第5話 とってもキケンな祭りの夜

あらすじ

 買い物の途中で熱帯魚を見ていたシャオ。そこにいかにもナンパそうな男が声をかけてきた。しかしシャオはポケポケした態度で彼の言葉をたくみにかわす。彼は「久々におとしがいのありそうな子だ」と思う。
 家に帰ったシャオは太助を宮内神社のお祭りに誘う。浴衣を着ていこうとするシャオだったが、女御が着物の着付けをやったことがないらしく、結局太助に頼むことにした。
 宮内神社に到着した二人にさっきの男−宮内神社の神主である宮内出雲が声をかけてきた。シャオに優しい言葉をかける出雲だったが、シャオがいなくなったとたん急に態度を変える。帰ってきたシャオは、太助にたこ焼きと星神の離珠を押し付けて、出雲と一緒にどこかに行ってしまう。しばらくショックを受けていた太助だったが、「シャオに手ぇ出したらただじゃ置かねえ!」と気合を入れる。
 しかし、ただ陰から見ているだけだった。しかし見ていると自分がみじめになると思った太助はもとの場所に戻る。そこで太助は離珠に思いのたけを打ち明ける。実は離珠の能力は「伝心」で、その思いはシャオに伝わったのだ。太助が寂しい思いをしていると知ったシャオは軒轅で太助のもとに戻る。実はシャオは太助を驚かせるために出雲と一緒に金魚をとりに行っていたのだ。ずっとそばにいると言われた太助は心のそこからシャオに感謝する。
 しかし、そのやさしさにますますひかれた出雲は本気でシャオを口説こうとする。太助にとってはまた悩みの種が一つ増えたのだった。

登場キャラ 出・翔・離・軒・女


名セリフ

シャオがずっと太助のそばにいると言った後のシャオのセリフ

「私は守護月天。ちょっと離れてしまう時があっても月が必ず空に昇ってくるように、私は必ずあなたのところに帰ります」

 このときは自分の使命からこのセリフを言っていたシャオ。でも今は…


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