第47話 夏山で…(前編)

あらすじ

 夏休みのある日の夕方。夕食を作っているシャオに太助が話しかける。その内容は二人で山に行くというものだった。前日、シャオに告白をするために寝ないで考えた末のことだった。しかしこの計画をトイレのスリッパを使って聞いているものがいたのだ。
 当日、嬉々として二人を送り出すルーアン。しかしもちろん計画は知っているので、阻止するために山に向かうことに。
 山に着いた二人。意気込む太助を見たシャオは、今日は星神に頼るのはやめようと思うのだった。一方ルーアンも山に着いていた。とそこにもう一人、乎一郎がルーアンを追いかけて山に来ていた。ルーアンはこれは使えると思った。
 しばらくして太助とシャオの二人は分かれ道に差し掛かっていた。立て札通りに頂上の方へ進む二人。しかしその立て札はルーアンたちによって逆にされていたのだった。だんだん道が悪くなり、親密度が増すシャオたちに対して不機嫌そうなルーアンたち。
 午後6時。家で留守番をしていたキリュウは暑さで目を覚ました。なかなか帰ってこない二人が少し心配になってきていた。
 完璧に道を間違えたと気づいた太助たちだったが、もう遅かった。とりあえず体力温存のために休憩することにする。そのころ山に二人を探しに来ていたキリュウは、山荘の前の自販機付近で、ルーアンと散財させられている乎一郎(笑)を発見する。この状態でも支天輪を使わないシャオに、ルーアンは苛立ちを感じていた。
 そのころ太助たちはまだ同じ場所にとどまっていた。話しかける太助に対し、シャオは「支天輪を忘れてきた」と嘘をつく。シャオは太助に頼りたかったのだ。一方ルーアンたちは太助たちを探していた。なぜコンパクトを使わないのかというキリュウに対し、ルーアンは瓠瓜に食べられたので消毒中だと答える。
 歩き回っていた太助は猟師が使うような山小屋を発見。とりあえずここに泊まろうかと思ったが、シャオと二人きりだということに気づき、赤面するのだった(笑)。

登場キャラ ル・キ・乎・離


名セリフ

 今回は前中後編なので、名セリフは49話でまとめて書きます。



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