きに付いて行き、山の渋柿をあわした、あわし柿、( 上あごにこびりついてざらついたシブ )
まだこれは上等の部類です、椚や水ならを割ると出てくる、5~7㎝ほどの白いカミキリ虫の幼虫を焼いて食べる、見た目はよろしくないが、食べると香ばしくてけっこう、これが美味の記憶( 今食べられるかと言われたら、たぶんダメです )。 もう一つ、秋、稲刈りを終えると、畔端にイナゴが沢山います。  これを針金に通し醤油をかけて、火で炙ります、とても香ばしい味が記憶に残っています。( 酒の肴に、、、でもたぶん今はダメです、 口にするのは。 ) おやつにも季節感がありました。

今月12日は母の日でしたが、 昔、子供の日には私たちに、草餅、柏餅、鯖そぼろのチラシ寿司(見た目も、味も、とても美味しかった)。自分の食べた思い出は確かに残っているのに、
母がなにを食べていたのか?

自分は美味しい物は食べないで、子供の為に家族の為に、働いて働いて働いて必死で働いて下さいましたお母さん。  今、母にお菓子や果物を上げると、今度は自分じゃなくて、自分の母にこの菓子を食べさせてあげたいといいます。 「  お母ちゃんには、なんにもしてあげれへなんだ、食べさせてあげてゃーワ、 」 母の心の中には今も祖母ミヨさんは生き続けています。

今、私の母の心は仏心そのものです。

私の母は、記憶も思いつくこともバラバラですが。  今でも言葉の端には私の体を按じて、心配の言葉が出てきます。  自力で寝返りすらできなくなってしまった母に心配をかけ続けている私も本当に情けないことですが、 それでも、私にとって希望であり、夢を一緒に見る人であり、喜びあえる人なのです。  一日でも長く生きて下さいと祈る日々です。

平成25年5月19日 極楽ちりめん 柳本正直


 春爛漫、沢山の花が庭に野に山に咲き乱れ、冬の厳しさもすっかり忘れさせてくれます。
 当地区では奥矢根川沿いの、500本程の八重桜が7~8分咲きで,見事な花回廊となっています。

扨て、西国三十三所、四国八十八ヵ所などの巡礼の旅に出かける計画をされている方に、私し共の 【極楽ちりめん】 白衣、笈摺を御朱印用にぜひとも、ご持参戴きたいと思います。 永い時間の祈りの旅も、結願を迎える時が来ます。
 初めから、ちりめん笈摺を準備された方は、1カ寺1カ寺お経を唱えた後、納経所で御宝印を戴くことで確かな証が手元に残ります。  結願の清々しい気持ちと手元の証、笈摺に収まった、御宝印は必ず 【生涯の宝物】 になります。
ところで、お金のことで恐縮ですが。
巡礼の旅の費用はピンからキリまで様々とは思いますが、御夫婦で自家用車で廻られて、少し節約しながら安めの民宿や旅館などを利用して、燃料、駐車料金、昼食代、御朱印料、お賽銭などすべてで、6~70万円、旅館やホテルなどピンには限りは有りませんが、百万円でも御二人ですと、ごく普通の旅と思います。
一カ寺ごと少し丁寧にお参りしたり、観光地も巡り歩くと、さらにン十万円と大変なお金が必要です。 スタートで、私はまた今度次の機会にと、始めの一歩で二~三万円の準備を惜しんだばかりに何も残らない人、後悔する人は多いと思います。また今度、次の機会にお宝を残すと云うのはなかなか難しいと思います。      したがいまして私し共の白衣、笈摺ではなくても、納経帳または納経軸などの納経の証 【 お宝 】に出来る物の準備は、ぜひともされます様にお勧めいたします。   一カ寺の御宝印は二百円です、納経( 墨書 )百円ですから、八十八ヵ所すべての御寺と、高野山奥の院と高野山金剛峯寺などへのお礼参りなど納めますと、お金のほうも随分立派な金額になりますので、お宝につり合うそれなりの物を準備されます事を重ねてお願い致します。
 (先日の午後四時頃の事ですが、ある寺院でお聞きした話です、ちりめんの笈摺を見て、立派な衣だ、夕方になると朱肉がかすれてしまうかも知れないからと、奥の間から朱肉液を取り出して来られ、液を注ぎ足して下さり、鮮やかな御宝印を戴きました。  その時のお話のなかで、 「 タオル、手拭い,Tシャツなどを出してご宝印を押せという人が居るが、うちではお断りしている 」
と話されました。 私はこのはなしをお聞きして、大変うれしく思いました、自分さえ良ければの身勝手が、透けて見えるからです。
単なるスタンプラリーと御宝印を同一レベル?お寺はやっぱりこうでなくてはという思いと、ちりめんの衣を認めて戴いた事とで、何かホッコリとした気持で、お寺をあとにしました。)
重ねますが、ちりめんの白衣を各地の納経所でご宝印をお願いする為、箱から出して広げますと、ちりめんのシボの上品な美しさと風合いに、巡礼参拝の人々も納経の係りの方( 御法院さま又坊守さまなど )も、度々に、どこに行っても「  この衣の材料は何ですか?どこで売っていましたか?私も欲しいワ 」など、沢山の称賛のお声を戴きました。
この魔除けの白衣【 極楽ちりめん 】笈摺に御宝印が納まると素晴らしい、生涯の宝物を得た喜びに必ず大満足して戴ける事と思います。

