第6話 シャオは誰にも渡さない!!

あらすじ

 太助は最近、日曜日ごとに家の前をうろうろしている出雲に頭を悩ませていた。そのとき、シャオが物置の奥からテニスのラケットを見つけてくる。これにかこつけて裏口からシャオを連れ出す太助。しかし太助はこのとき重大なミスを犯していることに気づいていなかったのだ。
 テニスコートに着いた二人は早速テニスを始める。しかし突然ボールがすごい勢いで太助の後ろから打ち出されたのだ。
 太助「み…みみみみ」シャオ「耳耳?」←このボケ、さりげないけど好きです。
 その正体は出雲だった。実は出雲は太助の家の裏にテニスのボールが落ちているのを見つけてここに来たのだ。テニスをけっこうやると言う出雲はシャオにコーチをすると言い、手取り足取りコーチをする←はっきり言ってセクハラです。
 そんな出雲に対して太助は自分にも教えてくれるように頼む。しかし座ったまま投げやりな態度を取る出雲。運動神経がないと指摘された太助はシャオをかけて出雲とテニス対決をすることにする。そこに翔子が現れる。彼女は審判の役を買って出たのだ。
 そしていよいよ七梨太助vs宮内出雲の5セットマッチが始まった。
 〜30分経過〜 試合は出雲があと2ゲームとれば終わりという状況だった。ここでこのまま終わると面白くないと思った翔子はシャオに、「テニスに負けた奴は『千尋の谷』につき落とされるっていう決まりが大昔からあるんだ」と嘘をつく。その嘘を真に受けたシャオは球技の星神、虎賁を呼び出し、太助の力になるように頼む。そこから太助は大幅な追い上げを見せた。しかし太助自身にも疲れが見え始め、試合はあと1ポイントで出雲の勝利というところまで来ていた。太助は最後は自分の力でやると言い、虎賁の力を借りずに出雲に挑む。
 その結果は…残念ながらの敗北、出雲はシャオとの1日デート権を手に入れたのだった。その後映画に行く出雲とシャオ。しかし案の定、太助も一緒だったのだ。

登場キャラ 翔・出・虎


名セリフ

自分だけの力で出雲に挑戦したときの太助のセリフ

「今回ばかりは俺がシャオを守ってみせる!! あんな二重人格野郎に!! シャオは絶対渡さない!!!」

 翔子から言わせれば似合わない熱血した太助のこのセリフ。セリフ自体はかっこいいんですが、結果が伴いませんでした…(笑)


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