第48話 夏山で…(中編)

あらすじ

 キリュウは大地の樹々に太助の居場所を聞くという新たな能力を披露していた。なぜ初めからそうしないのかと聞くルーアンに対して(ルーアンたちへの)試練だというキリュウ。一方太助は巨大な木の存在を不審に思いながらもシャオの体調を心配していた。大丈夫だと答えるシャオ。しかしその仕草の一つ一つがなまめかしくて、太助は理性の大切さを改めて思い知っていた(笑)。このままではシャオを押し倒してしまいかねないと思った太助は、自分は外で寝るからシャオは中で休むように言う。しかしシャオは太助が怒ってるのだと勘違いをして、太助に…ちなみに乎一郎はルーアンに木の上に放置されていた(笑)。
 山小屋ではシャオが代わりに出ることになっていた。とりあえず外に出ようとした太助だったが、羽林軍により扉は封じられていた。力任せに突っ込むと、ルーアンが板をどかせていたので、勢い余って太助は前の木に頭をぶつけてしまっていた。すかさず抱きつくルーアンを見たシャオは、軒轅に乗って行ってしまう。復帰した太助はシャオを探しに行くことに。好きと言うのかというルーアンに対して言わないと答える太助。ルーアンは太助が幸せになる方法を知っているのに教えなかったのだった。
 頂上では、シャオが軒轅といた。そこにキリュウが現れる。シャオは思いのたけを打ち明け、どうすればいいのかと言う。それに対しキリュウは、ルーアンからの伝言を伝えるのだった。そしてキリュウ自身が知ったことも。
 離珠と一緒にシャオを探すキリュウとずっとほったらかしの乎一郎(笑)。これからどうなるのか?

登場キャラ ル・キ・乎・離・軒




次の話へ 前の話へ 目次に戻る