平成25年4月21日 極楽ちりめん 柳本正直

此のところの、暖かさでフキノトウ、マンサク、梅が咲き。 シイタケまでも傘を重ねて、まさに枯れ木に花の、心うきうきとする季節になりました。
人の世には理屈では答えの出ない、不条理なことが2年前に起きましたが、テレビのインタビューに、「 帰るのを諦めました 」 と、少し年輩の方が話されていました。 アナウンサーはいろいろ考えて翻意されるように、質問を変えて、何とか前向きの希望の持てる答えを引き出す努力をされていましたが、その方の答えは変わりませんでした。
この方の厳しい、つらいお気持は、察するに余りあり、物質的な救いは十分でなくても,せめて心の、お気持ちの救われる日が1日も早くと祈りました。
ところで、自分は1日1日が悔いなく歩めたか。
気づかずに迂闊にも日々を送っている、自分がある。 智慧ない、金ない、後がない。 頭の毛、歯、目( 視力 ) など、どんどん引き算してきて、失う物も後少し、土俵ぎわに来ているのは判っているが、俵を上手に回りながら、チャンスをうかがうの思いです。
  一心に念じて、四国八十八ヵ所を廻れば必ず、お大師様にお会いできる、救われる。
私の一番初めの四国への旅は、自分が救われたいなどと思っていない、むしろ救いなど必要ない。   自分を遺棄する、四国お遍路の旅であったと思います。
今、お遍路の旅を思い返しますと、道端で、みかんを2個いただいて、びっくり、アメちゃんいただいて、びっくり、さらに50円いただいて、もっとびっくり。 この時の四国の人からいただいたお接待は、お大師様からの元気のでるお薬であったのかも知れません。
 人は誰もが仏心を持っている、四国を行けば仏に会える。 仏になれる。
古寺巡礼の旅、長い時間の祈りの旅も結願の日が来ます、結願の喜びは、清々しい厳かな喜びと思います。
       季節は最高、春の旅
 サー 行こう、行けばステキなことも、イーことも、キットある。 前向きに進んでみよう、思い立ったが吉日。  行けば、自らの心の有り様が変わる。
善悪すべてが、 スー っと心に入り、受け止められる。           カナ?

平成25年3月13日 極楽ちりめん 柳本正直

嬉しいことに、日の光の強さをはっきりと感じる、暖かい季節への期待のふくらむ頃となりました。  先月、コウノトリが吹雪の円山川で凍りついたかのような姿を見て、無事に冬越しが出来ます様にと祈りましたが。 今日は田んぼの中で、つがいのコウノトリが餌を探していました、もうすぐカッタリングも見られるでしょう、来月にはヒナも期待されます。 

ところで、最近有名人の方が亡くなられた、ニュースを見聞きすると、その人の年齢が気にかかります。  私より若い人ですと【 もうすぐ私も、いつ順番が回って来ても 】【 親父はいくつまで、お祖父さんはいくつまで 】 などと、つい自分の余命を思う年になりました。

人は、実は元気で何でもできる、どこへでも行ける、そんな体力に恵まれた期間は少ないと思います。 まして連れ合いが?親の体調が?、その上で、自由になる時間と少しのお金もなければ、お遍路さんの巡拝の旅も、不可能に近いと思います。
お遍路さんが出来ることは、ある意味で恵まれた人ですね ? 
そうした恵まれた人に今こそ、御四国88ヵ所巡礼の旅をお勧めいたします。
春からの巡礼の旅、 【 四国路の花遍路 】 花のウララの野山のなかで、 【 花びらのシャワー、新緑のシャワー 】 本当に絵になる素敵な、絶好の季節に日常を離れて、各寺院で仏様に手を合せ【 目を洗う、心を洗う 】巡拝の旅。 
四国には沢山の美味しい食べ物もあります。  気力の養分補給の時間、心身ともにリフレッシュの時間は、誰にとっても必要な事ですね。

