第7話 うれしい

あらすじ

 放課後。帰ろうとする太助とシャオを屋上から見つめるフェイ。太助の決意を確かめるためにフェイは二人を尾行することにしたのだ。その途中、たかしに声をかけられびびるフェイ。←意外に小心者ですね。
 そこに乎一郎や花織も現れ、いつもの展開になる。しかしその間に、太助とシャオはどこかに行ってしまったのだ。お前のせいだとばかりにたかしをにらみつけるフェイ。あせったたかしは二人の寄るところならわかると言い、そこに先回りすることにする。
 一方、太助とシャオは、昨日一杯買い物をしており、今日はスーパーに寄る必要がなくなっていた。実はシャオが行きたいところがあるのだという。
 その頃スーパーに行ったフェイたちは、当然二人に会えるはずもなく、ますますたかしに対して怒りを募らせていた。
 シャオの行きたいところとは児童公園だった。シャオは、太助と二人で出かけるためにこんなことをしたのだ。これも「でぃと」だと言うシャオにてれる太助。
 その頃フェイたちは太助の家に帰ったが、まだ帰ってきていないとの答えが返ってくるだけだった。ばつが悪くなりそそくさと帰るたかしたち。一方フェイは、シャオがおかしいとキリュウたちに言う。ルーアンは、前からあんな感じだというが、フェイは腑に落ちない。もしかしたら人間と精霊の壁を越えること以外に二人の間には壁があるのではと思う。
 一方、ブランコに乗り、思いっきり反り返っていたシャオは、ブランコから落ちてしまっていたのだった。

登場キャラ ル・キ・た・乎・花



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