第45話 花織のお願いお星さま(前編)

あらすじ

 七夕を2日後に控えた7月5日。学校の屋上で花織は笹に飾りをつけていた。と、そこに独り言を言いながらいつになくアンニュイな気分になっているたかし。あさっては七夕だから願いは叶うと言う花織に、たかしは迷信だと一笑に付した。
 教室に戻って飾りを作る花織に何をしているのかと話しかけるゆかりんと熱美ちゃん。それを聞いたゆかりんはもうすぐ期末テストなのに何をしてるのかと怒るが、花織は聞く耳を持たない。
 屋上に戻った花織は、そこにルーアン(なぜか前髪が増殖(笑)の姿を認めた。言いたいことだけ言って帰るルーアン。と、そこに誰かのつぶやきが。実はたかしはあれからずっと屋上にいたのだ。「何しても叶わない願いは叶わない」というたかしに対して花織は「叶うもん! どんなことだって絶対叶うって信じてるもん!!」といって駆け下りていった。その姿を見てたかしは乙女ちっくもあそこまで行くと才能だと思うのだった。
 日付が変わって7月6日。教室で作っているとゆかりんが勉強勉強とうるさいので、花織は誰もいないところで作ろうとしていた。キリュウが涼んでいる廊下でハサミを忘れたことに気づいた花織は、慌てて駆け出す。と、そこに鶴が1羽忘れられていた。早速新しい試練用具として使うキリュウ。そこに花織が戻ってきて、太助がその鶴に触ってる(というか乗ってる)ことがわかると、その鶴をてっぺんにつけようとはしゃぎながら教室を後にするのだった。
 笹のてっぺんに鶴を付けようとする花織だったが、高すぎて届かない。あきらめろということじゃないのかというたかし。しかし花織はあきらめずに、たかしに肩車をしてもらって鶴を付けようとする。しぶしぶ応じるたかし(でも花織の太股にちょっと欲情(笑)。そこで短冊に書かれた花織の願い事を見たたかしは、なんとかしてその願いを叶えてやろうと思うのだった。…後半に続く。

登場キャラ ル・キ・た・花・ゆ・熱


名セリフ

 今回は前後編なので、名セリフは次回にまとめてお送りします(テレビかよ(笑)。



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