お遍路さんは、いつ始めなければいけない決まりはないと思うのですが。 春はお遍路さんの一番多い季節ですね。 日中時間が長くなる、うるさい悪虫が少ない、卒業、定年など人生の転機の人が多いなど、様々と思います。
  旅のお供に、私どものちりめん製白衣を持参されまして、一カ寺1カ寺御参拝されました後、納経所で御宝印を戴いてきます。
結願の時にはちりめんのシボ、絹糸の上品な美しさ、最高の品位、風格に、ちりめん製笈摺にして良かった。「 やっぱり本物は違う、値打ちがあるわ、一生の宝物が手元に残った 」と、必ずお喜びいただけると確信しています。 ( もちろん道中着としても着用していただけますが、御宝印の納まった物は洗濯は出来ませんので、御承知おき下さい。 )又、道中着と判衣で、御一人さま2着が必要です。
お遍路用品の中では少し高額かも知れませんが、実物を手にされれば違いは歴然、本物の絹を実感して頂きたいと思っています。

平成25年2月14日 極楽ちりめん柳本正直


あけましておめでとう御座います。

皆さま、ご健勝で清々しい、新年をお迎えになられましたことを、心よりお祝い申し上げます。 皆さま、御一人御一人新年の抱負はお持ちでしょうが、今年は自分の生き方を探す、見つめ直す、価値観の再点検。 多くの仏像に向き合ってみて心のありよう、これからの生き方を問い直す、巡礼の旅、お遍路さんの旅はいかがでしょうか。  私の昔の事ですが、生きることに悩み苦しみ、絶望的な時、心身共にクタクタで寝てゆっくり休みたいのに、床に入ると頭がさえて眠れない、強いストレスで、みかんほどもある円形脱毛症が3か所もできた。死んだら楽になれる、苦しまなくて済むと思った時、四国88ヵ所めぐりのある本に、3番霊場金泉寺に黄金の井戸がある。  井戸の水に顔が映れば長寿、映らないと3年以内に死んでしまうという怖い言い伝えがある、と書いてありました。  私は、映らなければ死のうと決め、近くに誰も居ないのを確かめてから、恐るおそる井戸の中を覗き込みました、その井戸になにやらうごめくものが、目を凝らし、よくみると自分の顔が映っている。 暗い水面に自分の顔が映っている。 四角い井戸を南から西から東から3回確かめたが、泣き笑いのグチャグチャの自分の顔が映っている。 10年ほど前の事でした、何も問題は解決したわけではなかったが、その日を境に少しずつ寝られる様になりました。 また、幸せなことに良い先輩には、人は苦を背負ってこの世に生まれてくる。 楽だけを背負って、生まれてくる人はいない。この世に苦の無い人は居ないと教えていただきました。   四国88ヵ所を巡りますと、廻り始めと最終版では、心のありようが全くちがう自分がいます。  年初早々から重い話ですみません。  ところで私は、ン年前に還暦が過ぎましたが、50、60、ハナタレ小僧 70、80、ハタラキ盛り、90に成ってオムカエがきたら、100まで待てとオイカエセ。 との意気込みで、まだまだこれからハタラキ盛り。 今日の自分がこれからの自分にとって1番若い、やりたいことはまだまだ沢山ある、百姓も有るから、することは次から次に。  ロージン、ニンチショウは100才過ぎてからにしてくださいと、初もうでには、神仏にお願いを申しました。ともあれ、今年も元気で過ごせる幸せを感謝しながら暮らしていきたいと思っています。

平成25年1月14日 極楽ちりめん 柳本正直

私どもの製品 極楽ちりめん 笈摺は
御四国一番霊場
霊山寺様山門前すぐ左隣の

門前一番街様
お遍路グッズショップ
でもお買い求めいただけます。
実物をお確かめいただきましてのお買い上げもよろしくお願い申しあげます。
   尚、門前1番街様ではお遍路用品、1式そろえる事ができますので、門前1番街様での、1式のお買い上げもよろしくお願い申し上げます。
門前一番街様サイトはこちらからご覧ください。

道の駅 もみじ川温泉からもお求めいただけます。

     極楽ちりめん  柳本正直



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